天気予報通り、雨となった5月の第2土曜日。
ということは……「弁当」!!
なぜ「!!」かと言うと……通常の調理班の作業は、おお
よそ以下の通りです。
1 調理道具の運びだし、トラックから必要な材料の運び
だし
2 大きな寸胴鍋、釜、野菜保存用の衣装ケース、調理道
具などを洗う
3 米を量り、とぐ
4 野菜を洗う・切る
5 肉を切る
6 ご飯を炊く
7 野菜を煮込む
8 ご飯と野菜汁をクーラーボックスへ移す
9 必要な道具とともにトラックに積み込み、公園へ運ぶ
だいたい500人分くらいをめどに作りますので、たんに「野菜を切る」といっても大量ですし、その都度洗い物も出てきますので、多くのボランティア参加があってもフル稼働です。
ところが、雨の日は「弁当」の状態に仕上げて公園まで運ぶため、「8」は、「ご飯とおかずをパック詰めにする」に変わります。通常の汁にしてしまうと汁がもれてしまうため、雨の日はその時々で工夫していますが、この日は「中華丼風」に、というアイディアがでました。汁を少なくして、仕上げに片栗粉を入れてとろみをつけます。まかないにも、試しに作ってみましたが、なかなかに美味♪

パック詰めの際は素手では熱いので、ゴム手袋をしての作業です。雨なので100人くらい並ぶと想定し、倍の200をめどに作っていきました。
できあがったご飯とおかずの数を確認しながら、それぞれクーラーボックスに入れ、完了!!
いつもは、4時には後片付けも終わり、トラック到着までのんびりできるのですが、この日は5時近くまでかかってしまいました。なんとか時間に間に合ってホッと一息。
さて、雨の日で一番大変なのは、洗い場なんです。雨除けのテントは張るものの、冷たい水で大きな鍋釜、使い終わった調理道具など、次々に洗わなくてはなりません。この日もベテランの3名が交代なしでずっと洗い続けてくれました。

この日、公園に並ばれた方は121人、199食分を提供いたしました。お味はいかがだったでしょうか? (農作業で筋肉痛のTでした(>_<))