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1月の学習会「練馬寮考察記」

みなさま

越冬はお疲れ様でした。
派遣村に行った人たちも、かなりの人がいい結果を得たようで何よりです。

さて、1月の学習会のは「練馬寮考察記」と題して、昨年4月にオープンした路上生活者緊急一時保護センター「練馬寮」の職員・三宅弘志さんをお招きします。

 1月24日(土) 午後7時から9時半
   豊島区立北池袋コミュニティーセンター和室
  (豊島清掃工場のえんとつの隣・健康プラザとしま7階)
   入場無料 誰でも参加OK


練馬寮は定員100名。
豊島区を含む5つの区の路上生活者が入所(原則1ヶ月)して健康回復を図るとともに、
入所者をアセスメントして、就労自立が可能と判断した人を
次の「自立支援センター杉並寮」へ送る役割も果たしています。

今まで、65歳以下で健康な「就労可能層」と呼ばれる人たちは、
路上生活になってもよほどの事情がなければ生活保護は認められなかったので
この練馬寮がほとんど唯一の公的なシェルターでした。
TENOHASIも今までさんざんお世話になっています。

三宅さんは、いま、練馬寮職員として
路上生活者の元を訪れて巡回相談をしたり
入所者と面接してアセスメントをしたり
もちろん入所者の世話をしたりしています。

三宅さんとは昨年、練馬で行われた「あしがらさん」上映会で知り合い、
そのあとたびたびTENOHASIの活動にも参加してくれています。
しばしば路上生活者支援について問題意識を話してくれる人です。

24日は、この制度の仕組みとその実情、さらに現場で感じたことをたっぷり話してくれる予定です。
こんな機会はなかなかありません。今からとても楽しみです。

三宅さんからメッセージを転載します。
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「練馬寮考察記」というのは、私自身が家に帰ってから仕事上拾い集めた疑問について整理するために書き付けているノートの表題です。
もちろん制度的な理解を中心にするつもりでいますが、半分はそうした日ごろ考えている題材を提示して皆さんの意見を伺えたらと思っています。
私個人としては皆さんに練馬寮のことを知ってもらうと同時に、 同じく路上生活者の支援に携わっておられる皆さんの意見も吸収したいし、ひいては「路上生活者」を越えた「人間」や「社会」についての一般的な理解につなげられたらと思っています(それが私のテーマでもあります)。
それ故、制度についてのテクニカルな話にとらわれずに意見交換の形も取り入れたいと考えています。
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写真は練馬寮の入り口。廃校になった高校の校舎を使っています。

皆さん、ぜひご参加ください。

事務局 せいの
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by tenohasi | 2009-01-18 15:18

あけましておめでとうございます

みなさま

あけましておめでとうございます。
昨年は、みなさまにとってどのような年でしたでしょうか。
みなさまに支えられたTENOHASIは、昨年にNPO法人となって、
メンバーも少しずつ増えて、
昨年からの年末年始の活動も、続けられています。

すべて、多くの支援くださるみなさまのおかげです。
本当に、ありがとうございます。


越冬活動は、
31日は、380名、1日は、終に400名を越えました。
TENOHASIでははじめてのことで、
現場スタッフも、対応に追われています。


平行して行っている調査活動では、
「スズキに切られて」といった若い方がいらっしゃるなど、
多くの割合で、短期に野宿となった方がいらっしゃいました。
多くの方が、仕事がほしい、路上から脱したいとお答えになり、
寒さがつらい、寝られないと仰っておりました。
「怠け者」という烙印を押す方々も、たまには見かけますが、現場の方の声は現実を、聞いてほしいなと切に思いました。


今年は、派遣切りがあったことと、例年よりもさらに期間工の仕事が減ったり給料がかなり減っていることが原因で(1/3と仰る方も)、野宿される方が増えているようです。
派遣村があるおかげで、多くの方をそちらにお願いすることができましたが、
それでも追いつかないほど、たくさんの方で溢れています。

いったい日本は、これからどうなるのかとか、と大きく考えたり、
目の前のこの方のつらさを、なんとか支援できないだろうかと、身近なことを考えたり、
そういうことで、頭を抱える日々です。


みなさまの知恵も含めたたくさんの支援を、今後も生かしていきたいと考えております。
ひとりでも多くの方が、つらい状況から脱することができるよう、
TENOHASI一同、本年もますますがんばっていく所存です

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

TENOHASI 一同
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by tenohasi | 2009-01-02 16:53