人気ブログランキング |

2020年 04月 14日 ( 1 )

ネットカフェ生活者のためのビジネスホテルに行った方に聞きました

4月8日(水)に「東京チャレンジネット」に申し込んだ方の体験記です。
 東京都の用意したビジネスホテルに申し込もうか迷っている人はぜひ読んで下さい。
 *各区の窓口に申し込んだり、6ヶ月前から都内にいたことを証明するものがない方の場合はまた対応が異なっていますが、ネットカフェ生活だったことを話せば5月6日までビジネスホテルを提供してくれます。

 行ったのは新宿の「東京都健康プラザハイジア3階」。新宿駅から徒歩7分。歌舞伎町の入り口。そこにあるのはネットカフェ生活の人を支援する「東京チャレンジネット」の受付窓口です。
 相談ブースはパーテーションで仕切った8箇所で、全部埋まってました。

 聞かれたのは

Q 仕事をどれくらいの頻度でやっていますか。
A 僕の場合は週6の勢いで働いてたんですけど、みんななくなって今は週2です。
Q 一番稼いでいる時の収入と今の収入は。
A 稼いでいる時は月40万。今は10万もありません。
Q 毎月の収入と支出(食費、娯楽費、交通費、宿泊費など)をざっくりと。
A ざっくりと答えました。 
Q 都内に6ヶ月以上前からいましたか。
A 僕は3年前に東北から出てきて、それからずっと東京で働きながらネットカフェで生活してました。

 そうしたら、それを証明するものがありますか、と聞かれました。

 ここで困りました。
 前は派遣の給与明細を持ち歩いてたんですが、荷物が重くなるので全部捨てたんですよ。
それで、派遣会社に電話して「自分、いつから登録してますか」って聞いたら、12月始めにだったんです。
その前にいた派遣会社の連絡先は覚えてなくて。
つぎに、ネットカフェに電話ました。窓口の人は電話を脇で聞いていて「何月何日からです」という話を聞けたらそれでもいいと言われたんで「会員番号○○ですが、いつから泊まっているか教えてもらえますか」って頼んだら、「個人情報は電話では教えられない」と言われました。
 しょうがないんで荷物をひっくり返したら、たまたま献血の手帳があったんです。僕は3ヶ月毎に献血に行ってたので、そのカードの一番上の記録が去年の6月だったんです。
 これを見せたら、認められました。

 それから申込書を書きました。前の晩どこで寝たか・住民票はどこにあるか/いつからネカフェ生活か、など簡単なヤツです。

 次に利用同意書を書きました。
「安定した地域生活を営むため相談援助に添って努力すること」などを約束するものです。

 どうにか申請が終わって、写真付きの利用者カードを渡されました。

 今いくらかお金を持っているかなどを書く書類はないんです。
 緊急対応だからなのかはわからないですけど。

 「最初2週間は一時避難で新宿周辺のビジネスホテルを確保します。
 その間に
 仕事ができたら仕事して下さい。
 健康診断を受けてもらいます。
 住民票をとってください。
 次に3ヶ月住めるところを見つけるように努力します。アパートや都営を探します。場所は選べません。離れたところになるかも知れませんがそこは承諾してください。そこには3ヶ月から4ヶ月居られます。」

 状況がどんどん動いてますから部屋は場所はわからないと言いつつ目星は付いているようでした。

 「ビジネスホテルに泊まれるのは早くて3日後です。決まったら携帯に電話します」

約30分で終了しました。それからは手持ちのお金でまだやっているネットカフェに泊まりました。

予定より早く2日後には連絡が来て、に行ってホテルの利用票をもらい、ホテルに行きました。

シングルベッド・バストイレ付き。いい部屋です。自分には贅沢すぎます。だって、ベッドですよ。ネットカフェはクッションがあるだけなんです。三食お弁当が出ます。

ただ、お金は出ないので、チャレンジネットがハローワークの仕事情報をもとに提供してくれる仕事に応募します。
今入っている仕事は週2日しかないので。

*献血カードが役に立ったことはNHKでも報じられました。しかし、なぜ6ヶ月なのか、なぜそれを自分で証明する事ができなかったらチャレンジネットにチャレンジすることもできないのか、疑問です。



by tenohasi | 2020-04-14 15:28 | お知らせ