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12/30 炊き出しボランティア日記

越冬活動2日目。
防寒対策バッチリで臨んだものの、
晴れて暖かく、作業しやすい30日でした。

コアスタッフが少なかったので、
新人さんたちに、消毒の仕方、野菜の切り方など、
ていねいに指導する余裕がなくて、戸惑ってしまった方もいたかも…。
越冬期間はなかなか難しいですね、ゴメンナサイ(>_<)
でも、人数的には十分間に合う体制で、
まかないめしタイムも比較的ゆっくりできました。

今日の汁は久しぶりに味噌味
(赤味噌使用で、ブロッコリーも入れたためか、
見た目はビーフシチューのよう(^_^;))。
配食には、135名の方が並び、300食以上配食。
ほかほかご飯にあつあつの野菜たっぷり汁をおいしそうに食べてくれました。

前日は汁が残ってしまったため、若干少なめにしたのでほぼ完売!!
ご飯もお弁当にしてすべてなくなりました。

初めて参加のボランティアさんの中には、
小学校5年生の男の子(お母さんと公園から参加)、
千葉から来てくれた高校1年の女の子(おばさんと調理から参加)もいて、
こうした10代の若い人が関心を持ってくれるのはうれしいことです。

また、ホームレス問題に取り組み、
TENOHASIでもおなじみのノンフィクションライター・
北村年子さんも配食に駆けつけてくれました。
元日放送のFMヨコハマのレギュラー番組「あなたにあえてよかった」では、
教材DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』の
音声をつかったラジオドラマを放映するということで、こちらも楽しみ。

残りの越冬期間中、天気がよいことを祈ります。

(T)
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by tenohasi | 2014-12-30 23:30 | 炊き出しボランティア

12月29日炊き出しボランティア日記 越年越冬活動開始

この冬も越年越冬活動が始まりました。
世間がクリスマスやお正月で華やぐ年末年始。
しかし、生活に困窮して蓄えを持てない方々にとっての年末年始は、日雇いなどの仕事が途切れて、役所も閉まり、北風の冷たさと世間の冷たさがいっそう身にしみる、1年で最も厳しい時期です。 

せめてみんなで集まってあたたかいものでも食べて年越ししよう、と始まったのが越年越冬活動。
年越し派遣村が始まるずっと前から、全国の支援団体が取り組んできた活動で、池袋でも15年くらい前から始まりました。

TENOHASIは、この冬も12月29日から1月3日までの毎日、暖かい炊き出しを約200人分400食・寒さをしのぎ身ぎれい保つための衣類・熱いコーヒーや甘酒・クラッカーなどを配るとともに、医療相談や生活相談・鍼灸マッサージなどを行います。

今日はその初日。

いつものように11時にボランティアの皆さんが調理場所に集まり、炊き出し作りをはじめます。
今日の材料は鶏肉10キロ/ニンジン・タマネギ・ジャガイモ各20キロ/白菜・キャベツ各2ケース/大根1ケース/ついでにヤングコーンやブロッコリー・厚揚げなどその日に八百屋さんが見つくろって持ってきてくれた材料多数。うちの炊き出しは、普段の食生活で不足しがちな野菜をたくさん食べてもらうのが売りですから・・・
20名ほどのボランティアが、皮をむき、細かく刻んで下ごしらえをします。

ガレージに作られた厨房では、5升炊きの炊飯器3つを駆使して48リットル(約27升)の米を炊いて保温容器へ。
それが終わると、巨大寸胴4つにお湯を沸かして、固いものから火を通していきます。
味付けはだしの素1キロ/醤油10キロ/みりん4キロ/その他秘伝のレシピ。

炊き出し会場の東池袋中央公園では、16時から鍼灸マッサージ班が活動を開始。待っていた人たちが、こりや疲れを癒やします。
16時半からコーヒー配布。集まったのは30人ほどで、やはり越冬中は人が各地に分散するためいつもより少なめです。雨で地面が濡れていたので衣類配布は明日にしました。
17時からは、医療相談。40人あまりの皆さんが、ボランティア医師の診察を受けました。特に重篤な方はおらず、賑やかだけれど平和な医療相談でした。
同時に、新人ボランティアの皆さんのための「公園ツアー」。ホームレス問題について語りながら、各ブースを回ります。

炊き出しを求めて集まった方々は、約140人。
昨年とほぼ同じでした。
暖かい汁かけご飯は、米よりも野菜と肉が山盛り。ほとんどの人が2杯以上食べられます。
おかわりの時、「飯はいいから汁の具を大盛りにして」という方もたくさんいらして、「野菜を食べて~~」と声をかけているスタッフを喜ばせてくれました。

200人分用意しましたから、かなり残ってしまいました。
それでも汁は優先的に配ったので残りはたいしたことなく、3分の1くらい余ったご飯はパックに詰めてふりかけと漬け物を添え、約100パック皆さんにお配りしました。「冬は腐らないから明日の朝と昼に食べられる。ありがたいよ」と笑顔で言ってくださる方も。

最後に公園をきれいに掃除して、締めのミーティング。今日の配食数や医療相談・鍼灸マッサージ利用者数・ボランティア数と今後の予定について話し、新人の皆さんから感想をいただきました。この日の最年少は小学5年生男子。お母さんと一緒に参加。次は高校1年女子。大学生は多数。参加してくださったボランティアは合計50名あまり。

炊き出し終了後、初めての試みとして、希望者がカフェに集まっての「ボランティアお茶飲んで懇親会」を開きました。ボランティアの皆さんにTENOHASIから情報を提供するだけでは無くて、皆さんの思いをアウトプットして交流する機会を持ちたいからです。
話は炊き出しの手伝いをしてみての感想からはじまって、最後は資本主義社会の将来にまで及びました。
こういう生きづらい世の中で、路上に出ざるを得なかった人達が、TENOHASIに出会って、自分自身の人生を取り戻していく姿は、私たち自身の希望にもなることだよね、なんて話にもなりました。

いつもの越年越冬活動でいつもの炊き出しをしているだけなのですが、炊き出しに並ばれたお一人お一人のささやかな支えとなり、参加したボランティアの皆さんにとっても知らなかった世界に目を開くきっかけとなるように、心がけていきたいと思います。
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by tenohasi | 2014-12-29 22:29 | 炊き出しボランティア

ふとんで年越しプロジェクト

今年も、行政機関の窓口が閉まる「年末年始」の期間、私達は一人でも多くの方が暖かくして年を越せるように、共同のシェルターを借りて必要な方に提供する 「ふとんで年越しプロジェクト」が始まりました。

昨日、NHKと朝日新聞の記者さんがTENOHASIの炊き出しに取材に来られ、今日、ニュースになりました。

NHKネットニュース
昨日のTENOHASIの炊き出しの写真がアップされています。

朝日新聞デジタル
是非ご覧いただき、ふとんプロジェクトを、TENOHASI共々ご支援ください。

TENOHASI事務局
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by tenohasi | 2014-12-28 20:35 | お知らせ

越年越冬活動ボランティア 締め切りました

明日からの越年越冬ボランティアですが、本日の昼に募集定員に達しましたので、締め切りました。
6日間の炊き出し活動を、約100人、延べで220人のボランティアで進めていきます。
医療班・鍼灸マッサージ・夜回り・生活相談などのスタッフも含めれば延べ300人に達するでしょう。

昨日の炊き出しは、大塚モスク提供の「クリスマス炊き出し」で、本格インドカレーと新しい靴下、温かいチャイとお菓子をだしていただきました。
約200人の方が並ばれ、489食を提供。3杯4杯とおかわりされた方もいました。
ここのところ、カレーの到着が遅れたり、2杯目の途中でカレーが無くなる・ご飯も無くなるなどのアクシデントもあったのですが、今回はみんな(ボランティアも含めて)腹一杯になって、少しだけ余るという理想的な炊き出しになったのがうれしいです。

では、明日から、身体に気をつけて、元気にやっていきましょう。

*27日は雨の予報でしたが、最新の予報によると午前中で止むようです。
いつも通りの炊き出しをしたいと思います。
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by tenohasi | 2014-12-28 13:05 | お知らせ

12/27 炊き出しボランティア日記

小学4年から炊き出しに参加していましたが
今年4月から沖縄の学校に進学し、
はるんちゅ(農業従事者)になるべく、
ずっと畑に引きこもっていたためご無沙汰だった炊き出し。
今回久しぶりに参加してコアスタッフや料理長に会えてとてもうれしかったです。

それにしても東京は、しに(めっちゃ)寒い! 
アスファルト舗装の道は膝に来る! 
あんなダイレクトに衝撃の来る道を
さっさかさっさか歩けるなんて東京の人はすごいね!
←東京生まれの東京育ちですが、
今や心も体もすっかりウチナンチュー(沖縄人)。

そんな今回は越冬越年活動の直前の炊き出し。
大塚モスクさんがご提供くださった
「クリスマス カレー配食」でした。
日本人には馴染みの少ないサラッとしたルーでしたが、
スパイシーで思ったよりも辛みがあり、とても美味しかったです。
また、チャイやお菓子、ナツメヤシもご提供いただきました。

TENOHASIでは、
お米をいつもの8リットル×7釜を9釜に増やして炊き、
200人がおかわりできる量を用意しました。
つけあわせの野菜は、ほんのりゆずをきかせたさっぱり味で。

並ばれた方は196人でしたが、
3~4回おかわりされた方もいらっしゃり、
配った合計は489食でした。おなかいっぱいになってよかったです。

大塚モスクの皆さま、ボランティアにご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

炊き出しスタッフT

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by tenohasi | 2014-12-27 23:26 | 炊き出しボランティア

炊き出しボランティア日記 12月13日

炊き出し準備は、土曜の朝8時、事務局長(53歳・本職は教員・ちょいメタボ体型)が、自宅ガレージにしまってあるお米や衣類をトラックに積み込むところから始まります。

うー、学期末の仕事でへろへろなのに、ついでに昨夜は1週間終わったうれしさで飲み過ぎでへろへろなのに、土曜日なのに、7時起き(泣)。

風呂に入って酒を抜き、トラックを賃貸駐車場から自宅ガレージ前に持ってきます(酒気帯び運転ではありませんよ、断じて!)。

ガレージには、皆さんから送っていただいた段ボールが山積みです。

○○さん、○×さん、○□さん、衣類ありがとうございます。
○△さん、お米ありがとうございます。
△△さん、レトルト食品とアメニティグッズありがとうございます。
レトルトはシェルターに、カミソリは衣類と一緒に配ります。カミソリは人気があるんですよね。

送料を負担して送ってくださった皆さんに感謝しつつ、
個人情報を保護するため、送り状を一枚一枚はがしながら積み込みます。
一人でやるので、作業時間は30~60分。
終わる頃には冬でも汗びっしょり。腰にはぴりぴりと電気が・・・・

風邪を引かないようにシャツを着替えて、9時半に練馬の自宅を出発。

途中でスタッフを拾って、11時前に文京区の某お寺到着。
みんなで荷物を下ろして、250人分500食の調理を開始します。

こんな感じで毎月2回、炊き出しをやっています。

この日、炊き出しに並ばれたのは185人。

前回より一気に減ってちょっとびっくりしました。

大量に作った肉野菜スープはどうにか全部食べてもらい、
ご飯はふりかけ弁当にしてお持ち帰りいただきました。

参加ボランティアは83人。
高校生・大学生さんがたくさん来てくれたのが印象的でした。

さて、次回27日の炊き出しは
「クリスマス記念 大塚モスク提供の本格インドカレー」です。
TENOHASIはご飯を炊くだけなのでボランティアは募集しません。

29日からの越年越冬活動は、いまボランティア募集中。
詳しくは1つ前の記事をご覧ください。

TENOHASI事務局
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by tenohasi | 2014-12-15 18:37 | 炊き出しボランティア

「子ども食堂」サミットのお知らせ

「子ども食堂」サミット

「食」は子どもの成長に大きな影響を与えます。
保護者の帰りが遅く、
コンビニ弁当や菓子パンで夕食を済ませている
孤食の子どもたちがいます。
子どもたちの「食」の現状と
地域で「食」を含めた支援に乗り出している
団体の活動報告を聞き、
私たちにできることを考えたいと思います。

◇日時:平成27年1月12日(祝・月)14:00~16:30
◇会場:豊島区立勤労福祉会館6階 大会議室
◇定員:100名(先着順)
◇参加費:無料
◇内容
基調講演 「“おいしい・うれしい・たのしい”でつながる居場所」 
講師:NPO法人フリースペースたまりば 理事長 西野博之氏

パネルディスカッション 
パネリスト:「あさやけ子ども食堂」(豊島区) 
山田和夫氏/「子ども食堂/だんだん」(大田区)
 近藤博子氏/「Kiitos(キートス)」(調布市)
白旗眞生氏/「子ども村:中高生ホッとステーション」(荒川区)
大村みさ子氏

◇主催 NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
◇後援 豊島区/NPO法人TENOHASI
◇申込・問合せ ℡:03-6659-6775、fax:03-3980-3128、
Email:info★toshimawakuwaku.com
(★を@に変えて入力してください)

平成26年度東京都広域食育推進民間活動支援事業

西野博之氏プロフィール
1986年より子どもの居場所づくりにかかわる。
1991年、川崎市高津区にフリースペースたまりばを開設。
不登校児童・生徒やひきこもり傾向にある若者たち、
」さまざまな障がいのあるひとたちとともに
地域で育ちあう場を続けている。
2003年7月にオープンした川崎市子ども夢パーク内に、
川崎市の委託により公設民営の不登校児童・
生徒の居場所「フリースペースえん」を開設、
その代表を務める。2006年4月より川崎市子ども夢パークの所長に就任。
2001年から民間基金
「NPO法人神奈川子ども未来ファンド」の初代理事長として、
子どもの育ちや子育てを社会で支えるしくみの創設に取り組んだ。
また、2010年10月に横浜で開かれた
「第5回 冒険遊び場づくり全国研究集会」にて実行委員長を務めた。
精神保健福祉士。かわさきチャイルドライン代表。
著書
『居場所のちから-生きてるだけですごいんだ-』 
<2006年3月刊 教育史料出版会>
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by tenohasi | 2014-12-12 22:52 | お知らせ

映画上映会のお知らせ

皆さま

12月21日(日)18:00より、
カフェ“WONDER GRAPE”(子供村2階)にて、
上映会&クリスマス交流会をおこないます。
http://www.kodomomura.com/access.html

主催:WONDER GRAPE 
http://wondergrape.blog69.fc2.com/

ご都合のつく方はどうぞご参加ください。
TENOHASIの坂内さん、吉野さんとの共同企画です。
参加費は、500円。差し入れ歓迎! 

申込は、天野までメールでお願いします。
 kemu★ad.em-net.ne.jp (★を@に変えて入力してください)
早川由美子監督も参加の予定です!

なお、同日15:00~15:30、
東京音大の学生さんによるクリスマスミニコンサートを開催します。
よろしかったらこちらもどうぞ。こちらはお子様も歓迎です。

「ホームレスごっこ」(16分)  早川由美子作
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スーパーでダンボールを調達し、
路上で寝るというパフォーマンスを通じて、
作者は公共の空間に自分の居場所を確保しようと試みる。

公共空間を自分たちの手に取り戻す、
小さな抗いの記録。




f0021370_14415584.jpg 「乙女ハウス」(43分)    早川由美子作    

横浜市郊外に佇む、淡いグリーンの一軒家。
今から約30年前に、当時独身・会社員だった千野紀美子さんが、ローンを組んで建てた住宅。
親の介護のため、自宅を空き家にせざるを得なくなったとき、千野さんはこの家を「乙女ハウス」にしようと思いついた。
空き家にすると、火災の心配がある。
住んでいなくても、固定資産税はかかる。
頑張れば家を持てた世代に、重くのしかかる「空き家」問題。


一方、低賃金・不安定な雇用で、高い家賃に苦しむ若者たち。
一日のほとんどの時間を、家賃と生活費のためだけに働く日々。
これでは貯金も出来ず、先の見通しも立てられない。

もし、家賃が月1万円程度なら、もっと自由な生き方が出来る。
自分の時間と能力を、生活のためだけに差し出さなくてもいい…

「乙女ハウス」は、空き家を住宅に困る女性たちに提供し、
固定資産税分を月1万円の家賃として払う、
ユニークな仕組みの家。この試みは、
現代日本の住宅・貧困問題の解決に一石を投じるのか? 
オーナーの千野さんと住民に取材した、「乙女ハウス」始まりと終わりの記録。
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by tenohasi | 2014-12-10 14:41 | お知らせ