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7月22日 炊き出しボランティア日記

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今日も30℃を越える夏日です。最初「今日は人が少ないね」と話していたのですが、
調理前のミーティングが始まる頃には、20名以上になっていました。
今日のメニューはシャルマホールディングスさんのカレーです。こちらで準備するのは、野菜のサラダとごはん、飲みもの(スポーツドリンクとアイスコーヒー)大きなスイカです。

ミーティングが終わると、お米研ぎ、洗い物、野菜切り、ご飯炊き、など希望するものにそれぞれ分かれてグループ作業に入ります。

今回わたしが携わった事柄を中心に記事を書かせていただきます。

洗い物班は、外に簡易の洗い場を設置し、井戸と水道から水を引きます。
長いホースの先には手元でオン・オフできるシャワーが付いていて、巨大な炊き出し用鍋を洗うことも自在です。
一緒に洗い物をした方の中には15歳のAさんがいて「前々から興味があったので調べて来ました」とひとりで参加しているということでした。若い頃に興味をもったことを実際に体験しに行く。このような方がさらに増えるとよいなと感じます。

窓からは、ニンジン、キャベツ、キュウリを切り、サラダを作る様子が見えます(あとでAさんに感想を聞いたら「野菜が大きくて切るのがたいへんだった」と。ほんと立派なニンジンでした)
一方の窓からは、ごはんの炊けるいいにおいがしてきます。火を使うため、顔から首に流れるほど汗がびっしょり。ごはん炊きのみなさん、お疲れさまです。

洗い物の受け渡しを窓から行うのですが、「これお願いしま〜す」「麦茶飲んで〜」「見てこのスイカ〜」など声がかかったり、どこにいても、みんなと関わりながら、こうしていっしょに作業しているという気持ちになれること。毎回、新しい方が多く参加される中、てのはしの方々がざっくばらんな場を料理と共に作っておられるんだなと洗い物をしながら思いました。

昼になりしばし休憩です。この「ひとつ釜の飯」的なみんなで輪になって食べるまかないごはんがわたしは好きです。
まさにざっくばらん。
住んでいる場所もさまざまで年齢もばらばら、どのような日常を送っているのかも分からないひとりひとりが、活動に興味を持ち集まるざっくりした感じと、ばらんとした程よさが、お昼ごはんのときに心地よさを覚えます。

今日のメインはそうめん。2㌔もの量が大ザルに盛られ、みんな好みの量を自分の皿に取っていきます。
お昼ごはん休憩のあと、15時すぎにすべての工程が終わりました。
出来上がったごはんやサラダ、飲みものなどをトラックに積み込み、見送ったあとは公園に移動です。

今日はいつもの東池袋中央公園でイベントがあるため、配食の場所がすぐ近くにある東池袋公園に変更になりました。急きょSNSなどでお知らせしたとのことでしたが、知らずに来る方々がいるだろうと早めに公園に行き、看板を設置し現地で案内をしたりと迅速に対応されていました。

変更になった今日の公園は、ひらけていて風がよく通り抜けて気持ちよく「はりきゅうマッサージ」さんのテントは受付の隣にあり「ほっと友の会」さんの集まりからは歌が聴こえてきました。「医療・生活相談」の方々は対面に座った方と熱心に話し合っておられるようです。配食のほうもよく見渡すことができました。配食開始の18時に近づくにつれ、人数が増え列が長くなっていきます。
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ごはんをよそう時に、並んでおられる方とあいさつし「これくらいですか」「多目がいい」「それでいい」など量についての会話をしました。
カレーを受け取ったら、今日はマンゴーチャイ、スイカがあります。この暑さのなか、甘味と水分たっぷりのデサートはうれしいですね。

今日は並ばれた方が191名、334食と持ち帰りのカレーもありました。医療班からは41名の報告があり「虫刺されやかゆみ止めの要望が多かった」とのことでした。生活相談は3名(このミーティング中も引き続き相談しておられました)はりきゅうマッサージは12名、「むかしの仕事で身体をこわして、今いろいろでてきている」という方もおられるとのこと。参加ボランティアは74名でした。
※さいごに、配食休憩ごはんのときのこと。隣に座った方が、おりがみを折って下さいました。 折りながら「歌を歌ったらあげるよ」とにこにこ話されるようすにつられて「もしや?!」と思った瞬間、半信半疑に「ふんふふ、ふ、ふ、ん」と鼻歌。うれしい、正解しました。
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「となりのトトロ」かわいいです。Kさん、すてきなプレゼントありがとうございました。
またいっしょに食べながらお話ししたいなぁと思いつつ、あたたかい気持ちで帰路に着きました。

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by tenohasi | 2017-07-26 19:34 | 炊き出しボランティア

8月4日深夜 東京ストリートカウント参加者募集

今、都内各区の路上や駅・公園でホームレス生活をされている人は実際に何人いるのか?
それを解明すべく、終電後に各区をくまなく歩いて出会った人を数える「ストリートカウント」
東京工業大学の学生さんを中心とする「ARCH」がこの夏も実施します。
私も昨年の夏に参加しました。
とても意義のある活動です。
しかし。実施には多くのボランティアとしっかりした運営が必要。
終電後に集まり、歩き、振り返りをして始発で帰るという非日常体験の出来るイベントです。
しかし、まだ必要数の半分しか集まっていないとか。
ぜひ、ご参加を。
豊島区の参加者には、今月28日に予備調査とレクチャーを私がやらせて頂きます。

清野賢司
◆ストリートカウントとは
東京都による昼間調査では捉えきれない深夜の路上ホームレス人口を調べる市民による調査です。深夜0:30に集合し、各グループに分かれ終電後の街を2-3時間程度徒歩や車で調査し、路上生活している方の人数を把握します。これまでのストリートカウントでは245 名の市民の 参加により、昼間に比べ約 2.5 倍もの方が野宿していることを明らかにしました。自分の街に存在するホームレス問題を考え る契機となるよう今夏は調査範囲を広げ、各地域ごとに調査を実施します。ぜひお近くの調査にご参加ください。

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by tenohasi | 2017-07-23 15:06 | お知らせ

ビッグイシュー応援Tシャツ 23日までの限定販売


ホームレス状態の人だけが出来る仕事。これがビッグイシューの販売員です。
ビッグイシューは、仕事を提供するだけでなく、小冊子「路上脱出ガイド」を作って、現役路上生活の方に情報提供をしています。
そのビッグイシューを応援するチャリティーシャツが、23日(日)までの限定で販売されています。
なかなかいいお値段なのですが、このリンク先の記事を読んで頂くだけでも応援になります。
よろしくお願いします。

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by tenohasi | 2017-07-20 21:12 | お知らせ

7月8日 炊き出しボランティア日記

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今日は、いつもの調理場所がお祭りで使えないので、大塚モスクさんのカレーをお願いし、TENOHASIはα米450食にお湯を入れて戻すだけの簡単調理。お気楽です。
もっとも、トラックを止めるコインパーキングを探している途中、一方通行の標識が木で隠されていた路地に迷い込み、脱出しようとしてお店の庇にぶつけてしまうという笑えない事故も起きましたが・・
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大塚モスクのカレーは、TENOHASIの炊き出しにまけないくらい野菜たっぷりのヘルシーカレーでした。

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どうしてモスクが日本のホームレスの皆さんのためのカレーを?
マスジド大塚(大塚モスク)のクレイシ・ハールーンさんが説明してくれました。
「イスラムの教えには、喜捨という言葉があります。自分の財産を、貧しく困っている人のために捧げるのです。たとえば、毎年、自分の財産の2.5%を困っている人のために捧げることが決まっています。犠牲祭では、羊を一頭つぶして、3分の1は自分の家族に、3分の1は近所の皆さんに、そして3分の1は貧しい人に分け与えます。イスラムは『あなたがお腹いっぱいで寝ているときに、隣人が食べ物もなくお腹を空かせて寝ていたら、あなたはムスリム(イスラム教徒)ではありません』と教えています」。
「これはジハードの一つ」だとハールーンさんはいいます。「ジハードとは努力すること。聖戦という訳は誤りです。イスラムではジハードは信者の義務です」。
震災直後、混乱する被災地に支援に行くかどうか迷っていた時、「これこそジハードだ」と気がついて迷いを振り切ったそうです。
TENOHASIの炊き出しでは2012年のクリスマスの炊き出しで初めてカレーを出していただいて以来、もう5年にわたって定期的にカレーを出して下さっています。
次は8月12日の夏祭りの夜。モスクの皆さんの思いが詰まったカレーを食べてみたい方は並んでみて下さい(^_^)
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by tenohasi | 2017-07-15 12:50