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炊き出しボランティア日記Vol.12

9月26日(第四土曜日) くもり

予定通り9月14日に南池袋公園が閉鎖になりました。

閉鎖された公園を見てきましたが、ぐるりと高い壁に覆われた公園をみて、
ずっと長い間ホームとしてきていただけに、ちょっとさびしい気持ちになりました。

★ ★ ★

さて、今回の炊き出しは、前回お知らせしたとおり、東池袋中央公園で行いました。
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17時から、医療生活相談・鍼灸マッサージ
19時から、配食

と、今までより時間を遅くし、使用するスペースもできるだけ限定しました。

この日、炊き出し班のボランティアスタッフは47名。
そのうち、このブログをご覧になったりして新しく来てくださった方は16名。

医療相談、生活福祉相談、鍼灸マッサージ班、「ほっと友の会」(お茶会)の
スタッフも含めれば、70名近くになります。
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出入り口の誘導に立ってくださった方、ゴミを探して拾ってくださった方、
列でのルールの説明や、声かけ、ちらしの配布・質問を受けてくださった方…。

東池袋中央公園での炊き出しは、多くの方々にご協力いただいたことで、

温かいご飯をお配りし、

健康に不安のある方の相談を受け、

心身の疲れを抱えた方に鍼灸・マッサージをし、

路上から脱したい方のサポートをし、

お茶会でおしゃべりをし、

法律相談のチラシをお配りして…

と、トラブルもなく無事に行うことができました。

本当にありがとうございました。
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ボランティア受付担当 シロクマ

過去のボランティア日記:
【2009/04/11 炊き出しボランティア日記Vol.1】
【2009/04/25 炊き出しボランティア日記Vol.2】
【2009/05/09 炊き出しボランティア日記Vol.3】
【2009/05/23 炊き出しボランティア日記Vol.4】
【2009/06/13 炊き出しボランティア日記Vol.5】
【2009/06/27 炊き出しボランティア日記Vol.6】
【2009/07/11 炊き出しボランティア日記Vol.7】
【2009/07/25 炊き出しボランティア日記Vol.8】
【2009/08/08 炊き出しボランティア日記Vol.9】
【2009/08/22 炊き出しボランティア日記Vol.10】
【2009/09/12 炊き出しボランティア日記Vol.11】
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by tenohasi | 2009-09-27 14:10 | 炊き出しボランティア

これからの炊き出しについて

みなさま

今後の炊き出しについて、ほぼ決めましたのでお知らせします。

9月14日に南池袋公園は工事のために閉鎖されました。
炊き出し継続のため、今まで通りの公園占用許可を他の公園でも認めるよう豊島区に要望しましたが、先日ご報告したとおり、区は今後炊き出しのための占用は許可しないと通告してきました。
しかし、だからといって炊き出しをやめられる状況にはありません。池袋周辺で多くの方が路上生活を余儀なくされており、毎日のように新規の流入がある現状では、食と医療と路上脱出の手段にアクセスできる炊き出しがなくなることは、更に多くの方が生存の危機に瀕することにつながります。
毎週金曜日に同じ公園で炊き出しをしてきた「マザーテレサの会」は、相談機能を持つ私たちの炊き出しを守るために断腸の思いで炊き出しを中止しました。月6回あった池袋の炊き出しのうち4回はなくなってしまったのです。せめて私たちの炊き出しだけでも存続させなければなりません。
そこで、私たちは今後、公園の「占用」にあたらない形での炊き出しを行うことにしました。
公園は、みんなが集まり、そこで休憩して、ご飯を食べたり相談したりおしゃべりしたりする場所です。今後のTENOHASIの炊き出しも、みんなでご飯を食べたり、心身の調子が悪い人や生活を変えたい人が相談したり、集まってお茶を飲みながらおしゃべりするという、通常の公園使用の範囲内で行います。もちろん、他の利用者に迷惑が生じないよう配慮しながら・・・。
そのため、公園に滞在する時間を短縮し、配食の時間を遅らせ、一般利用者が少ない時間にします。
周囲の商店街にはスタッフを配置し、ゴミなどの問題が起きないようにします。

しかし、炊き出しに並ぶ方は今も増えています。経済危機が路上生活者を激増させ、そのことで炊き出しへの苦情が増加し、そのために炊き出しが危機に瀕することになるという悪循環が続いています。
その悪循環を断つには、私たち自身が細心の注意をしながらタフに立ち回り、地域との共存を図っていくしかありません。

とりあえず、次回9月26日の炊き出しは、東池袋中央公園(豊島区東池袋3-1-6)で、夜7時から行い、その前の2時間、医療生活相談・鍼灸マッサージを行います。
すべて植え込みに設けられた回廊の中で行う予定です。
10月以降の炊き出しについては、また検討していきます。

お手伝い下さるボランティアの方は、これまで通りアポなしで、東池袋中央公園のトイレ前に午後4時に集合してください。
新しい場所での第1回の炊き出しを成功させるためにはとにかく多くの人手が必要です。
ぜひ皆さんの積極的な参加をお願いします。

TENOHASI一同
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by tenohasi | 2009-09-20 09:04

炊き出しボランティア日記Vol.11

9月12日(第二土曜日) くもり時々雨

南池袋公園での最後の炊き出しは、生憎の雨模様でした。
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雨にぬれないようにと、テントを張って作業を進めます。
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今日は、配食前に古着を配ったり。
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缶入りのパンを配ったり。
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毎度おなじみのバナナを配ったり。
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断続的に雨が振ったりしていましたが、配食前には雨も上がってくれたので
助かりました。

毎回行っている生活福祉相談もテントなしです。
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今日のボランティアスタッフは、南池袋公園での最後の炊き出しということで、
色々な方々が沢山きてくださいました。

本当に久しぶりの方、越冬以来の方、遠くから来てくれた方。

16名の新しく来てくださった方々。

新聞の記事や「てのはし」のwebサイトで、炊き出し継続問題についてご覧になり、
来てくださった方々。

「ホームレス」問題を「他人事とは思えない」という方々。

元「ホームレス」状態だった方。

池袋が地元で好きだという方。

金曜日の通称「マザーの炊き出し」に参加されて、「てのはし」の活動を知った方々。

色々な方々が来てくださいました。

南池袋公園での最後の炊き出しに来てくださったボランティアスタッフは総勢67名です。
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炊き出し継続に向けて、色々な働きかけを続けています。

続報をお待ちください。

ボランティア受付担当 シロクマ

過去のボランティア日記:
【2009/04/11 炊き出しボランティア日記Vol.1】
【2009/04/25 炊き出しボランティア日記Vol.2】
【2009/05/09 炊き出しボランティア日記Vol.3】
【2009/05/23 炊き出しボランティア日記Vol.4】
【2009/06/13 炊き出しボランティア日記Vol.5】
【2009/06/27 炊き出しボランティア日記Vol.6】
【2009/07/11 炊き出しボランティア日記Vol.7】
【2009/07/25 炊き出しボランティア日記Vol.8】
【2009/08/08 炊き出しボランティア日記Vol.9】
【2009/08/22 炊き出しボランティア日記Vol.10】

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炊き出し継続問題についての記事は↓こちらから(ぜひ一度ご覧ください)
【炊き出しがピンチです!】
【高野之夫豊島区長への申し入れ書(2009/07/28に提出)】
【添付資料1 TENOHASIの活動と、炊き出しの必要性について(2009/07/28に提出)】
【添付資料2 炊き出しと医療支援について(2009/07/28に提出)】
【公園周辺の事業所への聞き取り調査をしました。(2009/08/06に実施)】
【豊島区長からの回答(全文)(2009/08/12付け)】
【TENOHASIの調査活動が毎日新聞・Yahoo!に】
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by tenohasi | 2009-09-13 01:42 | 炊き出しボランティア

9月11日(金)、12日(土)の炊き出しにご参加ください!

みなさま

ボランティア受付担当のシロクマです。

炊き出し継続問題について、さまざまな方から、支援、応援をいただいております。
本当にありがとうございます。

炊き出し継続問題についての記事は↓こちらから(ぜひ一度ご覧ください)
【炊き出しがピンチです!】
【高野之夫豊島区長への申し入れ書(2009/07/28に提出)】
【添付資料1 TENOHASIの活動と、炊き出しの必要性について(2009/07/28に提出)】
【添付資料2 炊き出しと医療支援について(2009/07/28に提出)】
【公園周辺の事業所への聞き取り調査をしました。(2009/08/06に実施)】
【豊島区長からの回答(全文)(2009/08/12付け)】
【TENOHASIの調査活動が毎日新聞・Yahoo!に】

なんとか「ホームレス」総合支援の場である炊き出しを続けるべく、さまざまな
働きかけをしていますが、その動きとは関係なく、南池袋公園自体の閉鎖は
14日(月)に行われることが確定しています。
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つまり、南池袋公園で行う「てのはし」の炊き出しは、次の12日(土)が最後となります。

また、別団体ではありますが、やはり南池袋公園で毎週金曜日にお弁当を配っていた、
「池袋ホームレス炊き出し支援サークル」の炊き出しも11日(金)が最後です。


・・・いうことで、募集です!

「今まで参加したかったけど、いまいち気乗りのしなかった方」
「一度行ったら何度も参加しないと申し訳ないと思っている方」
「半分興味本位なので参加するのは悪いと思っている方」

・・・などなど、この機会に来てみませんか?

毎度書いていますが、てのはし(TENOHASI)のボランティアは、

一回きりでもok
アポなしok
できる時間でok

です。

午前中だけとか、午後2時間だけとか、全然okです。

見学+α程度に軽くやりたい方は16時あたりからの配食作業などがお勧めです。
逆にがっちりみっちりやりたい方は午前中からがお勧めです。


また、金曜日の通称「マザーの炊き出し」でも、ボランティアを募集しています!

詳細は、こちら↓から。
【公式HP:池袋ホームレス炊き出し支援サークル】

ぜひ一度公式HPをご覧いただきき、これまでの活動についてや、今回、撤退を決めた
経緯など、知っていただけれと思います。


ボランティア受付担当 シロクマ

過去のボランティア日記:
【2009/04/11 炊き出しボランティア日記Vol.1】
【2009/04/25 炊き出しボランティア日記Vol.2】
【2009/05/09 炊き出しボランティア日記Vol.3】
【2009/05/23 炊き出しボランティア日記Vol.4】
【2009/06/13 炊き出しボランティア日記Vol.5】
【2009/06/27 炊き出しボランティア日記Vol.6】
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【2009/07/25 炊き出しボランティア日記Vol.8】
【2009/08/08 炊き出しボランティア日記Vol.9】
【2009/08/22 炊き出しボランティア日記Vol.10】
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by tenohasi | 2009-09-10 01:57 | 炊き出しボランティア

tenohasiの調査活動が毎日新聞・yahooに

事務局のsです。

yahoo japanのトップページのトピックスの2つめに
路上生活者の6割超が精神疾患[new]
という記事が出ています。
毎日新聞の記者が最近のTENOHASIの炊き出し現場で取材して書いてくれたものです。
炊き出しの存続問題は東京のローカル記事にしかならなかったのですが、こちらは全国版のようです。
路上生活者におおくの精神疾患を抱えた方がいらっしゃるのはこの活動をしていれば誰でも感じることですが、きちんとした調査がなかったと言うことでしょう。
それが出来たのも、炊き出しがあってこそです。
炊き出しが続けられるように、今、みんなで努力しています。

記事は、開いてもらうか新聞を買ってもらうのが早いと思いとおもいますが、しばらくするとネットからは削除されてしまうでしょうから、念のために貼り付けておきます。

<路上生活者>6割以上が精神疾患 池袋周辺で医師らが調査
9月2日15時2分配信 毎日新聞

 路上生活者の6割以上がうつ病や統合失調症など何らかの精神疾患を抱えていることが、東京の池袋駅周辺で精神科医らが実施した実態調査で分かった。国内でのこうした調査は初めて。自殺願望を伴うケースも目立ち、調査に当たった医師は「精神疾患があると自力で路上生活から抜け出すのは困難。状態に応じた支援や治療が必要だ」としている。【市川明代】

 国立病院機構久里浜アルコール症センター(神奈川県横須賀市)の森川すいめい医師らが昨年末~今年1月上旬、池袋駅周辺で路上生活者の支援に取り組むNPO法人「TENOHASI(てのはし)」(清野賢司事務局長)の協力を得て実施。駅1キロ圏内に寝泊まりする路上生活者約100人に協力を求め、応じた80人を診察した。

 それによると、うつ病が40%、アルコール依存症が15%、統合失調症など幻覚や妄想のあるケースが15%。複数の症状を発症しているケースもあり、不安障害やPTSD(心的外傷後ストレス障害)なども含めると63%(50人)が何らかの精神疾患を抱えていた。失業してうつ病になったり、疾患が原因で職に就けないなどの理由が考えられる。重症者は調査に応じられないため、実際はより高い割合になるとみられる。

 一方、約半数が「死んだほうがいい・死んでいたらよかった」などと考え、「自殺リスク」があることも判明した。路上生活歴は平均5年8カ月だったが、6カ月未満が20人で最も多く、森川医師は「公園や河川敷と異なり、家を無くしたばかりの路上生活者が多く、自殺につながりやすい」と懸念する。

 森川医師によると、精神疾患を抱えると、▽自分には生活保護を受ける権利がないと思い込む▽自ら福祉事務所に相談に行けない▽福祉事務所の職員と話がかみ合わない--などの理由で路上生活から抜け出すのが困難になるという。

 森川医師は「国は精神科病床の削減を進める方針で、精神疾患を抱える路上生活者が増える可能性もある。専門性の高いケースワーカーの育成が急務」と指摘する。

 調査メンバーは今後、路上生活者の中に数多く含まれるとされる発達障害や知的障害についても調べる。

 ◇【解説】新政権は早急に対策を

 路上生活者の6割が精神疾患を抱えている実態を指摘した今回の調査は、国に支援策の見直しを迫るものだ。

 国の最新調査(09年1月)では、全国の路上生活者数は前年比1.6%減の1万5759人。自治体の大半が日中に職員が目視で人数を数えているが、路上生活歴が短い場合、一見して分かりにくいうえ、深夜の駅周辺に寝場所を確保する傾向があり、「今の調査方法では実態がつかめない」との批判が出ている。7月の完全失業率は過去最悪の5.7%を記録し、路上生活者がさらに増える可能性がある。

 行政側の従来の路上生活者支援は、ケースワーカーが短時間面接し、一時保護施設にあっせんするなどして終わるケースが多かった。

 しかし、短期間で一時的な支援では、精神疾患の有無を把握することは困難。路上生活者を減らすためには、ケースワーカーが繰り返し当事者に接触し、必要に応じて医療につなげるシステムづくりが不可欠だ。何よりもまず新政権は、路上生活者と精神疾患に関する全国規模の調査を行い、実態を把握する必要がある。【市川明代】

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最終更新:9月2日17時57分
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by tenohasi | 2009-09-02 19:56