当NPO法人TENOHASIによるハウジングファーストの先駆的取り組みである
「アパート直接契約」に関しての勉強会が
下記の通り開催されます。
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◆「借りる苦労と貸す苦労 ---アパート入居直接契約--- 」
◆日 時:2016年5月13日(金)18:30-19:30
(19:30~住まいの貧困に取り組むNW定例会)
◆場 所:新宿区戸塚地域センター 集会室1(地下1F)
あなたにとって、安心できる住まいを得て其処で暮らせることは当たり前でしょうか?
公営住宅が極めて少なくまた家賃補助制度の無い現在のこの国では、
それが当たり前では無い多くの人々が居ます。
「ホームレス状態」の人だけでは無く、
派遣法改正を受け更に増大している不安定就労層が、
工場や現場の寮を転々としたり、
ゼロゼロ物件や脱法ハウスなど悪質で不安定な住居に住まざるを得ない現状もあります。
ホームレス状態であった人が生活保護受給に漕ぎ着けても
貧困ビジネスの寮などに入れられてしまい、その劣悪な居住環境に耐えられなくなって
路上に戻ってしまうケースは枚挙にいとまがありません。
このような現状の解決方法の一つが、
「アパートの大家さんと、家の無い人・支援者が直接結びつく」ことです。
まず、住居の無い人が支援者の紹介で、志のあるアパートの大家さんと直接契約を結び、
その契約書をもって生活保護申請を行えば、
そのままアパートに入居できます。
しかし、
アパートの大家さんの立場からすると、
住居の無い人を迎えるにあたり、
さまざまな不安を持つかも知れません。
ですが、
住居を持たないその人とご自分一対一のみの関係ではなく、
其処に、その人を支援している支援者、支援団体が介入すること、
また支援者、団体が入居後も、その人の見守りや定期的な訪問などを
行うことなどにより、
より安心して契約、賃貸を行うことが可能となります。
こうした取り組みは、全国的に見てもまだ始まったばかりですが、
概に五年も前から実際に取り組んでいる大家さんが居ます。
そして、その大家さんと安定した住まいを持たない人の間にかかわって、
伴走的に支援を継続している NPO 法人があります。
第二回目は、その大家さんである小室様と、その伴走的支援を実践している
NPO法人TENOHASI 理事の坂内氏を迎えて、その取り組みについて
お話して頂きます。
そして、そうした志のある大家さんにも是非この学習会にご参加頂き、
皆で意見交換し、考えていきましょう。
なお、勉強会のあとの
住まいの貧困に取り組むネットワーク定例会 (19 時半~ 21 時頃 )
にもふるってご参加ください。
主催:住まいの貧困に取り組むネットワーク