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こんな風景


ある日のシェルターにて

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わたしたちTENOHASIが運営している「シェルター」は、
炊き出しや夜回りなどで出会ったかたがたのうち、
肉体的にも精神的にも困窮されているかたに、
とりあえず其処で体を休めて、
次のステップへ向けて、日常的な生活をとりもどしながら
体や心を回復させてゆく為の居場所の一つです。

普段から衛生面などにも気を付けているのですが、
多忙なスタッフも、部屋の各所にこもる生活臭対策まで
なかなか手が回りません。

そんな中、
いつも博識で手先が器用で、
木の実や小物を使って芸術的な作品にまで仕上げてしまう
おなじみKさんが、シェルターを訪問してくれました。

賞味期限の過ぎてしまった、ドリップ式コーヒーの粉を、
棄ててしまうには勿体ないし、どうしようか思案していたところ、
「紙にくるんで脱臭剤に使えるよ。」
「ついでに、珈琲のいい香りがするよ。」
と、教えてくださいました。

そこで早速、Kさんの指導のもと作ったものが
この写真のものです。

コーヒーの粉を、通気性の良いガーゼ状の布でくるんだあと、
いちおうキッチンペーパーで更にくるんで完成。

「謎の物体」として棄ててしまわれないように
念のために「脱臭剤」とマジックで書きました。
それを、
シェルターの冷蔵庫内や、洗面所、
玄関の隅や靴箱の中に置いてみました。

近くを通るたびに、確かにほんのりと
珈琲の良い香りが漂います。

Kさんのおかげで、こうして珈琲の粉は
無駄にならずにシェルターの快適空間つくりに
役に立ってくれました。

Kさんのお蔭でささやかですが、うれしいことでした。

シェルターも、様々な多くの皆様の
善意によって支えられています。
ご寄附の品々も、大切に使わせて頂いております。

事務局
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by tenohasi | 2014-08-31 20:18 | こんな風景

日本自殺総合対策学会 記念フォーラム

WHO「世界自殺予防デー(9月10日)」にあわせて、

日本自殺総合対策学会の設立記念フォーラムを開催します。

日本自殺総合対策学会は、自殺対策の
「現場(実践)」と「研究」と「政策」の連動性を高めて日本の自殺対策の
総力を結集し、
政策作りの新たな枠組みをつくることをめざす任意団体です。

現場の実践的な取組を踏まえて、
自殺問題や対策のあり方を様々な学問的視点から検証し、
それらを政策立案に活用するための枠組みをつくること。

社会全体で自殺対策を総合的に推進するためのPDCA サイクル
「Plan(計画)-Do(実行)-Check(検証・評価)-Act(改善)のサイクル」
を確立することが、日本自殺総合対策学会設立の目的です。

日 時:9月7日(日) 16時30分から19時30分まで。
              (懇親会が同会場で20時30分まであります。)
会 場:一橋講堂  千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内
              http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/hitotsubashi.html


全国各地から、また自殺対策の
様々な領域から、関係者が集います。時間は
申込みが必要となりますので、
また定員になり次第受付を終了しますので)、
関心のある方はお早めに下記ページよりお申込みください。
http://www.lifelink.or.jp/hp/140907_soukai.html

新しいつながりが、新しい解決力を生む。
この機会を、日本の自殺対策の新時代を拓く第一歩にしていきましょう。

【参加者】 自殺対策関係者 (参加費3000円を予定)
【WEB申込み】 http://www.lifelink.or.jp/hp/140907_soukai.html
【問い合わせ先】 NPO法人ライフリンク TEL 03-3261-4934
              info★lifelink.or.jp
(★を@に変えて入力してください)

日本自殺総合対策学会 発起人代表
清水康之
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by tenohasi | 2014-08-30 20:09 | お知らせ

8/23 炊き出しボランティア日記

8月23日(土)天候晴れ?曇り?

降水確率50%。
雨は炊き出しの天敵ですが、
配食の時間帯に降りさえしなければ、
御の字ということです。

少し前の容赦なく照りつける太陽は、
やや影をひそめたものの、
やはり調理場に日よけのテントと
水分補給は必須です。

天候以外にも心配なことが・・・

今日、コアスタッフは何人集まるのか?

”班長”はこの暑さで体調不良。
”ご意見番”は仕事の原稿の締め切りに追われ、
夏休みの宿題が終わっていないらしい、某ヤング軍団構成員Aも、
額に汗をかきかき、机にかじりつく。(と想像される)

その他、この時期ならではの諸事情で参加できない
スタッフもちらほら。

果たして6時の配食に間に合うように汁は仕上がるのか?

とても心配だったのですが、
いつもよりはやや少ないものの、
新規のボランティアさん数名の参加もあり、
画期的にも少しの時間的余裕も残しつつ、
無事、調理作業は終了しました。

TENOHASI総会の議事録にも、
載っていますが、
確実に「炊き出し」を行っていくためには
ボランティアさんの定着とともに、
コアスタッフという継続的に関わる人間を増やすことも、
やはり重要な課題だな、と改めて思った次第。

そのためにもTENOHASIの活動を、
より魅力的なものにしなければいけませんね。

まあ、そこが一番難しいことなのでしょうが。

A
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by tenohasi | 2014-08-24 18:53 | 炊き出しボランティア

渋谷夏祭り

2014 渋谷夏祭り が開催されます。

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渋谷周辺の野宿生活者と支援者が一緒につくるおまつりです。

渋谷は、オリンピックに向けて、怒濤の再開発が予定されています。
駅前は交差点が消え、新しいビルが次々と建ち並び、
現在、支援団体の「のじれん」が、共同炊事
(野宿生活者と支援者が一緒に食事を作って食べる炊き出し)を行っている美竹公園は、
渋谷区の仮区庁舎を建てるためにつぶされそうです。
ナイキ公園化された宮下公園は、周辺とあわせて大規模改修、
もしかしたら商業ビルになってしまうのかもしれません。

そんな逆境をはね返して、渋谷を貧乏人でにぎわう街にしてしまえ!
というおまつりにするつもりです。

当日は、焼きそば、チジミ、宮下名物ぎょうざの屋台に加え
かき氷、フルーツポンチ、果実酒、古本を販売するブース、
アルミ缶古紙組合、反五輪の会の展示、
茶話会、休憩所ブースなど出る予定です。
缶つぶし競争などのゲーム、カラオケ、盆踊りもあります。

どなたでも参加できます。
当日は現金ではなく、受付で金券を購入していただいて
屋台やブースで買物していただく仕組みです。
アルミ缶30個持参すると、金券4枚(4ミャア>と交換できます。
20時くらいまでやっている予定ですので、ぜひ顔を出してみてください。

とのことです。

渋谷夏まつり実行委員さんよりご案内頂きました。
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by tenohasi | 2014-08-22 19:42 | お知らせ

夜回りおにぎり

今晩の夜回りのおにぎりは

さっぱりした味になるように
生姜を使った漬物を添えてみました

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過酷な気候が続いています。

みなさまのご無事をお祈りしております。


事務局
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by tenohasi | 2014-08-20 22:11 | 日々の活動

野宿者襲撃対策

過日の当該ブログでもご案内差し上げました、野宿者襲撃への対策の件で、
諸事情の為、事後報告となりましたが、
下記の通り皆様にご報告申し上げる次第です。

このたび、
NPO法人もやい、
住まいの貧困に取り組むネットワーク、
山谷労働者福祉会館活動委員会、
ひとさじの会など、
東京都内の野宿者支援団体、
生活困窮者支援団体が合同で野宿者への襲撃(暴力被害)の実態について調査し

「野宿者襲撃への対策を求める要望書」を作成し

去る8月14日に、
上記団体及び
東京都内の野宿者支援団体らが合同で
都知事、及び都総務局人権部、福祉保険局生活福祉部
都教育委員会へ、
「野宿者襲撃への対策を求める要望書」の
申し入れをおこないました。

その上記支援団体合同での申入れの際、
NPO法人TENOHASIとして名を連ねることに関して、
緊急に申入書に連名する、ということになり、
8月14日の申し入れとなりました。

この件に関しまして、
みなさまには事後報告となりましたことを
お詫び申し上げますとともに、
上記の旨ご報告申し上げる次第です。

その動きについての詳細、
申入れの際のその場での発言の精確な書き起こし内容は
下記のサイトをご参照ください。

http://synodos.jp/society/10257

また、この件についての各種報道(一部)は下記の通りです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14030_U4A810C1CC1000/
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140815/k10013842471000.html

この件に関する今後の動きに関しましても、
必要に応じて随時ご報告申し上げる次第です。

引き続き、皆様のご理解とご支援頂きたく
何卒よろしくお願い申し上げます。

事務局
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by tenohasi | 2014-08-16 21:53 | お知らせ

炊き出しボランティア日記夏祭り版

8月9日(土)は事前告知の通り夏祭りを行いました。

例年この日は暑い中での活動となることが多いのですが、
今回は台風接近のため気温はそれほど上がらず、
その上雨も頻繁には降らなかったので、
慰霊祭や調理、スイカ割りなど各活動を順調に進めることができました。


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また、夕食のカレーを運ぶ車が渋滞に巻き込まれ
配食開始が45分遅れで始まることになりましたが、
こちらも大きな混乱はなく無事に終えることができました。

カレーとビリヤニ(鶏炊き込みご飯)、そして夏祭りのかき氷とお菓子は、
大塚モスクの皆さんが用意して配布していただき
さらに新しい下着なども出してくださいました。
ご支援に感謝します。

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慰霊祭へご参列いただいた皆様、
活動にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の炊き出しは8月23日(土)になります。
次回は通常通りどなたでもご参加いただけますので、
今回参加を見送られた方は是非お越しください。
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by tenohasi | 2014-08-11 01:01 | 炊き出しボランティア

路上生活者の姿知ろう 東京・墨田、全区立小中で「特別授業」

下記の新聞記事ご紹介いたします。
2014/7/30 日本経済新聞
---路上生活者の姿知ろう 東京・墨田、全区立小中で「特別授業」 ---

 若者が路上生活者(ホームレス)を襲う事件をなくそうと、
東京都墨田区は全ての区立小中学校で、
路上生活者について学ぶ取り組みを6月に始めた。
野宿生活を送る人を「ゲスト教師」として招いた学校もある。

 東京スカイツリーからほど近い墨田区立曳舟小学校。
夏休み直前の7月10日、6年生約60人が待つ教室に都内で
野宿生活を続ける男性2人がやって来た。
ひとりは74歳の「加藤さん」、もうひとりは「小山さん」と呼ばれる66歳の男性だ。

 路上生活者らを支援する民間団体
「山谷労働者福祉会館活動委員会」の向井宏一郎さん(42)が
2人に質問する形で授業が始まった。

 加藤さんはもともと漁師だったが、
ビル建設の仕事に転じ鉄骨を組み立て続けてきた。
小山さんは土木作業のベテラン。2人とも仕事が見つからなくなり、
住居費を払えなくなった。今は空き缶回収が主な仕事で、
収入は一日歩き回って千円前後だという。

 教室がざわめいたのは小山さんが住む小屋の中の写真
見捨てられないという小山さんは8匹の猫を飼っている。
餌代は空き缶回収の稼ぎの「半分だね」。

 向井さんが静かに語りかけた。
「こういう人たちへの暴力が起きてしまっている。
石を投げられたらどんなに恐ろしいか想像してみて。
この人たちは、不安で寝られなくなるんだよ」

 路上生活者への襲撃事件は各地で発生し、
加害者が墨田区の中学生と判明したケースも一昨年、昨年と続いた。
路上生活者らが墨田区教育委員会などに要請を重ね、
襲撃が起きやすい夏休み前にこうした取り組みが実現した。

小学5、6年生と中学の全学年が対象だが、
これまでに路上生活者本人を招いたのは曳舟小だけ。
ほかはビデオなどを使って路上生活者の姿を教えている。

 墨田区教委指導室の岡本賢二・統括指導主事は
「これまでは近づくな、かかわるなと『遠ざける』指導をしてきたが、
襲撃事件が起きた。
路上生活をしている人たちを正しく理解することが大切だと考え、
方向転換した」と説明する。
ただ効果が生まれるかどうか、「検証はこれから」(岡本さん)という。

以上です。
事務局
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by tenohasi | 2014-08-03 15:00 | お知らせ