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炊き出しと学習会を行いました

今日は第4週の炊き出し。午前中はいつものおやじスタッフだけで準備。春うららかな日でとっても眠たい。
 昼過ぎにぼちぼちほかの若いメンバーが集まりだし、2時にお茶会のスタッフも集合。お茶会は「春だから出会いというテーマで」みんなから一言ずつ。奥さんとの出会い、会えなくなった子供のことなど・・・暖かかったりしんみりしたりする話がいろいろ出ました。

 炊き出しに並ばれた方は290人くらい。これでも第4週としては少ない方です。おこげもスープもきれいになくなりました。

 夜は場所をコミュニティーセンターに移して第2回学習会。Aさんの死(2月28日の記事を参照してください)と葬儀参列を巡るいきさつと、路上で出会ったBさんご夫妻がとりあえず路上を脱するまでのいきさつを報告してもらい、瀕死のAさんをろくに診察せずに放り出した病院にどう対処するか、就職が難しい状況にあるBさん夫妻が保護を打ち切られたりしないようにするにはどうしたらいいかなどの問題が話し合われました。
 どちらも、素人判断で動けることではなくて、専門家の意見を聞きながら最も有効な手を打つことが大事だろうという方向で話が進みましたが、人でもお金も足りない弱小団体には、重い課題です。
 1時間の予定が結局話したり図に2時間半になるという白熱した学習会になりました。
 もっとも、おかげで町に繰り出したのが遅くなって、16人もの大人数がすんなり飲み屋に入れたのはラッキーでしたが・・・

 炊き出しと学習会はどなたでも参加できます。学習会は毎月第4土曜日の炊き出しのあとに行う予定ですので、ぜひお集まりください。

by せ
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by tenohasi | 2006-04-22 23:44

22日は炊き出しと学習会

皆様

 あさっての土曜日・22日は定例の炊き出しとお茶会がありますが、そのあと6時半くらいから定例化第1弾の「TENOHASI学習会」を行います。

 今回は、TENOHASI代表の中村あずささんから、最近の池袋でおきた数々のできごとや事件と、それに対する数々の個別対応の報告をしてもらいます。

題して:「いま、池袋で起きていること・・・福祉行動と病院・行政・そして家族」

 池袋では、ブログにも書いたMさんの死(2月末)からの、つぎつぎと事件がおきて、個別対応の嵐が今も続いています。
 医療班のなかではある程度報告がなされていますが、プライバシーもあってブログや一般のメーリスには流していないことがたくさんあります。

Mさんの死と葬儀への参列
路上のカップルの妊娠と結婚と保護
動けないほど衰弱して救急車で入院したのに翌朝には路上に放り出された事件
サンシャイン近くの公園で若者の襲撃を受けて大けがをしたのに、縫合だけされて再び元の公園に戻された事件・・・

すべてに中村さんが関わり、ネットワークを総動員して行政や医療・警察がしなかったケアをしてきました。
この嵐の中から見えてきたことを報告してもらい、そもそも福祉行動とは何をどのようにするのかをじっくり話してもらい、これから私たちが地域社会や、病院・行政&警察に対してなにをしていくかをみんなで考えようという会です。

会場の関係で酒が飲めないので、このようなすばらしい会になりました。

池袋の路上生活者を取り巻く最先端の状況を知る最高の機会です。TENOHASIの活動に関心のあるか頼みならず、路上生活者の問題から見えてくる日本社会の現状に興味のある方にとって絶対に聞き逃せない会になると思います。
ぜひとも、皆さんご参加ください。

ということで、時間と場所です。

TENOHASI学習会
「いま、池袋で起きていること・・・福祉行動と病院・行政・そして家族」
 
時間:炊き出しのあと、6:30~7:30
 (炊き出し終了時間によって多少の変動あり)
場所:上池袋コミュニティセンタ-洋室
 (健康プラザとしまの7階)

場所が分からない方は↓のURLにある地図をご覧下さい。
http://www.city.toshima.tokyo.jp/map/map/d_2.html
池袋駅の北東側、東武線と山手線に挟まれた三角地帯にあるビルです。清掃工場の煙突を目印に進み、高速下の入り口から入ってエレベーターに乗ってください。

終わったら、「質問タイムと今後の動きを考える会」として、町に繰り出しましょう。
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by tenohasi | 2006-04-20 23:28 | 日々の活動

水曜日はおにぎりの日。

ふとした出会いから、おにぎりの具材をたくさん送ってくださった方がありまして、
先週に引き続き、いろとりどりの、美味しそうなおにぎりが出来上がっています。
おにぎりは、にぎる人によってかたちが様々です。
にっこりほほえんでいるような、まあるいかたちのおにぎりをつくるOさん。
もらいに来た人がびっくりして喜ぶくらいとにかくできるだけ大きいおにぎりをつくろうとするMIくん。
もらいはぐれる人が無いように、と時間いっぱい作ろうとするMUくん。
カラフルな、幸せの形です。
「ここは、おにぎりが大きいからもらいに来るんだよ。」という声があるそうです。

それぞれに、一日のお仕事やお勉強を終えて、いろんな仲間がこうして集まり
もらいに来る方のことを想いながら、あったかい気持ちになれるひと時をとても大切に
思っています。

「おにぎりなんて配るから働かなくなる」とかそんな声がよく聞かれます。

でも、路上で生活することは、お金が無いということは、どれだけ過酷なことなのか
自分でも体験してみなければ分からない辛さがあります。
皆さんの働きたくても働けない辛さをリアルに伝えられたらいいのに、と思います。

食べなければ、生きていけないし、生きていくことが出来なければ、働けません。
社会から蹴落とされ、その先ではぞんざいに扱われたり、ゴミのように扱われたり、
身体を休め心を休め、たいした栄養がとれないならば、
心も身体もぼろぼろになっていきます。
昨日の夜回りでは、路上に出てきたばっかり、という方にお会いしました。
駅に座り込んでいたのですが、こういった新人さんに毎週のようにお会いします。
首を切られてしまった、
病気になってしまった、
年齢制限で雇われなくなった・・
こうも簡単にドロップアウトしてしまうという社会に危機感を感じています。


週1回、たった1個のおにぎりでは、皆が楽できるほどの力にはとうていなり得ません。
けれども、毎週顔を合わせること、何でもお話できること、
あったかいおにぎり、が、
こんな殺伐とした現状に、何かしらのうるおいとなるならば。
そしてこんな場から次につながっていくようです。

(TENOHASIはいろんな人がいろんな思いで活動しています。)

az
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by tenohasi | 2006-04-20 08:11 | 日々の活動

桜の下での炊き出し

 今回は、時間短縮のためにアルファ米を使ってご飯を炊くことにしました。そのためにスタッフはいつもより1時間遅れ10時集合。
 春は皆さん忙しいらしく、午前中はレギュラーのスタッフのみでした。コーヒーを飲んだり、いまさんの差し入れのどら焼きやせんべい(ごちそうさまでした)をつまみながら、のんびりと準備をします。今日は野菜が高くて、白菜と油揚げが買えませんでした。それなのになぜか超大量にあるタマネギに涙しながら、野菜を手際よく刻んでいきます。途中、雷雨に遭いましたが、テントのおかげで調理続行。雨が上がるとまた青空が戻って、テントを乾かしてくれました。
 医療相談が始まる3時が近づいてくると、そちらのスタッフも揃ってきてだんだん公園がにぎやかになってきます。
 今日は法律相談もあって、法律家の方々も何人も駆けつけてくださいました。法律家というと堅苦しいイメージですが、ひげ面に普通のジャンバーにズボンといった感じの格好で、完全にその場の雰囲気にとけ込んでいたのはお見事と感心しました。
 皆さんから寄せられた服や毛布もお配りしました。ボランティアの青空床屋も開店して、南公園の一角はお祭りのような雰囲気。
 そして4時半から配食。今日は第2週だから少ないかと思いましたが、結局200人を超えました。23区では新宿などを筆頭に路上生活者が減っているのですが、豊島区は増えていることが行政の統計からも明らかになっています。並ばれている顔ぶれも、いつもの人もいれば、初めての人もたくさんいて、新たに路上に出た方が今もたえないことがわかります。
 医療相談では44名の相談があり、この前の夜回りで出会った方も痛む足を引きずって相談されていました。法律相談は8件の相談があったそうです。
 今、区当局から、公園の管理規則や区民からの苦情を理由に、炊き出しの縮小を求められています。でも、この場がいかに大切であるか、または行政がやるべき仕事を肩代わりしているかはきちんと見ればすぐにわかることです。それぞれ立場はありますが、「未来へひびきあう 人 まち」を掲げる区であるならば、これからもきちんとした方針を持って対処して欲しいと思います。私たちも、この場を維持できるようにがんばります。

by SE 
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by tenohasi | 2006-04-08 23:40 | 日々の活動

今日の夜回り

2006年度最初の夜回りに参加しました。

いつも通り70個用意したおにぎり。池袋東口のいつもの場所には今日もたくさんの方が待っていてくれて、あっという間になくなり、夜回りに持って行けるのは4つだけでした。
 でも今夜は、スタッフのすーさんが提供してくれた大量の「ジャンボどら焼き」を夜回りでお配りすることができました。
 すーさんは「○○で当たった商品券で買ったから」といっていました。でも、すーさんはここのところいつも福引きで当たった、とか、競馬場でただで配ってたのをもらったから、と言ってはいろいろな品を持ってきてくれます。本当にそんなラッキーがつつくのでしょうか?
仲間同士でほめても仕方ないのですが、本当にすてきな人です。

駅の構内を回って、今夜もいろいろな人に出会いました。
 初めてであった40歳の方は、ちょっと前まで埼玉の建築現場で働いていたけれど、人間関係がうまくいかずに路上に出てまだ2週間。病気の後遺症で満足に働けないそうです。
 足がかゆくてずっと掻いている方もいました。膝の周りもかなりむくんでいて辛そうだったので、土曜日の医療相談にぜひ来てください、とお伝えしました。
 今度の土曜日が炊き出しですよ、と宣伝して回っているのですが、毎週回っていても、初めて聞いたという方が必ずいます。
 中には、炊き出しですよ・・といっても炊き出しは絶対食べないからいい、という誇り高い方もいます。
 ここにはかけないけれど、ほかにもいろいろな方がいます。

 残りのおにぎりはすぐなくなったので「おにぎりはないんですが、どら焼きはいかがですか」と聞くと、ほとんどの人がほおーっという感じで顔をほころばせて「それ頂きます」「どうもありがとう」と言って受け取ってくれました。

皆さんもぜひ参加してみてください。


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by tenohasi | 2006-04-05 23:33 | 日々の活動

4月の定例会

 こんばんは。昨日はいつもどーり定例会が行われました内容は総会に向けた予算・決算の話し合い。会員制度について他のNPOとの交流について。ある方の葬儀への参列について役所との関係についてなど。。。今回も盛りだくさんです。まだまだこれからのてのはし、少しでもみんなの理想に近くなるように話し合っています。昼間は花見ということでほろ酔いの方もいましたがかえって頭の回転が良かった!?くらいです。
 予算・決算は今年ちょくちょく記載した成果も現れようやくたたき台ともなる基本の部分が出来たと思います。そのせいかいろいろ意見もいただきより良くなるように改善していきます。
 豊島区の他のNPOの方と交流を持つことで私たちの力を何倍にもしようと仲良くやって行こうと交流会に参加したのでその報告がありました。
 そのほか、ここでは書ききれないほどたくさん話。いつもどおり時間ぎりぎりまで話あいました。
 みなさんも6月4日の総会に是非いらして見てください。年に一回の総会なので会員制度についてなど大事な話し合いをしたり承認をいただいたりする大事な会議です。

 さて、話は変わりますが4月は出会いと別れの季節です。てのはしでは今年晴れて就職しそれぞれの仕事で頑張るようになった方がいます。合格・就職おめでとうございます!
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by tenohasi | 2006-04-03 21:01 | 日々の活動