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千葉の台風被災地支援報告2 朝日新聞記事

9月15日(日)の夜にTENOHASIの災害対応チームの活動が記事になっていました。被災地ボランティアで何が求められるかがよくわかります。TENOHASIの名前が出ていないのは残念ですが、炊き出し用のテントとジャグが写っていてちょっと嬉しい・・・


ボランティア受付の現地テントが開設 千葉県鋸南町

台風15号支援通信

川村直子

千葉県鋸南町の岩井袋地区には15日、社会福祉協議会と民間ボランティアらによる現地テントが開設された。

 東京都の会社員大塚教徳さん(46)は前日、仲間のボランティアと同地区を訪問。壊れた屋根にブルーシートをかけるなど高所作業の必要性を感じたため、区長を通じて現場の需要を洗い出し、地図に落とし込んだ。さらに社協に声をかけ、合同の「総合受付」を現地につくった。がれきの片付けなどは社協で、屋根に上るなどの作業は「自主責任」として民間で対応する。

 多くのボランティアが甚大な被害を受けた地域で支援にあたった。区長の久保田純史郎さん(67)は「応援がたくさん来てくれても現場に仕切ってくれる人がいないとどうしようもない。高齢者の多い集落にテントをつくってくれて本当に助かる」と話していた。

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(川村直子)

もとの記事URL

https://digital.asahi.com/articles/ASM9H73JSM9HUQIP067.html?fbclid=IwAR2MJWEeOLeIT8_I1483klXlado0PcrqE-6JDT6o9dXQTRj-8irnVWNXLJA




# by tenohasi | 2019-09-18 12:18

千葉の台風被災地支援報告

TENOHASIのボランティア有志がこの三連休、トラックに炊き出し機材を積んで千葉の台風被災地(南房総の鋸南町)支援に参加しました。現地からの報告です。
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チームTENOHASI 千葉被災地炊き出しレポート

いつも池袋で炊き出しをご一緒させていただいているテノハシの大塚さん(今回のボランティアリーダー)おきくさん(調理担当)ジローさん(炊飯担当)と一緒に9月15日(日)の夕方、100食分の豚汁とご飯を炊きだしました。私は出がけに寸胴鍋のピックアップをしただけなので漫画でレポートします

手伝ってくれた国際学生ボランティア組織イビューサの方々のご協力もあり、日が暮れかけると住人の方々が集まってきました。池袋では150人以上並ぶ光景が当たり前なので、何か人数が少ないな…と思ったらそれもそのはず。持ってきたお鍋に家族の人数分を入れて帰るわけです。最大は6人分というお鍋の人も。そのお家は最後にシートを張った家で、家の中はずぶ濡れの荒れ放題、土足のまま出入りしているような状態ででした。

日が暮れると知的障碍のある子を連れたお母さんやカタコトの外国の人、片足が不自由で少しずつしか歩けないお父さんも鍋やタッパを手にやって来ました。きっとみんな他の人よりも大変な日を過ごされてきた人たちだったと思うのです。最初の日の朝、岩井袋に着いて最初に話した人がこの足の不自由なお父さんでした。屋根を直す人がいない、と言われたのですが、私にはどうすることもできません。「もうじき私の仲間が来ます」と言って励ますしかありませんでした。そのお父さんの家も雨の前に無事シートが貼られたそうで、嬉しそうでした。

足が不自由なうえ、鍋とご飯と水羊羹(住人の方が作ったのです!)を持って暗い道をとぼとぼ帰るのはあんまりなのでお家までご一緒しました。家は道路から数段の階段を降りねばならず、座りこんでしまい、立ち上がろうとしてよろけました。なんとか身体を支えて下まで降り、無事に家に着くと、上半身裸でよく似た顔の息子さんが。きっと一日頑張ってる息子をねぎらい、遠い道を自分が行ってくると家を出たのでしょう。

私はCM制作会社の下っ端の頃、よくロケで豚汁の炊き出しをしました。それは予算がない仕事の時に、安い弁当で我慢しろではなくせめて温かいものを一杯という気持ちを持てとスタッフや上司から教えられました。そこには相手を思いやる気持ちが込められていたのだと思います。炊き出しは施しものではありません。あなたのことをちゃんと大切に思っていますという意思表示なのだと思います。いつか災害に見舞われ自分が炊き出しに並ぶこともあるかもしれません。その時、きっとそれを実感するのだろうと思うわけです。

余ったごはんはお菊…じゃなくておきくさんがわざわざ用意した2種類の塩で塩結びにしてラップし、それを大塚リーダーがすっかり暗くなった家々を回って配ってきました。TENOHASI、素晴らしいグループです。ご興味のある方は検索してみてください。(スペルはこれで正しいのです)

Miki Takeuchi


# by tenohasi | 2019-09-18 12:04 | 日々の活動

8月24日(土)炊き出しボランティア日記

 今回のブログは、ルーテル学院大学から参加していただいた学生3名の方に書いて頂きました。ホームレスの方々と触れ合って感じた学生の皆様の想いを、是非ご一読ください。

この度はTENOHASIさんの炊き出しのボランティアに参加させていただきました。私は調理班と配食班に携わりました。今回はカレーを400食程作りました。調理班では洗い物、野菜の下ごしらえ、米とぎの係に分かれ、調理を始めました。全ての係に、炊き出しのボランティア経験が豊富な方がいらっしゃいました。そのため疑問や心配事について、いつでも質問ができ、安心できました。調理は二時間程度で終わり、昼食(まかない)の時間を挟み、TENOHASIの活動や配食班での流れについて説明を受けました。

 その後、配食を行うため東池袋中央公園に移動しました。公園では配食以外にも、給水・衣類配布・医療相談・生活福祉相談・はりきゅうマッサージなど、様々なスペースがあることで、多様な必要に応える体制が作られていることに気づきました。私が公園に到着した時にはすでに、多くのホームレスの方が整列していたことに驚きました。私は最初に給水係を担当しました。直接ホームレスの方に対面するのが初めてでしたが、多くの方が挨拶を返してくれました。多くの方は身なりが整っており、見た目からホームレスの方か判断することが難しかったです。その後、公園を回りながら、TENOHASIの活動について説明を受けました。

 配食は1800から開始しました。配食も始まる前から多くの方が列に並んでいました。私はごみ箱の前で、食事に使ったスプーンや器の分別していただくよう声掛けをしました。多くの方はごみを捨てる時にお礼を言ってくれました。また、分別の仕方を把握している方が多く、何度も参加しているとことがわかりました。多くの方は2回以上列に並び、食事を取ってくださいました。また、列に並ぶ方の多くが帽子をかぶっていました。ホームレスの方は一日中外で過ごすため、直射日光対策になる帽子の重要性を知りました。

 配食終了後、設営に使った机や椅子などを片付けました。また、炊き出しに参加した方の人数等の報告を受け解散になりました。今回は140人程度の方が炊き出しに訪れていました。ボランティアに参加して印象的だったのは多くの方が2回以上配食の列に並んでいたことです。やはり、このような炊き出しが健康的な食事の機会の提供であり、生命線でもあると実感しました。初めてボランティアに参加したため、不安や緊張に襲われていましたが、気さくな方が多く、楽しい時間を過ごすことができました。

(ルーテル学院大学1年 S.M)


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↑カレーにトッピングするための浅漬けを作ります。



 普段はそのまま通り過ぎてしまうホームレスの方々に、今日は炊き出しをしました。午前中はご飯づくり、午後は炊き出しといったスケジュールでした。

私は路上生活者と関わるのは初めてで、どう関わればいいのかわからず、最初は正直不安でした。でも、午前中には、ボランティアに参加している方々の和気あいあいとした雰囲気や、てのはしさんが具体的にどのような活動を行っているのかの説明をしてくださったことで、不安よりも「早くご飯を届けたい」という気持ちの方が強くなりました。

 午後、炊き出しをする公園に行くと、すでに行列ができていました。炊き出しの際印象に残ったのは、一滴もこぼしたくないかのように、よそった瞬間スプーンも使わずにカレーをすすった方がいたことでした。初めての光景で、事情は分からないけど、私は「少しでも助けになれたらいいな」と思いました。

私は普段のイメージから、ホームレスの方々は無口で不愛想な人ばかりだと思っていました。しかし、関わってみると、静かで優しい方、とても上手に折り紙を折ってプレゼントしてくださる方、周りの人の笑いを取るユーモアな方など、いろんな方々がいて、それぞれにいろんな事情があり、今はこういう生活をしているけど、関わってみなければ見えないことがたくさんあるのだと知り、大きくイメージが変わりました。同時に、てのはしさんの活動をもっとお手伝いをしたいと思いました。これからはできる限り、お手伝いをさせていただきたいと思います。

(ルーテル学院大学1年 E.L)


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↑ご飯・カレー・浅漬けの順で器に盛っていきます。


私がTENOHASIのボランティア活動に参加したきっかけは、大学のゼミでのフィールドワークの一環としてでした。私がボランティアに参加したのは、この日の数日前に、あさやけ子ども食堂さんにお邪魔したものを含めて二回目です。それまでの私はボランティアという言葉は知ってはいても何処か遠くの存在として感じていました。というのも、私の中でのボランティアのイメージは、厳粛で義務的であり各個人に役割が決められ堅苦しいものだったからです。しかし、現実は全く違うものでした。誰もが気軽に参加して気軽に帰る。役割はなく和気あいあいとした雰囲気の中でそれぞれがやりたい作業をする。今回参加してみてそれまでのボランティア活動に対するイメージは粉々に打ち砕かれました。

 私は飲み物を配る担当でした。配っていく中でふと感じたことがありました。だれしも「ホームレスの方々も普通の人」だと殆どの方が考えることだと思います。私もそうでした。しかし、それはただ頭で分かっているつもりになっていただけだったのです。一人ひとりに飲み物を配り、ホームレスの方々一人ひとりと触れあう中で、私たちと何も変わらないことにようやく気付けました。もしかしたら、頭ではわかっていてもどこかでは「ホームレス」という括りで私たちとは異なる別の存在としていたのかもしれません。

 今回参加させて頂いてボランティアの楽しさと現実を学び、また参加してみたいと思いました。恐らく、支援する側の人にとってもここが一つの居場所なのかもしれません。

(ルーテル学院大学1年 S.K)


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↑カレーと一緒にマンゴーラッシーもどうぞ!!







# by tenohasi | 2019-09-11 14:39

8/10(土)炊き出しブログ:夏祭り&慰霊祭2019



8/10(土)は、TENOHASIの夏祭りと慰霊祭を執り行いました。


皆様のお力添えのもと、無事に今年も終えることができました。

みなさまに、改めて感謝申し上げます。


当日の様子を、前回に引き続きYさんに執筆頂きました!

なんと、夏祭り後に、大塚モスクさんも見に行ってくださったとのこと。

来年の今頃、どうなっているのか。良い方向に向かいことを願うばかりですね。


後半に、夏祭り1日の流れを記載させて頂きますので、気になった方やお久しぶりの方も、次回是非ご参加いただけると幸いです。

また、当日の様子を動画制作のプロの竹内さんに、素敵なシーン満載の動画にして頂きました。(ボランティアでの作成!誠にありがとうございます!)

https://youtu.be/iwxfRuDL4Lg


当日の様子や、TENOHASIの活動の活動内容がわかる、ほっこり素敵な動画になっています。

みなさま、是非ご覧くださいませ!


◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇




前回の「調理班」での初参加に引き続き、今回、家族4人で「配食班」に初参加しました。


この日は、「TENOHASI 夏祭り・慰霊祭 2019」という大きなイベントの日です。

お昼にそーめん、慰霊祭を挟んで、かき氷とスイカ割り、衣類配布があって、夕食にカレーと、なかなか大変な一日です。

私たちは一部分だけの参加でしたが、猛暑の中、朝から晩までずっと参加された方もいました。


今回、初めて配食に参加して、まず最初に驚いたのは、列に並ぶ人の多さです。

聞くと150人を超えていて、それでも年々少しずつ減ってきているとのことです。

夏祭りという特別なイベントの日だったからか、かなりの賑わいに見えました。

でも考えてみればこのお祭りは、年々盛り上げていこう!というよりは、徐々に人が減っていく方が状況的には望ましいわけで、ひっそりと人もまばらなお祭りになっていくことが理想の最終形態なのでしょうか。ちょっと不思議なジレンマを抱えています。


でもボランティアはたくさんいて活気があった方がいいとも言えます。だから人の数が逆転してボランティアが多すぎて賑わうぐらいが一番いいのかもしれないと余計な事を考えながらそーめんにネギをのせていきました。(前半にたっぷりのせすぎ、後半はネギ少なめになって、最後は足りなくなってしまいました……)


今回もTENOHASI調理班の人たちは150名以上の方々のために16キロのそーめんを作り、40キロの米を炊くというものすごい作業量をこなしてきたわけですが、この日は他にもすごい人たちの存在を知りました。


マスジド大塚(大塚モスク)の方々です。


夕方の配食のために、大量のカレーを搬入していただいたのですが、このカレーのクオリティがすごい。

しっかりと味のしみ込んだやわらかいチキンがゴロゴロと入っていて、とてもおいしかったです。

これほど具だくさんのカレーをこんなにもたくさん作るとなると、調理もかなり大変な作業だったことは容易に想像できます。この日は東洋大学の学生さんたちもお手伝いで参加したと聞き、少しうれしくなりました。


炊き出しにモスクの方々が参加していることを今回初めて知ったのですが、このマスジド大塚の方々、調べるとかなり活発に活動をされています。

東北の震災後、100回以上も炊き出しを行ったり、西日本の豪雨の際もすぐに駆け付けてボランティア活動をされていることを知りました。

これだけお肉と野菜が入っていれば、材料費も相当かかるはずで、かなり大きな組織なのかと思ったのですが……。

ちょっと興味がわいて、二日後にマスジド大塚のモスクの前まで行ってみました。

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 (↑緑の丸屋根と、カラフルな旗が目印。大塚モスクさん)

一瞬、見落として通り過ぎてしまいそうな細長い建物ですが、ちゃんと緑色の丸屋根が付いているのでモスクだと分かります。

それにしても、こんなにこじんまりとしたモスクの方々が、あんなも活発なボランティア活動を行っていたことに、私は二重の意味で感動したのでした。


列に並んでいた方たちは、カレーをもらって最後尾の方へ戻ってくると、食べながらもう一度列に並び直して二杯目をもらいます。

それを見越してカレーも400食分以上作っているそうです。

なかなか行列はなくなりません。

子供たちも配食作業の流れの中で、必死に動いていました。

余計な事を考える暇もなく、ただ遅れをとらないように付いていくのがやっとのようです。

ようやく落ちついたころにはもう辺りは薄暗くなっていました。


「ゴミ箱係」として行列の最後尾あたりに私は立っていました。

「ありがとうございました」「ごちそうさま……」と静かにゴミを分別して、ひとり、またひとりと公園を立ち去っていきます。

何人かでつるんで帰るのではなく、ほとんどの人がひとりで帰っていきます。


これからどこへ行くのだろう……。

あたりはもうすっかり暗くなっていて、彼らの背中はすぐに見えなくなりました。

まだもあっと暑いこの日、お祭りの余韻に浸る間もなく、彼らは過酷な現実へと戻っていきます。

一方で、そんな彼らを支える人たちが、ワゴン車やトラックに次々と荷を積んでいきます。

これから戻ってまた片付け作業を行うのです。


私たちは挨拶をして、前回同様、疲れ果てて、暑さでぐったりとなりながら公園をあとにしました。


来年の夏は東京オリンピックが開かれます。

お祭りはどうなるんだろう。彼らは来年の今頃どうしているのだろう。

カレーは来年も食べられるのだろうか……。

ちょっとそんなことを考えながら、私たちは電車に乗って帰っていきました。(山下友弘)





◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇



「TENOHASI 夏祭り&慰霊祭2019」

■9:00~

調理班集合。作業工程を打ち合わせし、16キロのそうめんを茹でます!ベテラン勢の華麗な連係プレーが光ります。

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     (↑大きな窯で、そうめんを茹でます!普段は、お米を炊いています。)


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              (↑作業風景。各自分担して回します。)

■12:00~

お昼休憩。本日のまかないは、そうめん!七味・しょうがをたっぷりいれて。猛暑の中、働いた身体に冷たいそうめんが美味しい!染み渡りました。差し入れで頂いたアイスも格別でした!(私は3本頂いちゃいました~!)

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             (↑待ってました!つるつるで美味しい!)


■13:00~

東池袋公園にて、そうめんの配食スタート。うずらの卵をナルトが嬉しい。

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               (↑具だくさんで栄養満点!)

■14:00~

慰霊祭スタート。今年は6名の方にみんなでお祈りを捧げました。

讃美歌もみんなで合唱。どなたか、とんでもない美声の持ち主がいらっしゃいました。

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              (↑毎年、多くの方とお祈りしております。)

                
慰霊祭と同時進行で衣類配布も行いました。たくさんのサンダルの寄付を頂きました。日用品は石鹸が人気です。
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        (↑公園に直接持参頂き、寄付してくださる方もいらっしゃいます。ありがとうございます。)

■15:00~

スイカ割りスタート!今年は10玉ご用意頂きました。美味しいスイカをいつもありがとうございます。

ナベさん、見事に命中!


大塚モスクさんご提供のかき氷もあります!いつも誠にありがとうございます。こちらも長蛇の列。とても美味しかったです!

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          (↑いちご味にマンゴー味もありました!)



■18:00~

大塚モスクさんの本格カレー。具の鶏肉もホロホロで、とっても美味しい!

美味しいチャイも併せて。お子様方も、お手伝いに参加。いつも誠にありがとうございます。

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            (↑野菜の浅漬けを添えて。とても美味しいです!)

■19:30頃

片づけと公園の掃除をみんなでして、終わりのMTG。本日の配食数や並ばれた方の人数、ボランティアさんの人数をみんなで共有します。

最後は、事務局長、清野さんのお言葉で〆ます。

去年の夏祭りでは、途中でゲリラ豪雨に見舞われましたが、「待っている人がいる限り、必ず炊き出しを行う」と言ってたことを思い出しました。


■~21:30頃まで

調理場に戻って、後片付け。配食で使用した器材を洗います。最後の片づけが終わるまでが夏祭りです。




炎天下の中の長丁場。皆様、本当にお疲れ様でした。


皆様あってのTENOHASIです。

引き続き、宜しくお願い致します!


# by tenohasi | 2019-08-20 10:05

TENOHASI夏祭りの動画をアップしました。

8月10日(土)の夏祭りは正解のうちに終わりました。
その様子を、映像作家の方が完全ボランティアで動画にまとめてyoutubeにアップしてくださいました。


その場の空気が伝わってくるようないい動画になっています。
ぜひ一度ご覧下さい。



TENOHASI事務局

# by tenohasi | 2019-08-20 09:27

7/27(土)炊き出しボランティア日記

今回、初めて炊き出しのボランティア(調理班のみ)に参加しました。


高校生の息子がネットでこの活動を探してきて、土曜日だったので家族四人で参加することにしました。

言葉では知っていても、「炊き出し」の実態についてはほぼ何も知らない状態での参加でした。

窯で炊くお米の量は40キロ。野菜数十キロ。

これで150人分以上の食事を提供できるとのこと。

調理班のメンバーは20人ちょっと。

集合時間に集まった人たちは年齢も職業もばらばらで、毎回のように参加している人もいれば、私たちのように初参加の人もいました。

暑いから冷たいお茶はいつでも飲んでもらってかまわないし、休みたい時は好きに休んでもらっていいですよ、とゆるい感じで始まりましたが。。。


初参加の私たちは、「切る係」に配属されました。

まずは次々と台の上に載せられる大きなにんじんを切っていきます。

高校生の息子二人は家庭科の授業で包丁を持った程度で、家では食事の支度などしません。

ですがそんなことに関係なく、今は目の前のにんじんを掴んで切っていくしかありません。

ぎこちない手つきで、周りの人を真似ながらなんとか切っていきます。

親の私たちも同様です。周りの人を見ながら、黙々とひたすら切り続けました。

和気あいあいと話しながら作業をする人もいましたが、私たちは切るのが精いっぱいで、余裕のない表情で黙って切り続けました。なかなか暗い感じの家族です。


それにしても、ものすごい量の野菜でした。永遠に終わらないのではないかと思いました。

にんじん、玉ねぎ、キャベツ、白菜。基本的にどれも巨大で、玉ねぎはものすごく涙が出ました。子供たちはまったく耐性がないのか、やり方がまずいのか、猫背すぎるのか、周りの人たちの数倍の涙を流しながら切り続けていました。

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↑みんなで切った大量の野菜は、大きな寸胴3つで煮込まれ、野菜の旨味たっぷり栄養満点野菜スープになりました!


午前中働いただけで、昼食のそーめんをいただく頃にはもう疲れ果てていました。下の息子は座ったまま眠っていましたし、私もへとへとで体力もほとんど残っていませんでした。

ですが調理班の仕事をすべて終えた後、多くの人が配食の作業に移動するようでした。

自分よりも年配の方もまだまだ余裕があるようです。

そんな光景に驚くとともに、自分の体力のなさを嘆きました。


遠方から参加している人も多いみたいで、片づけを終えて帰宅する頃には夜もかなり遅くなったはずです。

窯の係の人たちは真夏の暑さの中、火の傍で大粒の汗をダラダラと流しながらも、爽快な顔で作業を続けていました。


丸一日を無給で提供し、これだけ大変な作業を何でもないような顔でこなしていく人たち。

何か強い思いに突き動かされない限り、そんなことは不可能なんじゃないかと思いました。

でもそこに深刻さや使命感といった重い印象はなく、どちらかと言えば自分が好きでやっている、楽しんでやっているというふうに私には見えました。

でもこれは配食にも参加していれば、また違った印象を持ったと思います。


野菜を切っている時に、芯をそぎ落とさないとうまく噛めない人もいるから、と教えてもらったとき、私ははっとしました。

目の前の野菜を切るのに精いっぱいで、この食事を食べる人の立場や状況を考える余裕もなかったからです。


炊き出しはこういう人たちに支えられているのだと知ることができただけでも、この日は大きな収穫となりました。

子供たちも包丁のスキルを上げただけでなく、彼らなりにいろいろと考えさせられたと思います。

配食にもまたいずれ機会があれば参加しようと思っていたのですが(やや先延ばし気味)、私が現場にシャツを忘れてきてしまったため、次回の配食に参加することが決まりました。

山下友弘


# by tenohasi | 2019-08-03 22:54

8月10日TENOHASI夏祭りのボランティアについて

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みなさま
今年もTENOHASIでは8月10日(土)に夏祭りを開催します。

この1年間に池袋の路上でなくなった方を悼む「慰霊祭」を軸に、昼のそうめん・午後のかき氷・スイカ割り・夜はカレー、など盛りだくさん。

一日中てんてこ舞いで、ボランティアセミナーを実施することができないので
この日の調理ボランティアは、調理ボランティアを経験したことのある方だけ、募集します


昼食~夕食配布ボランティアは、初参加の方もOKです。


TENOHASI夏祭りボランティア募集要項

①調理ボランティア 9時~15時 経験者限定

②昼食~夕食配布ボランティア 12時45分 ~19時(途中の出入りOK・予約不要) 東池袋中央公園集合
 13時 そうめん配食
 14時 慰霊祭 
 15時 かき氷・すいかわり
 16時半 衣料配布
 18時 カレー配食 (大塚モスク提供のカレー)
 19時頃 終了


TENOHASI事務局
# by tenohasi | 2019-07-31 20:40

TENOHASI関連記事「家が支え」その1(7月23日読売新聞朝刊 生活面「医療ルネサンス」より) 

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# by tenohasi | 2019-07-23 20:07 | その他

7月23日、24日の読売新聞にTENOHASI関連記事

皆様

明日・明後日の2日連続でTENOHASI関連記事が読売新聞に掲載されます。

「医療ルネサンス」という人気の高い連載記事で
精神身体の障がいを抱えながら路上生活を続けていた「なべさん」がハウジングファースト東京プロジェクトの支援を受けてアパートに住んだことでどんなことが起きたかを2回連続で掲載されるそうです。

読売新聞の鈴木記者が2年くらい前からハウジングファースト東京プロジェクトの研究会に参加されて取材を繰り返して書かれた記事ですので、内容も期待できます。

ぜひ、ご覧下さい。

TENOHASI事務局 清野賢司

# by tenohasi | 2019-07-22 23:32 | お知らせ

7/13(土)炊き出しブログ

今日も池袋の公園でおじさんやスタッフの方々と楽しくお話しし、温かい夜ご飯を一緒にいただきました。

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   (↑普段食べないようなお米の量。食べやすくて全部おいしくいただきます)


炊き出しの時間は、普段なにかに追われるようにして頑張る生活を送っている私にとって、なんとなくリラックスできて心が明るくなる時間です。おじさんたちにとっても、私にとっても、温かいごはんを人と一緒に食べる体験は、意外と大きな心のよりどころになったりするのではないでしょうか。

「何でボランティアに来たの?」 大学生のボランティアといえばゼミ活動の一環で来る方が多い中、1人さみしく少し勇気をだして公園に来る私は、そうよく聞かれます。(私は看護を専攻している大学生です)

特に高い志があるわけではない私は、今日も「んー、参加して楽しかったので…暇つぶしです。」と答えました。ここで書いていいのか分かりませんが、実際、そんな感覚です。

そんな中、なんと今日は「暇つぶし」以上の幸せをゲットしました。片付ける場所に移動する時、生まれて初めてトラックに乗せてもらったのです! 長年の夢があっけなく叶ってしまいました。

今考えると、こんなふうにして、自分より2倍も3倍も年上のスタッフさんやおじさんたちに可愛がっていただけるのが楽しくて、てのはしのリピーターになりつつあるのかもしれません。

少し前までは、ボランティアをする人の気持ちが全然わかりませんでした。高校にもボランティア部がありましたが、当時は「え、なんでなんで? なんでやる人いるの?笑」くらいの浅はかなJKでした。

でもこうして公園に足を運ぶと、たいそうなことはしていないのに、このように皆さんとの楽しいひとときが過ごせます。ありきたりで恥ずかしいですが、何かを与えたときには必ず受け取るものがある、と看護学生をしていても最近実感します。(まだ何も与えられるものはありませんが。)てのはしは、小さなギブとテイクが張り巡らされて、おじさんたち・スタッフさん・ボランティアみんながゆるやかに支えられているコミュニティなのかもしれません。(もちろん、小さくないギブをしてらっしゃるスタッフさんもたくさんいらっしゃいます。)


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(↑今日は卒業以来会っていなかった高校同期とボランティアとして再会しました! 炊き出しは出会いの場(!?)でもあります。)


もう少し、ブログを書くにあたって、最初に私がてのはしに流れついたきっかけを考えてみました。

になって振り返ると、原点には私が昔から最も関心をよせていたことがありました。


それは、「ホームレスネス(homelessness)」。”home” がない、という状態のことです。「ただいま」と言える場所のないこと。安全で安心して眠れる場所のないこと。温かい食卓のないこと。腰をおちつけ肩の力を抜ける場所のないこと。安らぎを知らないこと。守り守られる人のいないこと。どうでもいい会話をする相手のいないこと。ここに居ていいのかなと不安になること。ここには居られないと苦しくなること。つまり、「居場所」がないということ。


こう考えると、意外と多くのみなさん自身の中にもチクッとする思い出があったりするのではないでしょうか。私もこうした経験があります。だからこそ、私はおじさんたちにちょっとした仲間意識を感じて、一緒に時を過ごすのかもしれません。


これからも、”home” への入り口である炊き出しで、みなさんと一緒に温かな体験を重ねながら少しずつおじさんたちの人生に触れられたら、と思っています。

さて、次回の炊き出しで、私はまた1つ楽しみにしていることがあります。それは、調理班として大きな鍋で野菜スープを作ることです。どうやら小学校の給食室にあったような大きな鍋があるようなので、ぐるぐるかき回してみたいです。野菜を切るのも修行だと思ってがんばります!

(木田塔子)


# by tenohasi | 2019-07-21 15:01