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9/28(土) 炊き出しボランティア日記

「カレー粉を入れてみては?」
「中華だしにすれば中華風スープになるかも!!」
「シチュー風はどうだろう?」

てのはしの炊き出しで作る野菜スープは基本的に醤油味か味噌味。
(年末年始は親子丼風スープや粕汁を作りますが・・・)
ということで、最近、調理班では新たな味に挑戦しようとアイデアを出し合っております。

その第一弾として挑戦してみたのが、カレー風味の野菜スープ。
どれくらいのカレー粉が適量なのか全く想像がつかないので、みんなで味見しながら仕上げていきました。

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公園では、丁度良い味と言って頂ける方もいれば、カレー風味が少し薄いと感じられた方もいましたが、初めての試みとしてはまずまずの出来だったのではないでしょうか。「もっと美味しい食事を届けたい!!」という思いを大切にしながら、これからも様々なチャレンジをしていきたいと思います。良いアイデアがあれば是非ご連絡ください!!


by tenohasi | 2019-10-17 20:01

今週10月12日のTENOHASI炊き出しは中止!

予報によると、12日は大型で猛烈な台風19号が炊き出しの時間に東京を直撃する可能性が高く、炊き出しに並ぶ人・ボランティア双方に危険です。
そもそもボランティアが集まれないし、集まったら今度は帰れないという状況になりそうです。
そこで、結成以来一度も中止したことのない炊き出しですがさすがに今回は中止します。
参加予定の方がいらしたら連絡お願いします。
当日は少人数で公園に行き、知らないで来てしまった人に対応しようと思います。
よろしくお願いします。

TENOHASI事務局

by tenohasi | 2019-10-09 16:38

9/14(土)炊き出しボランティア日記

残暑も引き、急に涼しくなる。914日はそんな日でした。それでも、公園の配食ではセミが鳴いていたのを覚えています。もう夏が終わるのか、そう感じさせる涼しい風が吹いていました。

今回、ボランティアに参加したのは、職場の新人研修の一環です。自分でボランティアを見つけてアポを取れということなので、昔よく参加していたTENOHASIの炊き出しに行くことにしました。

調理から参加するのは久しぶりでした。集合はいつもの11時。休日だから、まだちょっと寝足りないなと思いつつ、家を出ました。

まず、最初のミーティング。自己紹介をし役割を決めました。初めての方が多く、そして結構遠くから参加されてるんだなと知りました。近くに住んでる自分は気軽に来れるけど...中には他県から来られる方もいるようです。

僕の知っている炊き出しは、全て屋外での調理でした。だから、いままでと少し様子が違うなあと少し驚いていました。前は人数も、初めての方もこんな多くなかったはずです。屋内で調理をし始めたのはもうかなり昔の話だよと聞いて、調理班としての参加が数年ぶりであったことに、そのとき気が付きました。雨が降った時はカッパを着て、ブルーシートを張りながらの大変な作業だった記憶があります。屋内での作業だとその点とても良いですね。

調理器具や入れ物は食中毒を起こさないためにも、念入りに洗います。まず、器がないと他の作業もできないので最初はこの作業です。調理している間も断続的に洗う作業が必要になってきます。

お米は8Lを6釜だったかな。とんでもない量です。1人だったら、1年間あっても消費しきれるかどうか。まさか、お米をこぼすわけにもいかない。手が滑ったらかなりの量のお米が無駄になります。だからとても慎重に作業をしました。ただ、お米を研ぐだけの作業にかなりの時間を要しました。

そして、ひたすら野菜をザクザク切っていく、こんなに爽快感のある作業はないでしょう。果てしない量の野菜です。いつもスーパーで売っているパックごと、じゃなくてダンボールの箱ごとまるっとです。この日は卵がたくさん届きました。100個くらいあったそうです。

初参加の方からは、こんなにたくさん卵を溶かすなんて「ぐりとぐら」の世界みたいだ、という声も聞こえました。確か、大っきなカステラを作るお話があったような。


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(大量の卵を鍋に入れる瞬間)


今日は涼しいはずなのに、この部屋だけ熱い。煮込み場には熱気が漂っていました。お米を炊く釜の他に、スープが3つの大きな寸銅なべが使われています。味付けはなべ1つあたり2Lの醤油を丸ごと、どぼどぼと。ジャグに用意するコーヒーもインスタント1ビン丸ごと...

とても不思議なことなのですが、投入する醤油の量は同じでも、鍋によって味が違ってくるらしい。少し味見をさせてもらいました。うん、想像以上に濃さが違う。でも、ご安心を。最後は全てまぜ合わせるので均一な味になります。


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(味が均一になるようにコンテナに移す…)


こんな豪快な料理の体験をしてみたい方はぜひ調理班に来てください。他の方もよく言われることですが、作業は和気藹々と雑談やお話しをしながら、のんびりゆるゆるとやってます。まかないも、美味しいですよ。納豆、卵をトッピング、焼きそば、ごはんが食べられます。

さて、調理が終わったら、公園へ移動です。食べ物はトラックに運ばれて。僕たちはバスに揺られて。初めての方は公園の見学ツアーがあります。

この日はちょっと早めに着いたのかな、公園では衣料配布をしていました。色んなところから集められた服ですが、中には靴やネクタイなんかも並んでいます。

今回はボランティアに初参加の方が多くいらしていたので、配食はそちらに任せて、自分は容器や割り箸の回収を担当しました。声は積極的にかけようと思っています。ありがとうございますとか、美味しかったとか、たった一言で一瞬でもお互い幸せな気分になれるなら、いいじゃないかと思いながら。ボランティアの方も炊き出しに並ぶ方ももしかしたら、そういったものを求めて来ているのかもしれません。


この日も多くの方々に炊き出しに並ばれていました。ホームレスの方は減っている、そんな話をよく耳にします。確かにそうなのでしょう。ただ、炊き出しに並ばれている人の列を実際に目の前にすると、まだまだたくさんいるんだな、炊き出しが必要とされているんだなと、そう実感します。


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(スープは余らないようにご飯が余ったらお弁当にします。)


今回はちょっと変わった出会いもありました。たまたま偶然、職業的に近い分野の方が数人いらっしゃいました。業界のお話などで盛り上がりました。炊き出しの場でそんな話をするとは思わなかったので軽い驚きです。いつ、炊き出しに並ぶ側になるかもわからないよね、そんな言葉も出てきました。


最後、ゴミ拾いをしながら公園を一周しました。迷惑がかからないようにです。炊き出しは公共の場所としての利用の範囲の中で行なっています。だから、公園に来たときよりも綺麗にして帰ります。

ボランティアに参加する、初めての場所に行く。これは結構、勇気が必要なことだと思います。だけど、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。ただ手伝い、体験するだけでなく、TENOHASIの活動についてや、路上生活者の支援に関する貴重なお話を聞くことができます。また、たまたま知り合った人から思いもがけない話が聞けることもあります。これは実際に足を動かさなければ得られないものです。ぜひ、フィールドワークの一環として、自主的な社会科見学の一環として。

自分が炊き出しに参加し始めたきっかけになる事件が起きたのは、もうずっと前のお話です。「ホームレス襲撃事件」です。当時はかなりの大騒ぎでした。友達が事情聴取に呼ばれたり、当時の自分の生活圏には路上生活者が身近なところにいたため、あまり他人事には思えませんでした。

また、その後に学校で受けた路上生活者の問題に関する講演がかなり印象に残っていました。そして、高2の頃だったかと思います。初めて炊き出しに参加しました。自分にはそんな経緯がありました。

何回か参加すると、炊き出しにはただ、食事を提供する場というだけではなく、他の人と交流する場としても機能していることが分かります。公園としての本来的な役割ですね。会話が生まれる場所です。このブログで、なんとなく、暇つぶしで来ている、と書かれているのを見ました。そうやって気軽に来れる場所であるからこそ、人が集まるのだと思います。

この頃は、お一人様な空間が増えているようです。公共の場所のあり方や捉え方も変わってきました。公園で炊き出しをすることが迷惑だと思う人もいるでしょう。だからこそ、炊き出しをする、人が集まる、これ自体が問題提起となりうるだろう、と思っています。


いや、迷惑でなんかないよ、必要なことだよと堂々としている。その一方で、その感覚の違い、を少しでも解消するための努力をしています。様々な細かいことに気を配って広報もしながら活動しています。

炊き出しの活動が必要なくなる、これが目指すべきところだと思います。ただ、いまのTENOHASIの多様な活動は、お腹を満たす、支援する、それ以上の意味を持ちつつあります。具体的にどんなものかは分かりませんがTENOHASIの担う機能は継続して残っていてほしいなあと思っています。

自分を炊き出しに向かわせるのは、第一に好奇心、第二に人とのつながり、第三に、社会とのつながりの実感かなと思っています。どれも自分自身のためです。だから、炊き出しの参加に特にリターンなんかは期待していません。

好奇心とは、まだ見ぬ世界を知りたいという気持ちです。色んな人の話が聞きたいといつも思っています。「愛の反対は無関心」これは自分を炊き出しに連れて来てくれた人が言っていたことばです。

人との繋がり、とは懐かしい人に会えるかも、という期待です。今回も知っている方が炊き出しに参加されていました。そういうことがあると嬉しい。また、新しい出会いもあります。

そして、社会とのつながりの実感。どうしたって狭い世界で生きざるを得ない我々には社会の中でどうしても知らない部分が出てくる。そういったところで大変な思いをしている人がいたとしたら?そんなところに接点を持つことが1つの目的でもあります。目の前にいる困っている誰かに対して、社会の一員として何かをすること、そういった社会参加がしたくて、という気持ちがあります。

配食場所が東池袋中央公園に移動してから、そろそろ10年が経つそうです。長いですね。このような運動が継続するには責任感が動機だけでは続かない。きっと、多くの人が人それぞれ違う思いを抱えてこの場に集まったからでしょう。路上生活者にも、支援者にも、きっと、それぞれの物語がある。これからも、この公園で、絶えず紡がれて、そして交差していくことかと思います。


(おきおきはねるねる)







by tenohasi | 2019-09-26 07:06

千葉の台風被災地支援報告2 朝日新聞記事

9月15日(日)の夜にTENOHASIの災害対応チームの活動が記事になっていました。被災地ボランティアで何が求められるかがよくわかります。TENOHASIの名前が出ていないのは残念ですが、炊き出し用のテントとジャグが写っていてちょっと嬉しい・・・


ボランティア受付の現地テントが開設 千葉県鋸南町

台風15号支援通信

川村直子

千葉県鋸南町の岩井袋地区には15日、社会福祉協議会と民間ボランティアらによる現地テントが開設された。

 東京都の会社員大塚教徳さん(46)は前日、仲間のボランティアと同地区を訪問。壊れた屋根にブルーシートをかけるなど高所作業の必要性を感じたため、区長を通じて現場の需要を洗い出し、地図に落とし込んだ。さらに社協に声をかけ、合同の「総合受付」を現地につくった。がれきの片付けなどは社協で、屋根に上るなどの作業は「自主責任」として民間で対応する。

 多くのボランティアが甚大な被害を受けた地域で支援にあたった。区長の久保田純史郎さん(67)は「応援がたくさん来てくれても現場に仕切ってくれる人がいないとどうしようもない。高齢者の多い集落にテントをつくってくれて本当に助かる」と話していた。

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(川村直子)

もとの記事URL

https://digital.asahi.com/articles/ASM9H73JSM9HUQIP067.html?fbclid=IwAR2MJWEeOLeIT8_I1483klXlado0PcrqE-6JDT6o9dXQTRj-8irnVWNXLJA




by tenohasi | 2019-09-18 12:18

8/24(土)炊き出しボランティア日記

 今回のブログは、ルーテル学院大学から参加していただいた学生3名の方に書いて頂きました。ホームレスの方々と触れ合って感じた学生の皆様の想いを、是非ご一読ください。

この度はTENOHASIさんの炊き出しのボランティアに参加させていただきました。私は調理班と配食班に携わりました。今回はカレーを400食程作りました。調理班では洗い物、野菜の下ごしらえ、米とぎの係に分かれ、調理を始めました。全ての係に、炊き出しのボランティア経験が豊富な方がいらっしゃいました。そのため疑問や心配事について、いつでも質問ができ、安心できました。調理は二時間程度で終わり、昼食(まかない)の時間を挟み、TENOHASIの活動や配食班での流れについて説明を受けました。

 その後、配食を行うため東池袋中央公園に移動しました。公園では配食以外にも、給水・衣類配布・医療相談・生活福祉相談・はりきゅうマッサージなど、様々なスペースがあることで、多様な必要に応える体制が作られていることに気づきました。私が公園に到着した時にはすでに、多くのホームレスの方が整列していたことに驚きました。私は最初に給水係を担当しました。直接ホームレスの方に対面するのが初めてでしたが、多くの方が挨拶を返してくれました。多くの方は身なりが整っており、見た目からホームレスの方か判断することが難しかったです。その後、公園を回りながら、TENOHASIの活動について説明を受けました。

 配食は1800から開始しました。配食も始まる前から多くの方が列に並んでいました。私はごみ箱の前で、食事に使ったスプーンや器の分別していただくよう声掛けをしました。多くの方はごみを捨てる時にお礼を言ってくれました。また、分別の仕方を把握している方が多く、何度も参加しているとことがわかりました。多くの方は2回以上列に並び、食事を取ってくださいました。また、列に並ぶ方の多くが帽子をかぶっていました。ホームレスの方は一日中外で過ごすため、直射日光対策になる帽子の重要性を知りました。

 配食終了後、設営に使った机や椅子などを片付けました。また、炊き出しに参加した方の人数等の報告を受け解散になりました。今回は140人程度の方が炊き出しに訪れていました。ボランティアに参加して印象的だったのは多くの方が2回以上配食の列に並んでいたことです。やはり、このような炊き出しが健康的な食事の機会の提供であり、生命線でもあると実感しました。初めてボランティアに参加したため、不安や緊張に襲われていましたが、気さくな方が多く、楽しい時間を過ごすことができました。

(ルーテル学院大学1年 S.M)


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↑カレーにトッピングするための浅漬けを作ります。



 普段はそのまま通り過ぎてしまうホームレスの方々に、今日は炊き出しをしました。午前中はご飯づくり、午後は炊き出しといったスケジュールでした。

私は路上生活者と関わるのは初めてで、どう関わればいいのかわからず、最初は正直不安でした。でも、午前中には、ボランティアに参加している方々の和気あいあいとした雰囲気や、てのはしさんが具体的にどのような活動を行っているのかの説明をしてくださったことで、不安よりも「早くご飯を届けたい」という気持ちの方が強くなりました。

 午後、炊き出しをする公園に行くと、すでに行列ができていました。炊き出しの際印象に残ったのは、一滴もこぼしたくないかのように、よそった瞬間スプーンも使わずにカレーをすすった方がいたことでした。初めての光景で、事情は分からないけど、私は「少しでも助けになれたらいいな」と思いました。

私は普段のイメージから、ホームレスの方々は無口で不愛想な人ばかりだと思っていました。しかし、関わってみると、静かで優しい方、とても上手に折り紙を折ってプレゼントしてくださる方、周りの人の笑いを取るユーモアな方など、いろんな方々がいて、それぞれにいろんな事情があり、今はこういう生活をしているけど、関わってみなければ見えないことがたくさんあるのだと知り、大きくイメージが変わりました。同時に、てのはしさんの活動をもっとお手伝いをしたいと思いました。これからはできる限り、お手伝いをさせていただきたいと思います。

(ルーテル学院大学1年 E.L)


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↑ご飯・カレー・浅漬けの順で器に盛っていきます。


私がTENOHASIのボランティア活動に参加したきっかけは、大学のゼミでのフィールドワークの一環としてでした。私がボランティアに参加したのは、この日の数日前に、あさやけ子ども食堂さんにお邪魔したものを含めて二回目です。それまでの私はボランティアという言葉は知ってはいても何処か遠くの存在として感じていました。というのも、私の中でのボランティアのイメージは、厳粛で義務的であり各個人に役割が決められ堅苦しいものだったからです。しかし、現実は全く違うものでした。誰もが気軽に参加して気軽に帰る。役割はなく和気あいあいとした雰囲気の中でそれぞれがやりたい作業をする。今回参加してみてそれまでのボランティア活動に対するイメージは粉々に打ち砕かれました。

 私は飲み物を配る担当でした。配っていく中でふと感じたことがありました。だれしも「ホームレスの方々も普通の人」だと殆どの方が考えることだと思います。私もそうでした。しかし、それはただ頭で分かっているつもりになっていただけだったのです。一人ひとりに飲み物を配り、ホームレスの方々一人ひとりと触れあう中で、私たちと何も変わらないことにようやく気付けました。もしかしたら、頭ではわかっていてもどこかでは「ホームレス」という括りで私たちとは異なる別の存在としていたのかもしれません。

 今回参加させて頂いてボランティアの楽しさと現実を学び、また参加してみたいと思いました。恐らく、支援する側の人にとってもここが一つの居場所なのかもしれません。

(ルーテル学院大学1年 S.K)


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↑カレーと一緒にマンゴーラッシーもどうぞ!!







by tenohasi | 2019-09-11 14:39

8/10(土)炊き出しブログ:夏祭り&慰霊祭2019



8/10(土)は、TENOHASIの夏祭りと慰霊祭を執り行いました。


皆様のお力添えのもと、無事に今年も終えることができました。

みなさまに、改めて感謝申し上げます。


当日の様子を、前回に引き続きYさんに執筆頂きました!

なんと、夏祭り後に、大塚モスクさんも見に行ってくださったとのこと。

来年の今頃、どうなっているのか。良い方向に向かいことを願うばかりですね。


後半に、夏祭り1日の流れを記載させて頂きますので、気になった方やお久しぶりの方も、次回是非ご参加いただけると幸いです。

また、当日の様子を動画制作のプロの竹内さんに、素敵なシーン満載の動画にして頂きました。(ボランティアでの作成!誠にありがとうございます!)

https://youtu.be/iwxfRuDL4Lg


当日の様子や、TENOHASIの活動の活動内容がわかる、ほっこり素敵な動画になっています。

みなさま、是非ご覧くださいませ!


◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇




前回の「調理班」での初参加に引き続き、今回、家族4人で「配食班」に初参加しました。


この日は、「TENOHASI 夏祭り・慰霊祭 2019」という大きなイベントの日です。

お昼にそーめん、慰霊祭を挟んで、かき氷とスイカ割り、衣類配布があって、夕食にカレーと、なかなか大変な一日です。

私たちは一部分だけの参加でしたが、猛暑の中、朝から晩までずっと参加された方もいました。


今回、初めて配食に参加して、まず最初に驚いたのは、列に並ぶ人の多さです。

聞くと150人を超えていて、それでも年々少しずつ減ってきているとのことです。

夏祭りという特別なイベントの日だったからか、かなりの賑わいに見えました。

でも考えてみればこのお祭りは、年々盛り上げていこう!というよりは、徐々に人が減っていく方が状況的には望ましいわけで、ひっそりと人もまばらなお祭りになっていくことが理想の最終形態なのでしょうか。ちょっと不思議なジレンマを抱えています。


でもボランティアはたくさんいて活気があった方がいいとも言えます。だから人の数が逆転してボランティアが多すぎて賑わうぐらいが一番いいのかもしれないと余計な事を考えながらそーめんにネギをのせていきました。(前半にたっぷりのせすぎ、後半はネギ少なめになって、最後は足りなくなってしまいました……)


今回もTENOHASI調理班の人たちは150名以上の方々のために16キロのそーめんを作り、40キロの米を炊くというものすごい作業量をこなしてきたわけですが、この日は他にもすごい人たちの存在を知りました。


マスジド大塚(大塚モスク)の方々です。


夕方の配食のために、大量のカレーを搬入していただいたのですが、このカレーのクオリティがすごい。

しっかりと味のしみ込んだやわらかいチキンがゴロゴロと入っていて、とてもおいしかったです。

これほど具だくさんのカレーをこんなにもたくさん作るとなると、調理もかなり大変な作業だったことは容易に想像できます。この日は東洋大学の学生さんたちもお手伝いで参加したと聞き、少しうれしくなりました。


炊き出しにモスクの方々が参加していることを今回初めて知ったのですが、このマスジド大塚の方々、調べるとかなり活発に活動をされています。

東北の震災後、100回以上も炊き出しを行ったり、西日本の豪雨の際もすぐに駆け付けてボランティア活動をされていることを知りました。

これだけお肉と野菜が入っていれば、材料費も相当かかるはずで、かなり大きな組織なのかと思ったのですが……。

ちょっと興味がわいて、二日後にマスジド大塚のモスクの前まで行ってみました。

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 (↑緑の丸屋根と、カラフルな旗が目印。大塚モスクさん)

一瞬、見落として通り過ぎてしまいそうな細長い建物ですが、ちゃんと緑色の丸屋根が付いているのでモスクだと分かります。

それにしても、こんなにこじんまりとしたモスクの方々が、あんなも活発なボランティア活動を行っていたことに、私は二重の意味で感動したのでした。


列に並んでいた方たちは、カレーをもらって最後尾の方へ戻ってくると、食べながらもう一度列に並び直して二杯目をもらいます。

それを見越してカレーも400食分以上作っているそうです。

なかなか行列はなくなりません。

子供たちも配食作業の流れの中で、必死に動いていました。

余計な事を考える暇もなく、ただ遅れをとらないように付いていくのがやっとのようです。

ようやく落ちついたころにはもう辺りは薄暗くなっていました。


「ゴミ箱係」として行列の最後尾あたりに私は立っていました。

「ありがとうございました」「ごちそうさま……」と静かにゴミを分別して、ひとり、またひとりと公園を立ち去っていきます。

何人かでつるんで帰るのではなく、ほとんどの人がひとりで帰っていきます。


これからどこへ行くのだろう……。

あたりはもうすっかり暗くなっていて、彼らの背中はすぐに見えなくなりました。

まだもあっと暑いこの日、お祭りの余韻に浸る間もなく、彼らは過酷な現実へと戻っていきます。

一方で、そんな彼らを支える人たちが、ワゴン車やトラックに次々と荷を積んでいきます。

これから戻ってまた片付け作業を行うのです。


私たちは挨拶をして、前回同様、疲れ果てて、暑さでぐったりとなりながら公園をあとにしました。


来年の夏は東京オリンピックが開かれます。

お祭りはどうなるんだろう。彼らは来年の今頃どうしているのだろう。

カレーは来年も食べられるのだろうか……。

ちょっとそんなことを考えながら、私たちは電車に乗って帰っていきました。(山下友弘)





◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇



「TENOHASI 夏祭り&慰霊祭2019」

■9:00~

調理班集合。作業工程を打ち合わせし、16キロのそうめんを茹でます!ベテラン勢の華麗な連係プレーが光ります。

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     (↑大きな窯で、そうめんを茹でます!普段は、お米を炊いています。)


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              (↑作業風景。各自分担して回します。)

■12:00~

お昼休憩。本日のまかないは、そうめん!七味・しょうがをたっぷりいれて。猛暑の中、働いた身体に冷たいそうめんが美味しい!染み渡りました。差し入れで頂いたアイスも格別でした!(私は3本頂いちゃいました~!)

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             (↑待ってました!つるつるで美味しい!)


■13:00~

東池袋公園にて、そうめんの配食スタート。うずらの卵をナルトが嬉しい。

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               (↑具だくさんで栄養満点!)

■14:00~

慰霊祭スタート。今年は6名の方にみんなでお祈りを捧げました。

讃美歌もみんなで合唱。どなたか、とんでもない美声の持ち主がいらっしゃいました。

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              (↑毎年、多くの方とお祈りしております。)

                
慰霊祭と同時進行で衣類配布も行いました。たくさんのサンダルの寄付を頂きました。日用品は石鹸が人気です。
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        (↑公園に直接持参頂き、寄付してくださる方もいらっしゃいます。ありがとうございます。)

■15:00~

スイカ割りスタート!今年は10玉ご用意頂きました。美味しいスイカをいつもありがとうございます。

ナベさん、見事に命中!


大塚モスクさんご提供のかき氷もあります!いつも誠にありがとうございます。こちらも長蛇の列。とても美味しかったです!

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          (↑いちご味にマンゴー味もありました!)



■18:00~

大塚モスクさんの本格カレー。具の鶏肉もホロホロで、とっても美味しい!

美味しいチャイも併せて。お子様方も、お手伝いに参加。いつも誠にありがとうございます。

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            (↑野菜の浅漬けを添えて。とても美味しいです!)

■19:30頃

片づけと公園の掃除をみんなでして、終わりのMTG。本日の配食数や並ばれた方の人数、ボランティアさんの人数をみんなで共有します。

最後は、事務局長、清野さんのお言葉で〆ます。

去年の夏祭りでは、途中でゲリラ豪雨に見舞われましたが、「待っている人がいる限り、必ず炊き出しを行う」と言ってたことを思い出しました。


■~21:30頃まで

調理場に戻って、後片付け。配食で使用した器材を洗います。最後の片づけが終わるまでが夏祭りです。




炎天下の中の長丁場。皆様、本当にお疲れ様でした。


皆様あってのTENOHASIです。

引き続き、宜しくお願い致します!


by tenohasi | 2019-08-20 10:05

TENOHASI夏祭りの動画をアップしました。

8月10日(土)の夏祭りは正解のうちに終わりました。
その様子を、映像作家の方が完全ボランティアで動画にまとめてyoutubeにアップしてくださいました。


その場の空気が伝わってくるようないい動画になっています。
ぜひ一度ご覧下さい。



TENOHASI事務局

by tenohasi | 2019-08-20 09:27

7/27(土)炊き出しボランティア日記

今回、初めて炊き出しのボランティア(調理班のみ)に参加しました。


高校生の息子がネットでこの活動を探してきて、土曜日だったので家族四人で参加することにしました。

言葉では知っていても、「炊き出し」の実態についてはほぼ何も知らない状態での参加でした。

窯で炊くお米の量は40キロ。野菜数十キロ。

これで150人分以上の食事を提供できるとのこと。

調理班のメンバーは20人ちょっと。

集合時間に集まった人たちは年齢も職業もばらばらで、毎回のように参加している人もいれば、私たちのように初参加の人もいました。

暑いから冷たいお茶はいつでも飲んでもらってかまわないし、休みたい時は好きに休んでもらっていいですよ、とゆるい感じで始まりましたが。。。


初参加の私たちは、「切る係」に配属されました。

まずは次々と台の上に載せられる大きなにんじんを切っていきます。

高校生の息子二人は家庭科の授業で包丁を持った程度で、家では食事の支度などしません。

ですがそんなことに関係なく、今は目の前のにんじんを掴んで切っていくしかありません。

ぎこちない手つきで、周りの人を真似ながらなんとか切っていきます。

親の私たちも同様です。周りの人を見ながら、黙々とひたすら切り続けました。

和気あいあいと話しながら作業をする人もいましたが、私たちは切るのが精いっぱいで、余裕のない表情で黙って切り続けました。なかなか暗い感じの家族です。


それにしても、ものすごい量の野菜でした。永遠に終わらないのではないかと思いました。

にんじん、玉ねぎ、キャベツ、白菜。基本的にどれも巨大で、玉ねぎはものすごく涙が出ました。子供たちはまったく耐性がないのか、やり方がまずいのか、猫背すぎるのか、周りの人たちの数倍の涙を流しながら切り続けていました。

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↑みんなで切った大量の野菜は、大きな寸胴3つで煮込まれ、野菜の旨味たっぷり栄養満点野菜スープになりました!


午前中働いただけで、昼食のそーめんをいただく頃にはもう疲れ果てていました。下の息子は座ったまま眠っていましたし、私もへとへとで体力もほとんど残っていませんでした。

ですが調理班の仕事をすべて終えた後、多くの人が配食の作業に移動するようでした。

自分よりも年配の方もまだまだ余裕があるようです。

そんな光景に驚くとともに、自分の体力のなさを嘆きました。


遠方から参加している人も多いみたいで、片づけを終えて帰宅する頃には夜もかなり遅くなったはずです。

窯の係の人たちは真夏の暑さの中、火の傍で大粒の汗をダラダラと流しながらも、爽快な顔で作業を続けていました。


丸一日を無給で提供し、これだけ大変な作業を何でもないような顔でこなしていく人たち。

何か強い思いに突き動かされない限り、そんなことは不可能なんじゃないかと思いました。

でもそこに深刻さや使命感といった重い印象はなく、どちらかと言えば自分が好きでやっている、楽しんでやっているというふうに私には見えました。

でもこれは配食にも参加していれば、また違った印象を持ったと思います。


野菜を切っている時に、芯をそぎ落とさないとうまく噛めない人もいるから、と教えてもらったとき、私ははっとしました。

目の前の野菜を切るのに精いっぱいで、この食事を食べる人の立場や状況を考える余裕もなかったからです。


炊き出しはこういう人たちに支えられているのだと知ることができただけでも、この日は大きな収穫となりました。

子供たちも包丁のスキルを上げただけでなく、彼らなりにいろいろと考えさせられたと思います。

配食にもまたいずれ機会があれば参加しようと思っていたのですが(やや先延ばし気味)、私が現場にシャツを忘れてきてしまったため、次回の配食に参加することが決まりました。

山下友弘


by tenohasi | 2019-08-03 22:54

8月10日TENOHASI夏祭りのボランティアについて

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みなさま
今年もTENOHASIでは8月10日(土)に夏祭りを開催します。

この1年間に池袋の路上でなくなった方を悼む「慰霊祭」を軸に、昼のそうめん・午後のかき氷・スイカ割り・夜はカレー、など盛りだくさん。

一日中てんてこ舞いで、ボランティアセミナーを実施することができないので
この日の調理ボランティアは、調理ボランティアを経験したことのある方だけ、募集します


昼食~夕食配布ボランティアは、初参加の方もOKです。


TENOHASI夏祭りボランティア募集要項

①調理ボランティア 9時~15時 経験者限定

②昼食~夕食配布ボランティア 12時45分 ~19時(途中の出入りOK・予約不要) 東池袋中央公園集合
 13時 そうめん配食
 14時 慰霊祭 
 15時 かき氷・すいかわり
 16時半 衣料配布
 18時 カレー配食 (大塚モスク提供のカレー)
 19時頃 終了


TENOHASI事務局
by tenohasi | 2019-07-31 20:40

7/13(土)炊き出しブログ

今日も池袋の公園でおじさんやスタッフの方々と楽しくお話しし、温かい夜ご飯を一緒にいただきました。

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   (↑普段食べないようなお米の量。食べやすくて全部おいしくいただきます)


炊き出しの時間は、普段なにかに追われるようにして頑張る生活を送っている私にとって、なんとなくリラックスできて心が明るくなる時間です。おじさんたちにとっても、私にとっても、温かいごはんを人と一緒に食べる体験は、意外と大きな心のよりどころになったりするのではないでしょうか。

「何でボランティアに来たの?」 大学生のボランティアといえばゼミ活動の一環で来る方が多い中、1人さみしく少し勇気をだして公園に来る私は、そうよく聞かれます。(私は看護を専攻している大学生です)

特に高い志があるわけではない私は、今日も「んー、参加して楽しかったので…暇つぶしです。」と答えました。ここで書いていいのか分かりませんが、実際、そんな感覚です。

そんな中、なんと今日は「暇つぶし」以上の幸せをゲットしました。片付ける場所に移動する時、生まれて初めてトラックに乗せてもらったのです! 長年の夢があっけなく叶ってしまいました。

今考えると、こんなふうにして、自分より2倍も3倍も年上のスタッフさんやおじさんたちに可愛がっていただけるのが楽しくて、てのはしのリピーターになりつつあるのかもしれません。

少し前までは、ボランティアをする人の気持ちが全然わかりませんでした。高校にもボランティア部がありましたが、当時は「え、なんでなんで? なんでやる人いるの?笑」くらいの浅はかなJKでした。

でもこうして公園に足を運ぶと、たいそうなことはしていないのに、このように皆さんとの楽しいひとときが過ごせます。ありきたりで恥ずかしいですが、何かを与えたときには必ず受け取るものがある、と看護学生をしていても最近実感します。(まだ何も与えられるものはありませんが。)てのはしは、小さなギブとテイクが張り巡らされて、おじさんたち・スタッフさん・ボランティアみんながゆるやかに支えられているコミュニティなのかもしれません。(もちろん、小さくないギブをしてらっしゃるスタッフさんもたくさんいらっしゃいます。)


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(↑今日は卒業以来会っていなかった高校同期とボランティアとして再会しました! 炊き出しは出会いの場(!?)でもあります。)


もう少し、ブログを書くにあたって、最初に私がてのはしに流れついたきっかけを考えてみました。

になって振り返ると、原点には私が昔から最も関心をよせていたことがありました。


それは、「ホームレスネス(homelessness)」。”home” がない、という状態のことです。「ただいま」と言える場所のないこと。安全で安心して眠れる場所のないこと。温かい食卓のないこと。腰をおちつけ肩の力を抜ける場所のないこと。安らぎを知らないこと。守り守られる人のいないこと。どうでもいい会話をする相手のいないこと。ここに居ていいのかなと不安になること。ここには居られないと苦しくなること。つまり、「居場所」がないということ。


こう考えると、意外と多くのみなさん自身の中にもチクッとする思い出があったりするのではないでしょうか。私もこうした経験があります。だからこそ、私はおじさんたちにちょっとした仲間意識を感じて、一緒に時を過ごすのかもしれません。


これからも、”home” への入り口である炊き出しで、みなさんと一緒に温かな体験を重ねながら少しずつおじさんたちの人生に触れられたら、と思っています。

さて、次回の炊き出しで、私はまた1つ楽しみにしていることがあります。それは、調理班として大きな鍋で野菜スープを作ることです。どうやら小学校の給食室にあったような大きな鍋があるようなので、ぐるぐるかき回してみたいです。野菜を切るのも修行だと思ってがんばります!

(木田塔子)


by tenohasi | 2019-07-21 15:01