5/12(土)炊き出しボランティア日記


佐々木と申します。
埼玉県在住の46歳の男性です。
僕の基本的な思想は強い人にひざまずくよりも弱い人、困っている人の力になりたい。
そうは思っていても僕自身が弱い人間であり、自分が一番かわいい利己的な人間です。
ただ…今後の自分の人生を見据える上でも自分自身の殻を破りたいと思い、自分の人生の後半をボランティア活動に充てる事は出来ないだろうかと自分探しの旅を模索中です。
色々なボランティア活動をネットで調べていた時にTENOHASI様の活動を知り、512日の炊き出しのボランティアに申し込ませて頂きました。
後日ボランティアの会場や持ち物、集合時間、場所等記された丁寧な返信を頂きました。
ボランティアについて、色々な事を学び、体験したかったので気合を入れ、調理から片付けまでの参加を希望しましたが512日は片付けの募集を行っていないという事なので調理から配食までの参加で良いとの事でした。埼玉在住なので帰宅時間に不安があった為、少しホッとしながらも512日が来るのを大きな期待と少しの不安を胸に抱きながら日々をすごしました。


5
12日当日、人生初のボランティア体験です。9時に家を出て、2度の電車の乗り換えを無事にこなし、グーグルマップの案内に従い、1040分頃に炊き出しの調理する場所に到着しました。(ご厚意で調理場所を借りているとの事なのでここでは場所名を控えさせていただきます。)現地に到着しましたがTENOHASI様の関係者らしき人は見当たりません。少し不安に駆られながらブランコの上で15分程時を過ごしていると…エプロンをかけてせわしく動く男性の姿が目に入りました。勇気を振りしぼり声をかけてみるとTENOHASI様のボランティアに参加している方でした。先輩メンバーにつれらた僕は渡されたガムテープにマジックで「ササキ」と書き、それを胸に貼り付けます。TENOHASI新たなボランティア「佐々木メンバー」の完成の感動的な瞬間です。
11
00から事務局長の清野さん主導の元に調理前のミーティングが始まりました。ミーティングでは簡単な自己紹介と当日に炊き出しで提供する料理と仕事の割り振りを決まりました。最初に集まったメンバーは11名名前後だったと記憶しています。ミーティングでは集まったメンバーに茨城県から通っている方やこども食堂でも調理ボランティアに参加している方もおり、ボランティアの達人に混ざっての初参加のメンバーは僕を含めて3人でした。ベテランや初心者、老若男女、さまざまメンバーが揃いました。経験やスキルの差はあれどやるべき事はただ一つ、路上生活者の方に喜んでもらえる炊き出しの料理を作っていく事です。

512日の炊き出しの料理はカレーライスと野菜(ニンジン、キャベツ、キュウリ)の浅漬けです。カレーのルーは「大塚モスク様」が提供してくれるとの事だったので今回の調理班ではお米を炊く事と野菜の浅漬けを作り上げる事でした。

仕事の割り振りは挙手制だったので「料理ド素人」を自他ともに認める僕はお米を研ぎ係に立候補しました。簡単に思われるかもしれませんがその「量がスゴイ」のです。僕が参加した時のごはんの量は8釜。これは8L炊きのお米を8回分炊くという事です。計64Lのお米は約53.2キロで約355合になります。お米は炊きあがるとその重量が2.2倍なるらしいのでその重量を推測すると115キロ以上!ギャル曽〇ちゃんが10人いても食べきる事は出来ない程の量なのです。僕の仕事は8Lのお米をお釜に入れ、お米を研ぎ、炊き場まで運ぶ×8という仕事でしたが初めてという事もあり手際も悪く、1時間近くかかりました。

米研ぎのミッションも完了し、12時半ころだったでしょうか?お昼休憩の時間になりました。今回のまかないはそうめんとカレーライスそして色々なお菓子たちでした。糖質ダイエット中の僕は小盛のそうめんとタケノコの里で終わりにしましたが、席が近くだったスタッフの方は「ソウメンに様々な具の全部乗せ」や納豆ダイレクトという豪快な技を披露し、僕を楽しませてくれました。昼食では色々な会話があり、アットホームな雰囲気で楽しむことが出来ました。

昼食後お米を研ぎ終わった僕は野菜の浅漬け作成班に合流し、浅漬け作りにチャレンジする事になりました。大量のニンジンの千切りは終わっていたのでキャベツの千切りとキュウリの輪切りを行うのですが我が家では「食べる人専門」の僕にとっては難易度が高い仕事でした。隣にいてくれたボランティアの達人のご指導を頂き、時間は掛かりましたが何とか少し不揃いなキャベツ達、キュウリ達を作り上げる事が出来ました。切り刻んだ野菜達に塩昆布とダシの素を大量に投入し、水分を抜けば浅漬けの完成です。ニンジンの量が多めのオレンジ色の浅漬けの体積は20ℓ位の大容量!試食しましたが味付けはバッチリ!お店にだって出せるレベルだと思います。

浅漬け作りに貢献してくれた包丁とまな板達を洗い終わった後に少し時間が余ったのでご飯の炊き場を見学させてもらいました。ここでは茨城から遠征してきているベテランのGさんと神奈川の藤沢から来た初参加のIさんがコンビを組みご飯を炊いていました。プロパンガスのお釜で炊いたご飯を内側にビニールに敷いたクーラーボックスに詰める作業をしていました。こうして炊き出し会場までご飯を運搬するのですね。ベテランのGさんはごはんの炊きあがりの時間やプロパンガスの残量を計測の仕方を僕に丁寧に説明してくれました。聞くと彼は5年もTENOHASI様の活動に参加しているとの事でした。すごいなぁー!!

調理をほぼ終えた245分から事務局長の清野さんが僕を含めたボランティア初参加の3人にボランティアセミナーをしてくださいました。そこでは路上生活者の現状やTENOHASI様の歴史や活動内容の詳しい説明を受けました。僕が一番強く印象に残った事は「ハウジングファースト東京プロジェクト」。これは真っ先に路上生活者の方々に住居を提供しようというプロジェクトです。一度路上生活者になってしまうと社会復帰する事は難しい事なのは想像に難くないです。そして路上生活者の方は知覚的にそして精神的に障害を持っている方も多いと聞きました。色々な考えがあると思いますが僕は路上生活者の方々を「自己責任」と切り捨ててしまうような思想や社会ではなくなって欲しいと思います。

TENOHASI様の活動は、経済的に困窮し食べる事に困っている方々に炊き出し等で支援するだけでなく、それ以外にも毎週水曜日に行う夜回りや、路上生活者の方に住居を提供し、安定的な生活を送れるように支援していく事が目標なのだと…。それはとても崇高であり難しい課題だと思います。でもTENOHASI様はその難しい課題にチャレンジしているのだと…!ユニークで気さくな清野さんの眼差しがこの時ばかりは情熱的に輝いていたのが印象的でした。

夜回りってどういう目的で行うのだろう…と思っていましたがボランティアセミナーを受けたことで何となく理解できました。路上生活の方は金銭的に物質的に困窮しているだけでなく、情報面でも精神面でも大きく困窮しているのだと…。TENOHASI様は、夜回りによって路上生活者の方に情報提供し精神面を支えることで、安心を与え信頼を得る活動をしているのだな…と…。、

ただ、路上生活のままで今のままでいいという人も多くいるようです。もちろん人は自分がどう生きるかは自分で選ぶ権利があります。

TENOHASI様でも賃貸マンション(シェルターと表現しています)を借り、路上生活者の方にまずは住居を提供してから生活保護やアパートの入居の手続きに同行したりして支援を続けているのです。一人でも多くの路上生活者の方が人間らしい暮らしを送れるように…。

ハウジングファーストはアメリカの「パスウェイズ・トゥ・ハウジング」という団体が実践しています。視聴しましたがとても素晴らしい動画でした。興味のある方は是非下記の動画をご覧になって欲しいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=u6R8Dbhh0bk

研修が終わると調理片付け等はほぼ終了しており、調理班のメンバーはほぼ解散していました。僕たちの初ボランティアメンバーがセミナーを受けている間に調理器具の片付けや料理のトラックへの積み込みが終わっていました。こうして僕達が作った料理は炊き出し会場の東池袋中央公園へと向かい、多くの路上生活者の方の元へ届くのです。

調理班の仕事はここで終わりですが、僕は配食にも参加するため初参加のIさんと一緒に東池袋中央公園までバスで20分くらいかけて向かいました。
炊き出しの配食では、直に路上生活者の方に料理を届けることができました。(佐々木)


TENOHASIからのお願い★

調理班トラック運転手募集!!

普通免許でOK1.5トントラックです。
毎月第2
4土曜日の15時から20時頃まで、調理場所から東池袋中央公園の2往復をお願いします。
月に一度、二か月、三カ月に一度でもかまいませんが、長く続けてくださる方募集します。

鍼灸班受付募集!!

毎月第24土曜日の15時から20時頃まで、設営~受付~撤収まで。
定期的に参加してくださる方募集しています。

どちらも、あまり負担に思わずに、「出来そうかな」と思われた方、ぜひご連絡ください。首を長くしてお待ちしております!!

★さらに、以下のお手伝いも募集中★

①資金のカンパ・衣類や食料品や日用品など物資の寄付

∟ご希望の方は、TENOHASIHP(tenohasi.org)よりお問い合わせください

会報誌編集・制作・校正など

③渉外スタッフ

∟助成金の申請など

④ソーシャルワーカー

∟炊き出し・夜回りの生活相談、生活保護申請同行(月・木)など

炊き出しの食材・燃料の発注作業

⑥広報

Facebookやブログの更新(関連するイベントやマスコミ情報の発信など

上記、お手伝いいただける方は、tenohasi@yahoo.co.jpもしくは、

TENOHASIHP(tenohasi.org)よりお問い合わせをお願い致します。

私たちと一緒に、TENOHASIの活動をより多くの方に広めてみませんか。または、平穏な日常に違和感を感じているあなた、普段の生活では見えないものが見えるかも知れません。

参加してみたい方、お待ちしております!
TENOHASI
は池袋で活動中です。


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# by tenohasi | 2018-05-19 21:03

4/28(土)炊き出しボランティア日記

炊き出し、生活相談など何度か参加させていただいているボランティアの杉山です。TENOHASIのボランティアに参加し始めたのは、昨年末くらいからなのでまだまだ新人です。

今日は午前中の調理から夕方の生活相談まで参加し、たくさんのボランティアさんや元路上生活の方たちとお話しができて、楽しく充実した1日となりました。炊き出しメニューはシャルマホールディングスさんのカレーということで、調理はいつもよりゆっくり、交代で休みながら和気あいあいとした雰囲気でした。

「サラダの人参は食べやすいように細かい千切りね!」など、炊き出しに並ぶ路上生活者の方たちを思う言葉がいつもあります。参加していつも感じることですが、様々な年代、職業の方たちと元路上生活の方が一緒に活動をするって、素晴らしい! そして、以前は路上生活をしていたという方たちが、今度は支援する・ボランティアの側にいるということに私はとても感銘を受けるのです。その姿はたくましく、素敵だなと。


さて、私が路上生活の方と具体的に関わったのは、今から4~5年前病院の医療ソーシャルワーカーとして働いていた時が最初かもしれません。路上生活の方が救急搬送されてくると、身元確認やどこで倒れていたのか、これまでの生活はどうしていたのか、治療が終わったらどう生活をしていきたいのか、退院先をどうするのかなど急ピッチで確認しなければなりません。多くの方は「生活保護は受けたくない」「役所の世話になんてなりたくない」「もとの場所(路上)へ戻るから」と言ってきました。当時の私は「???」「一体どうしてなのだ?」と頭を抱えました。退院先は路上? 本当に路上に帰して良いのだろうか・・・と。そうこうしているうちに退院できる状態まで元気になり、みなさん待てないのか「もう退院するから!」と言って自主退院したり、知らない間にいなくなっているという状況。でも再び救急車で搬送されてきて・・・。


TENOHASI事務局長の清野さんからの講義、東京プロジェクトに関わるみなさんからのお話などから、だんだんと路上生活者を取り巻く社会の問題を知ることができ、医療ソーシャルワーカー時代にしっかりと関われなかった分をこれからボランティアでやっていきたいな、と考えています。ともに活動する仲間の輪も広げていきたいです。少しでも興味を持った方、ぜひ一緒にやってみませんか?(筆:杉山聖子)


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調理班トラック運転手募集!!

普通免許でOKな1,35トントラックです。
毎月第2,4土曜日の15時から20時頃まで、調理場所から東池袋中央公園の2往復をお願いします。
月に一度、二か月、三カ月に一度でもかまいませんが、長く続けてくださる方募集します。

鍼灸班受付募集!!

毎月第2,4土曜日の15時から20時頃まで、設営~受付~撤収まで。
定期的に参加してくださる方募集しています。

どちらも、あまり負担に思わずに、「出来そうかな」と思われた方、ぜひご連絡ください。首を長くしてお待ちしております!!


さらに、以下のお手伝いも募集中

①資金のカンパ・衣類や食料品や日用品など物資の寄付

∟ご希望の方は、TENOHASIHP(tenohasi.org)よりお問い合わせください

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③渉外スタッフ

∟助成金の申請など

④ソーシャルワーカー

∟炊き出し・夜回りの生活相談、生活保護申請同行(月・木)など

炊き出しの食材・燃料の発注作業

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上記、お手伝いいただける方は、tenohasi@yahoo.co.jpもしくは、

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# by tenohasi | 2018-05-03 22:16

4/14(土)炊き出しボランティア日記

こんにちは。ボランティアの鈴木と申します。

先日、てのはしさんのボランティアに初めて参加させていただき

ました。


夜回りの経験があり、久しぶりに路上のおじさん達とお話がしたい

と思い、池袋の近くに引っ越したこともあり、てのはしさんを知り

たいと思ったので参加させていただきました。

日記を書く機会をいただきましたので、つたない内容ですが記させ

てください。


土曜の朝、携帯の道案内に導かれながらも初めての土地に不安を覚

えつつ進むと、その建物が現れました。

「てのはしさんですか?」

「はい、そうですよ。どうぞこちらへ」


荷物を置いてエプロンをつけると始めのミーティングが始まりました。

今日の予定、自己紹介、連絡事項、担当決め。

僕は釜場を選びました。

ごはんを炊いたり、野菜を煮たり、コーヒー用のお湯を沸かすとこ

ろです。


大きな炊飯器や鍋にひたすら水を注いでいるとお昼になりました。

賄いが出ます。

ボランティアさんが作ってくれました。

味噌煮込みうどん。

寒空の下でとても美味しかったです。


食後に調理を再開して少し経つと新人さん向けセミナーが始まりました。

てのはしの活動内容を紹介します。

おじさん達はどうして生活保護を受けないのか、受けてもやめてしま

うのか。

そもそも貧困とは何か。生きていくゴールは。

さまざまな問いを投げかけられました。


セミナーが終わって調理場に戻ると食事のパック詰めが始まっていま

した。

おかずをパックに詰める人、パックをコンテナに入れる人、コンテナ

をトラックへ運ぶ人、空いた食器を片付ける人。

炊き出しの料理が手から手へ渡っていきます。

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パック詰めが終わると東池袋中央公園へ移動しました。

少し遅れて参加すると、おじさん達がもう並んでいました。

130名ほどいらっしゃったそうです。

どうしてもおじさん達にお弁当を手渡したかったので、遅れたのに一

番前に出てしまいました。

机にたくさんのお弁当が並び、同じくらいたくさんのおじさん達も並

んでいます。

「はい、どうぞ」

「はい、どうも」


若い人、歳を重ねた人、男の人、女の人、手が温かい人、手が冷たい

人、背中の曲がった人、手が黒い人。

おや?見たことあるお顔も。

先にごはんがなくなり、そしておかずがなくなって今日は終わり。

おじさん達も帰っていきます。

「もう帰るよ!」

「うん。気をつけてね」


雨にあたりながらテントをたたみ、ゴミを拾って終わりのミーティン

です。

今日、並んだおじさん達の人数、ボランティアの人数、相談件数、相

内容など、連絡事項。


この後はまた大きな片付けがあるのですが、少し予定があったのでこ

日は帰宅しました

次は終わりの片付けも参加したいです。 (鈴木勇介)


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# by tenohasi | 2018-04-21 13:50

3/24(土)炊き出しボランティア日記

私は、去年の12月から、TENOHASIさんの活動(調理、配食、夜回り)に参加しています。

参加する度に、だんだんと顔見知りのボランティアスタッフの方々もできて、皆さんわいわいと声を掛けて下さるので、とても居心地が良い雰囲気です。


本日は会社の後輩を誘って、炊き出し(配食)からの参加です。16時半ごろに、炊き出し現場の公園に着くと、既に衣料配布が始まっていました。


路上生活者の方々が、列をなしていて、本日も大盛況です!


お次は、いよいよ配食のはじまりです。

今回のメニューは、カレーです。インド料理屋さんが提供して下さった本格的なスパイシーカレー。さらに、ドリンクには甘くて美味しいラッシーまで!


ご飯をよそう担当など、スタッフ各々が持ち場につくと、いよいよ配食開始です!

私は、カナダ出身の陽気なナイスガイ2人と、ラッシーを配りました。ボランティアスタッフも、海外の方が、増えてきているなと感じました。


80名のボランティアスタッフで、約200食を配り、炊き出しは無事に終了しました。


空き時間に元路上生活者だったボランティアスタッフの方や、ベテランボランティアさん・初参加の方皆さんが、わいわい楽しそうに談笑している姿を見て、TENOHASIの活動は路上生活者のみならずたくさんの方の居場所になっている。本当に素敵な活動だなと、しみじみ思いました。

この活動を、より多くの方々に今後も広めていきたいですね。



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お手伝いしてみたい方、お待ちしております!

筆:中村紗土美


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# by tenohasi | 2018-04-07 18:25

炊き出しボランティア日記 3/10(土)

私の家は茨城県某所。調理をしている場所までは約2時間の道のりです。

炊き出しの日は家を8時頃に出発。車を50分ほど運転し、駅前の駐車場に停めてから電車へ乗り換えます。電車に乗るのは約40分。9時30分頃には都内に到着です。

ここからが私のお楽しみタイム。

まずは、お気に入りのカフェで美味しい「コーヒー」を飲みながらゆっくり「読書」。

コーヒーの芳ばしい香りに包まれながらの読書は至福のひとときです。

40分の読書タイムを終え、1020分にカフェを出発。

次のお楽しみは・・・「メンチカツ!!」

カフェから活動場所まで20分ほど歩くのですが、途中に美味しいお総菜屋さんがあるのです。そこでメンチカツ(たまにコロッケ)を買って、活動場所まで食べ歩き。肉汁がジュワッと旨みたっぷり、玉ねぎの甘みもしっかり、程よく胡椒も効いていてとても美味しい・・・

といった感じで1040分頃に活動場所に到着。2時間の道のりも楽しみながら炊き出しに参加しています。「何かの役に立ちたい」という思いも大切ですが、自分なりの「楽しみ」を見つけることも、ボランティア活動を長く続けていく上で大切なことだと感じています。

今日のスープの材料は「人参・大根・カブ・白菜・キャベツ・玉ねぎ・ほうれん草・青梗菜・もやし・椎茸・長ネギ・鶏肉」です(何か忘れているかも・・・)。

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 ↑歯が弱い方でも食べやすいよう、じっくり煮込んでしょうゆ味で仕上げました。

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  ↑今日もこの温かいスープを通じて、多くの方と心が繋がりますように・・・

                        (ぐんじ)


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# by tenohasi | 2018-03-21 20:11

ボランティア体験記③【撤収・片付け編】

■来た時よりもキレイに

路上生活者の方々がお帰りになると、すぐに公園の後片付けが始まります。ため息をついている暇はありません。それぞれの持ち場で、テント、椅子やテーブルをたたみ、空容器と割りばしをまとめ、ごみを分別し、すべての物資をトラックに積み込みます。そして使わせていただいた公園をきれいにお掃除するのです。私たちが落としたごみ以外だってもちろん拾います。来た時よりキレイにして帰るのがTENOHASIさんのポリシーだそうです。山登りが好きな私にはとてもよく理解できました。

■複雑な気持ちの報告会

片付けの後はボランティアスタッフが輪になって集まり、報告会が始まります。参加したボランティアの皆さんのお顔を拝見すると、学生さんなのでしょうか、若い方が多いですね。お母さんと子供たちと思われる方もいらっしゃいました。朝から一緒に調理をした面々も。

報告会は、今日の活動の成果と、私たちが暮らす豊かな国が抱える社会問題の一端を垣間見る時間となりました。炊き出しに並ばれた路上生活者の方197名・ボランティア参加者65名、配食数414食、生活相談4件、医療相談6件。勤めていた会社が倒産して就職先が見つからずここに辿りついた路上生活者方には就職面接に同行し、生活保護申請を希望する方にも同行者が付き添うそうです。慢性的な高血圧症の方には医師が紹介状を出したとのこと。

名前も顔も知らない人たちと一つのことを成し遂げた達成感を感じる一方で、ちょっぴり複雑な気持ちになりました。今日来てくれた方々はほんの一部だろう。路上生活予備軍だって何人いるか想像もつかない。本当にこの方々の助けになっているのか。果たして問題の解決につながっているのだろうか。自分だってそうなる可能性はゼロではない。そうなったら自分はどうやって生きてゆくのか。

路上生活者の方々が抱える悩みや希望はその日その時、人それぞれで違うでしょう。でもここに来れば、お腹いっぱい食べられる、相談に乗ってもらえる、薬がもらえる、助けてもらえる。そのことを決して忘れないでほしい。そして私たちはその場所を提供し、寄り添っていくのです。それは、助けを求めて辿りついた方を、行政や他団体と協力・連携して普通の生活に戻れるよう支援することができる。ここは、自立につながる最初の一歩。出発点なのです。

一日のボランティア経験で気づいた大切なことがあります。「行動を起こせば見えない世界が見えてくる」。とても単純なことですが、今までそれができていなかったのです。

さて、報告会の最後は想定どおり募金タイム。ささやかながら、今日の気づきと、おいしい食事のお礼を込めて寄付をさせていただきました。

■まだまだ終わらない

さあ、最後のお仕事が待っています。本日大活躍した食品用クーラーボックスと食器類の洗いです。こちらも立候補した若干名のスタッフで行います。トラックとタクシーに分乗して調理場に戻ったのは8人。時計は1930分を過ぎたあたり。片づけに利用する洗い場は、昼間と同じ調理場です。場所を提供していただいている方の更なるご厚意で、お湯が使えるので、油汚れが楽に落とせてとても助かります。それに手も冷たくありません。きれいに洗いあがったクーラーボックスの山を見て、今日の活動がとても充実したものだったと振り返り、大きな達成感を味わうことができました。最後に善意で調理場をご提供くださっている家主さんに挨拶をしてそれぞれが家路につきました。わたしには帰る家があって、待っている家族がいる。普段は見過ごしてしまいそうな日常がなんて幸せなことなんだと、しみじみ感じました。そして毎月第24土曜の2回、どんな日も欠かさずに炊き出しを行うTENOHASIさんと、それを支えるボランティアの皆さんの献身的で責任ある行動に脱帽するのであります。

鼻息を荒くして「社会福祉のために!」なんて思わなくても構いません。なんか寂しくなったり、息苦しさを感じたりしたら、TENOHASIさんのボランティアに参加してみるとよいでしょう。人を元気にできるだけでなく、きっとあなたも元気になれると思います。

TENOHASIさんでは炊き出し片付けボランティアを募集中!

http://tenohasi.org/volunteer/information/#bosyu13

わたしが感じた特典

・片付けだけだとつまらないと思います

・ぜひ、調理からご参加してみてください。きっと良いことがあります


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# by tenohasi | 2018-03-09 09:57

ボランティア体験記②【運搬・配食編】

炊き出しのご飯を配る場所は東池袋中央公園。調理した場所からは車で15分くらいです。1.35トンの小型トラックに物資やご飯を積み込み、2往復して運びます。片道ごとに1便、2便、3便、4便と呼んでいました。1便は案内用の立て看板、長テーブル、発泡スチロール製の器、割り箸、紙コップ、ごみ箱、炊き出し提供用ホットコーヒーが入った特大のドリンクジャー、ご寄付いただいた衣料品や日用品を運びます。2便は荷下ろし後、すぐにとんぼ返り。3便は今夜のベストカップル「あつあつ野菜スープ」と「ほかほかごはん」をたっぷり詰め込んだたくさんの食品用クーラーボックスを運びます。4便は公園での活動終了後に、運び込んだ荷物の撤収となります。

■トラックに同乗

実は今回、ボランティアの申し込み時に「配送も体験したい」と書き添えておきました。TENOHASIさんのボランティア募集のホームページの最後に「ドライバー(物資や食材等の運搬)」とあったので、一気通貫でやってみようと思ったのです。当日は1便に同乗し、運搬のお手伝いもさせていただきました。手渡されたのは「炊き出し運送運行表」。そう、路線バスの運転士がダッシュボードに置いておく、あのジグザグの表です。到着、出発時刻が分単位で書かれていて、それだけでプロドライバーになった気分になります。ここでの注意点は「積み忘れ」。公園での活動時間は限られていて、衣料品配布、配食、後片付け、撤収の時間がきっちり決まっています。忘れ物を取りに戻る時間はないのです。時間を守れないと、炊き出しを楽しみに集まってくれた路上生活者の方々・公園ボランティアスタッフの方々を待たせてしまいますし、公園が使えなくなってしまう恐れもあるのだそうです。責任重大なのです。いよいよ1便が出発。「俺はプロの運び屋・・・」、助手席に座っているだけですが、使命感が沸き上がります。ドライバーは10年間、TENOHASIさんの活動を支え続けているコアメンバーのOさん。トラックのミッションはAT、バックモニター付き、もちろん普通免許で運転可能、サイズ感はちょっと大きめのワゴン車といったところ。

公園までの経路は基本的に幹線道路。渋滞時を考慮して2ルートを使い分けるというOさん。「次の交差点は右折レーンにハマるから左キープね」、「あの信号機は突然赤になったりするからスピードに注意してね」、「さっきの段差はジェントルにいかないと、汁(荷室の野菜スープのこと)が漏れるから」。なんとも実践的なアドバイスをいただきました。まるで君は2ndドライバーだよと言われているような気がして、嬉しくなりました。

■公園は連携プレー

16時過ぎ、公園に到着するとすぐに荷下ろしが始まります。待機していた公園ボランティアスタッフの方々が次々に荷物を受け取り、配置場所まで運んでくれます。生活相談、医療相談のグループもテントの設営を開始。一気に公園に活気が溢れてくるのがわかります。

配食が始まる18時までは、ご寄付いただいた衣料品と日用品を配布します。大人気の温かいホットコーヒーの提供も開始します。炊き出し参加のボランティアさん、医療相談、生活相談、鍼灸スタッフなど他団体の方々、炊き出しごはんを楽しみに集まってくれた路上生活者の方々、総勢250人はいらっしゃいます。この中に自分がいて、色んな方々との繋がりができる。公園内にできた小さなコミュニティーの一員になることで、自分も少しは誰かの役に立てたかなと実感することができました。

3便が到着。お待ちかねのあつあつ野菜スープにほかほかごはんが運び込まれ、いよいよ配食が始まります。初心者ボランティアさん、少し経験がありそうなボランティアさん、ベテランのコアメンバーの方々、経験を考慮しながら役割と配置が決められます。ここでも基本は立候補制。空のどんぶりを手渡す係、ご飯をよそう係、よそったごはんを手渡す係、ごはんにあつあつ野菜スープをかける係、空容器や割りばしを回収する係、お仕事はたくさんあります。わたしはご飯をよそう係に立候補しました。それぞれの係による、流れるような連係プレーでどんどんご飯を配っていきます。美味しそうに食べてくれる路上生活者の方々を見るとだんだんと嬉しさが込み上げてきます。1時間足らずの間に400食以上(皆さん、おかわりをしてくれんです)を配りますので、ごはんをよそう腕が疲れてくるし、腰もつらくなってくるし、お腹も空いてきます。ここでも絶妙なタイミングでスタッフ交代が告げられます。ボランティアスタッフのまかないタイムです。メニューはもちろん、野菜たっぷりのスープかけごはん。ボランティアスタッフも交代で本日のメニューを頂くことができます。野菜スープに入っているニンジンを見て、「おっ、このニンジンはわたしが切ったやつかも!」と思うと、ココロも体も温まるのを感じます。

配食も終盤。3巡目のお替りに入る頃には野菜スープがなくなり、残りのご飯はふりかけ弁当にして配ります。ご寄付でいただいた食材ですから、無駄なく、ちゃんと食べきることが大切なのですね。この頃には大半の路上生活者の方々は何処へともなく去っていき、随分と人が減って寂しくなってきます。

「お腹はいっぱいになっただろか」、「今日は寒いから大丈夫かな」、きれいな月夜を見上げながらなぜか小さなため息がでた。

TENOHASIさんでは配食ボランティア募集中!

http://tenohasi.org/volunteer/information/#bosyu12

わたしが感じた特典

・おじさんたちが美味しいよ!といってくれます。

・おいしいまかないが食べられます

・こころも体もあたたまります

・友達ができるかもしれません


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# by tenohasi | 2018-03-09 09:54

ボランティア体験記①【調理編】

わたしは今年52歳になるサラリーマンです。ボランティアに興味を持ったことはありませんし、参加した事などもちろんありません。せいぜいコンビニの釣り銭を募金箱に入れるくらいです。そんなわたしが炊き出しボランティアに参加したきっかけ。それは「居場所探し」です。仕事が上手く行かず、明るい将来が描けずに自己否定してしまう自分をどうにかしたかったのです。ココロが弱っていたのですね。

■身近に感じたTENOHASIさん

TENOHASIさんを選んだ理由。それは、単なる炊き出しでご飯を食べてもらうだけではなく、そこをきっかけに、医療や生活保護、自立に向けた支援につなげる活動をしているからです。雨の日も、雪の日も、月に2回の炊き出しを欠かさず実行してきたポリシーに動かされました。それから事務局長理事の清野さんが父親と同じ中学校教師であったこと、わたしと年齢がちかいこと、定年を待たずに退職してTENOHASIの運営に尽力する行動力にも魅力を感じました。少年時代を過ごした北海道浦河町の「浦河べてるの家」とも繋がりがあると知り、何かの縁を感じたことも理由の一つです。ボランティアに参加する理由は人それぞれでしょうが、今回、TENOHASIさんのボランティアに参加して感じたこと、思ったことを体験談として綴ろうと思います。

<①調理編>

■ホームページから申し込み

最初にTENOHASIさんのホームページから調理ボランティアに申し込みます。申し込みフォームに氏名、メールアドレス、備考欄に「224日の調理ボランティアに参加を希望します」と書いて「送信」ボタンをポッチっと。その日の深夜に事務局から、日時、集合場所、最寄り駅からの所要時間、作業内容と持ち物が記載された丁寧なお返事メールが届きました。でもここで油断してはいけません。行ったこともない場所で会ったこともない人達と料理を作るのですから。包丁さばきの達人、炊飯名人、強面の監督官が睨みをきかせているかもしれません。「リンゴでうさぎちゃんを作れるだけではたぶんダメだ・・・」弱ったココロをなんとか奮い立たせ、頭にかぶる日本手ぬぐい、マスク、ゴム手袋、ウィンドブレーカーなどをザックに詰めて準備完了です。

■沿線つながりで溶け込む

いよいよ当日。電車に小一時間揺られて集合場所に到着。時刻は朝の1050分。すでにメンバーの大半は集まっているようでした。「鬼の監督官は誰だろう」、「包丁の達人はこの人かな」と想像が先走り、なんだか緊張してきます。

そんなとき「今日は中央線がね・・・」。同じボランティアスタッフの奥様方の会話が耳に入ってきました。この機会を逸してはいけません。まずは溶け込むのです。「中央線ですか。僕もです。駅はどちらですか?」「えっ、国立!?」聞いてみるものですね。なんと同じ駅。するともう一人「私も同じ」。さらに「私は武蔵小金井」。あっという間に中央線の会が誕生です。TENOHASIさんの調理現場は、アットホームな雰囲気でとても安心できる場所だったんです。

■調理開始

作業開始前のミーティングに参加したのはわたしを含め22人。役割は「食品運搬コンテナの洗浄」、「お米とぎ」、「野菜の皮むき&野菜切り」の3つです。どの担当になるかは基本的に挙手による立候補制ですが、リーダー的な方の指揮のもと、各担当がスムーズに決定しました。ここでの注意事項は2つあります。①食中毒防止のための手洗いとアルコールによる消毒をこまめに行うこと②包丁でケガをしないこと(これは3回も繰り返していました)。万が一のため、ボランティア保険に加入しておくという手もあるそうです。

さて、いよいよ調理開始です。まずトラックから食材を下ろします。白菜、キャベツ、玉ねぎ、人参、れんこん、ブロッコリーなど新鮮で立派な野菜がたくさん。これに鶏肉を加えてお味噌仕立ての野菜スープを作ります。ご寄付でいただいたお米は約60キロ!炊飯係の方曰く、「今日はナナカマだね」。これは「今日は8リットル炊きのお釜で7回ご飯を炊くよ」という意味だそうです。すごい量ですね。

わたしは洗浄係に立候補したので、調理場外の洗い場でたくさんの大きなクーラーボックスを綺麗に洗いました。これも食中毒防止のため念入りに。2月としては日差しもあって温かく、顔にかかる水しぶきが気持ちよかったです。

洗浄作業が終わり、調理場に戻ると、調理場では10人がかりで大量の野菜切りの真っ最中でした。すでに定員いっぱいで僕の出番はなさそう。手持無沙汰にしていると本日結成した中央線の会のKさんに野菜切りの権利を譲っていただきました。チームワークでどんどん野菜を切り刻み、一時間少々で巨大なクーラーボックス何杯分もの野菜を切ることができました。一人では何時間もかかることでも、チームや仲間と一緒なら簡単にやり遂げられるのだと実感しました。(会社では押し付け合いが多いからなおさら感動です)

■感動のまかない

時刻はお昼を過ぎてお腹が空いてくるころ。絶妙なタイミングでまかないの案内がありました。本日のメニューは、「白飯、焼きそば、カレー、大根の煮物、紅ショウガ、きざみのり、生卵、納豆」。トッピングは自由です。是非お試しいただきたいのは、「焼きそばオンザライス生卵添え・気ままに納豆も」。これがなんとも言えず美味なのです。美味しい食卓には笑顔の花が咲き、食後のお菓子やコーヒーも頂きながら会話が弾みます。ここでもやっぱりアットホーム(ひょっとしたら我が家よりも)なんです。参加してよかったなと心底思いました。

みんなでワイワイまかないを頂いている間に、炊き出し用のご飯はふっくらつやつやに炊きあがりました。美味しく炊きあがったご飯と、共に完成した今夜のベストパートナーとなる野菜たっぷり栄養満点スープは、食品用クーラーボックスに入れ、楽しみに待ってくださっている方々のもとへと届けます。どちらも炊飯のプロ、煮込みのプロが心を込めて作ってくれます。ごはんを作っておいしく食べてもらう。それだけのことですが、とても大切な繋がりなんだろうな。きっと。

次回<②運搬・配食編>に続きます。

TENOHASIさんでは調理ボランティアを募集中!

http://tenohasi.org/volunteer/information/#bosyu11

わたしが感じた特典

・包丁さばきが上手になります(野菜限定)

・ダイナミックな調理を経験できます

・美味しいまかないが食べられます

・運が良ければ中央線の会に入れます

・居心地が良いです


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# by tenohasi | 2018-03-09 09:52

2/24(土)炊き出しボランティア日記

還暦を過ぎて、炊き出しボランティア・デビューです。
 聞き間違えは多いし、目はしょぼしょぼ、理解力も足腰も弱まる一方の身で、なんの取り柄もないオバサンは、皆さんの足手まといにならないか正直、少し不安でした。
 でも、思い切って参加してみたら、やはり「案じるより生むが易い」ですね。新たなご縁や刺激をいただいて、身も心もリフレッシュしました。皆さん、ありがとうございます。
 反面、初参加者向けのセミナーを受けながら、自分には社会の歪みを直視し、路上生活の方に寄り添い、行動し続ける覚悟などあるのだろうか――。ふと、そんなことも感じましたが、まあ、あまり気負わず自分のできる範囲で、ユルユル続けていけたらと思います。

    ★          ★          ★

そもそも私が炊き出しボランティアに参加したいと思ったのは、飼っていた犬(♂)を通じて路上生活者の方たちと、わずかながら交流があったからです。
 散歩の途中、尻尾フリフリ近づいていったのをきっかけに、彼は路上生活のオジサンたちに頭を撫でてもらったり、オヤツをもらうようになりました。ある人は缶を集めて得た収入の中から、彼のためにわざわざ犬用ジャーキーを購入してくれました。自分用に買ってきた食パンを半分にちぎって、分け前をくださる方もいました。
 ところが墨田川テラスの整備や高速道路の脚柱工事が始まると、オジサンたちは追い立てられ、姿を見かけなくなってしまったのです。お礼を言えぬまま交流は途絶え、オジサンさんたちにいっぱい可愛がってもらった彼も昨年11月、旅立ちました。

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日中は春のような暖かい空気に包まれていましたが、日が落ちると次第に冷気が満ちてきました。東池袋中央公園で、いよいよ炊き出しのスタート。路上生活者の方々も三々五々、集まっていらっしゃいました。まず衣類の配布があり、続いて具だくさん汁かけご飯の配食です。オバサンは感謝の気持ちを込めて、勢いよくドンブリにご飯を盛っていました。
 黙って作業を見守っていた先輩ボランティアが「これくらいが適量かな」と、ご飯少なめのドンブリを指さします。「なるべく野菜を採ってもらいたいでしょ」。そうでした! 汁のスペースを残しておかなくては(汗)。「牛丼じゃないからね」「お代わりもできるし」、すかさずオバサンにかけられた気配りの合の手、痛み入ります。

    ★          ★          ★

交代して、路上生活者と同じメニューを若いボランティアの人たちと一緒にいただきました。まだ暖かい汁をすすると、薄味ゆえに野菜のうまみが口の中に広がります。彼女たちも今日が初参加とのこと。「思ったより若い人が多かった」という意見に加え、一人の女性の「一見しただけでは分からないですね。実家の父親も同じような恰好してますモン」という感想に、オバサンも大きく頷きました。これが新聞などでときどき目にする「見えにくい貧困」なんでしょうか。
 見るからに路上生活をされていると分かる方もいらっしゃいますが、街ですれちがったら、まったく分からないような方も少なくありません。見た目で差別されることは減ったかもしれないけれど、路上生活の境遇は改善されない。この現実を改めて思い知った、炊き出しボランティア初体験でした。
 とは言え、社会構造云々を声高に論じるつもりはなく、「細く長く楽しく」をモットーに参加したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(T・K)



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# by tenohasi | 2018-03-02 10:02

リニア新幹線について映像と現地の人の報告会

鍼灸班のリーダー石崎さんからのお知らせです。
昨年、ゼネコンが談合していることが明らかになったリニア新幹線工事ですが、ほかにも言語道断なことが山盛り。
原田芳雄の遺作となった映画「大鹿村騒動記」の舞台・長野県大鹿村でリニアから村を守ろうとがんばっていらっしゃる前島さんをお招きしてのイベントです。
私も行きますので、ぜひご一緒に。
清野賢司
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こんにちは、公園で鍼灸をしている石崎です。

1月4日に当MLにご案内させて頂いたのですが、3月4日(日)15時から、池袋にて(2月25日は同内容にて松戸にて)リニアの報告を、大鹿村の前島久美さんにして頂きます。

みなさんリニアについてどの程度ご存知でしょうか?
ちょっと興味を持って頂けると、原発もリニアも同じ構造のように見えてきます。

住民に十分な説明なし(必要な事を隠す)。
残土(掘り出した残土自体がトンネル掘削の工法によっては、プラスチック片も一緒に削りながら掘削する方法や、破砕帯などは薬液注入によって硬めるので産業廃棄物になりますし、ウラン・ヒ素等の汚染土を掘り出す可能性も大)の置き場なし。
財政投融資決定(3兆円)決定。
マスメディアに広告主として圧力。
画餅(がべい)の地域振興。
JR東海の社長が、「リニアはペイしない!」と言っている。
等々

リニアが通る長野県の南アルプスの麓にある大鹿村の当事者で、リニアに反対されている前島久美さんに来て頂き、大鹿村で何が起きているか映像を見、報告して頂きます。

大鹿村は300年以上続く年二回の村歌舞伎で有名な所で、原田芳雄主演の「大鹿村騒動記」(死去3日前の7月16日に封切)が撮影された所でもあります。また、分杭峠(ぶんぐいとうげ)のゼロ磁場でも有名です。

是非この機会にご参加して頂き、リニアの是非を考える一つとして頂けたらと思います。

詳しくは以下の1月4日にお送りした内容をご覧ください。
では、ご参加をお待ちしています。

・・・《以下1月4日の内容です》・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさま、明けましておめでとうございます。
公園で鍼灸をしております石崎です。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、3月4日(日)に池袋にて、以下のような会を予定しております。
もしご興味とお時間がありましたら是非ご参加ください。
(同じ内容と時間帯で2月25日(日)に松戸でも行いますので、松戸に参加されたいと言う方も石崎までご連絡下さい)
なお、この会はTENOHASIと直接関係なく、TRUST(東京路上鍼灸チーム)が主催して行います。

昨年の11月にTRUSTにて南信州のバスツアーをし、その時大鹿村を訪ね、中央構造線博物館とリニア工事現場を見学しました。

その時村内を案内して頂いた前島久美さんをお呼びして、リニア関係により大鹿村で起きていることを報告して頂くことにしました。

マスコミにはほとんど報道されない事実を、ぜひ知って頂きたいと思います。

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(テーマ)
リニア中央新幹線を考える
~今、信州・大鹿村で起きていること~

談合で問題になっているリニア中央新幹線、今どのような状況かご存知でしょうか?
リニアが通る長野県の南アルプスの麓にある大鹿村の当事者で、リニアに反対されている前島久美さんに来て頂き、大鹿村で何が起きているか映像を見、報告して頂きます。(大鹿村は300年以上続く村歌舞伎で有名な所で、2011年に公開された「大鹿村騒動記」と言う映画も作られました)

◎ ドキュメンタリー「残像 ~リニア新幹線と山の記憶~」上映45分
◎ 大鹿村からの報告 前島久美 さん   
◎ 質疑応答他 

日時 : 2018年3月4日(日) 15:00~16:45
参加費 : 500円(メールで事前申込込みの30歳以下の学生は100円)
定員 : 45名 (当日も受付けますが定員になりましたら締め切ります)

終了後、前島さんを囲んで夕食会をします。(人数制限あり、飲食代別途個人負担)

申込方法 : 石崎宛にEメールにて、「①氏名 ②会食参加希望の有無 ③30歳以下の100円で参加ご希望の学生は学校名・学部名・学年」、をご連絡ください。
     email:
ishizaki.t@jasmine.ocn.ne.jp
事前申し込み先着15名様に大鹿村産の「塩最中」1個進呈

会場 : がんばれ!子供村ビル4階研修室(豊島区雑司ヶ谷3-12-9)

JR・東京メトロ・西武池袋線・東武東上線 池袋駅~徒歩10分
東京メトロ 雑司ヶ谷駅~徒歩7分
都電荒川線 鬼子母神前駅~徒歩7分

がんばれ!子供村HP:
http://www.kodomomura.com/access.html

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☆松戸と池袋は同じ内容でお願いしています。
☆チラシがありますので、必要な方は添付してお送りします。
☆詳細を確認されたい方は、石崎までメールでお問い合わせください。
email:
ishizaki.t@jasmine.ocn.ne.jp

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# by tenohasi | 2018-02-22 19:52