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2/8(土)炊き出しボランティア日記

炊き出し調理3回目の参加です。
内田と申します。
自分なりのご報告致しますので、主観多めですが、ご容赦ください。

まず、集合場所についたら、参加者15人くらいで輪になり、自己紹介をしました。
このときは・・・
「豊島区から来ました。普段はIT企業でプログラマーしてます。初参加ですが、よろしくお願いいします。
 電車でくしゃみしたら、みんなに見られて恥ずかしかったです。」
初参加が7人くらい、3人がIT系とのことでIT率高めでした。
この時は丁度コロナウィルスでマスクが完売が続出して間もないころでしたので、マスクの話題で、
「花粉症でコロナとは別な理由で手に入れるのが大変です。」
とか、どこにあるだとか、またマスクの話題か(一同笑う)と・・・
笑いを交えながらでした。
この笑いを交えての雰囲気が私にはちょうど良くて、いつも誰が来ても入りやすいウェルカムなムードだな~と思っています。
今日のメニューは別団体がカレーとチャイを振舞ってくれるため、
(イスラム教やインドの団体は、自国でも民間でこのような慈善活動が活発だそうです。)
・野菜サラダ
・ごはん
・コーヒー
・まかないの焼きそば(なんとボランティアにもごはんが出るのです!)
を作るという今日の流れの説明もここでしました。

つぎは、野菜を切る人・炊飯チームなどに分かれて、作業を開始します。
分け方は、
「炊飯チーム、今日はカレーを別団体が作ってくれるので、どうしようかな。」
「この前きた人数でいうと150~200人くるかな?この前6窯で20~30人分足りなかったから、6.5窯に増やしましょうか。」
「じゃあ、4人炊飯チームやる人(手をあげる熟練メンバー)」
「はい!(私)」
「はい!」
「はい!」
と、その場で、情報を共有し、すぐに決まる。このテンポも心地よくて活動しやすいです。

野菜カットの班では、皮むきが終わると5人くらいが、トントントンとニンジンを切る軽快な音がします。
「どこが地元なの?」
「私は福島です。」
「良いところだよね。」
と話をしながら、手元は動かしながら。
「できたのはこの机の穴に落とせば、下のボールに落ちるから。手袋は必ずしてね。」
何回も参加している方に引っ張ってもらいながら作業は進みます。
「キャベツの芯は、歯が弱い・ない人は固くて食べられないから。不評なの。細かく刻むか、除いてね。」
食べる人のことを考えて作ります。
健康には野菜中心と言われていますよね、お家がないと中々野菜料理は食べられませんので、ここでは野菜をたくさん使ったメニューを作っているそうです。
そういう視点がとても優しいな~と思います。

そして、だいたい作業の終わりが見えてきたころ。。。12時です。
みんなでまかないごはんを食べます!!!
普段は一人暮らしだったり、家族と・・・ですが、ここでは15人で食べるので、学校の給食みたいな賑やかさがあります。

まかないメニュー
・野菜たっぷり焼きそば
・大きな窯で炊いた白ご飯
・生卵
・納豆
・お菓子
前回と前々回では・お汁粉・野菜スープ(白菜・ニンジン・かぶ・玉ねぎ・大根他)も出ました。とってもおいしかったです。
昼食しながら、作業報告もします。
事務局長さんが、「どうですか?進捗状況は。」と聞くと。
炊飯チーム「ごはん、6窯炊けて、あと0.5窯です。」
野菜チーム「野菜ももう、搾るだけよね。芯が硬いから覗かないとね。」
買い物チーム「容器がなくなりそうなので、新しいの買いました。前より安いけど、形は同じようなの。」
事務局長「昔は器を洗って使いまわしてたんだけど、そのために要員と容器をタクシーで運んでたら、時間と労力とお金がかかったので、今は申し訳ないけど使い捨て容器つかってます。」
などなど、この団体の情報がオープンに話されます。この情報の透明性も私は好きです。何か自分でも手伝えることがあれば、気づいて手伝える環境があるのです。
以前にも「衣料品で1つずつだけど、靴もってきてるの。靴ってサイズが合わないと無いからね。需要あるから。」
1つずつでも困らないんだ~!と気づくことができ、父と兄がいる私は、少しずつ実家からまだ履けるくつを持ってこようと思いつきました。
作業報告と情報共有はすぐ終わり、個々人で好きに話がはじまります。
私は去年山梨から東京に出てきたばかりなので、東京のいろんな場所の話も聞けますし、母や祖母くらいの年の方と料理の話をして家族と話したような気になります。
東京だけではなく、新潟や島根などの遠方からくる方もいるので、ご当地の話を聞いたり、
大学の講師や、元都庁職員、旅行好きの方、中小企業診断士などさまざまな方からお仕事の話を聞くのも面白いです。
ゆっくり食べて、午後の作業に戻ります。
炊けたごはんをビニール袋を敷いたクーラーボックスに大きなしゃもじで入れていきます。白い湯気がブワ~っと上がります。
野菜サラダは塩もみをして、水気を手でギュ~っと絞ります。手の大きい男の子が大活躍でした。
クーラーボックスに同じように詰めて・・・トラックへ。

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終わった人から、洗い場に行き、使った容器・器具を洗い、干し、だいたい乾いたらしまいます。
調理場を清掃して、終了。
帰れるようになった人から
「お疲れさまでした~!!!」
と声を掛けて帰っていきます。
だいたい15:00だったかな。
このあとは、公園で配食・衣類配布がありますが、私はその夜山梨に旅立つため、ここで帰りました。
再来週も参加したいと思います。一緒にやるメンバーからいつも元気を貰えるので♪

by tenohasi | 2020-02-21 18:09

1/5(日)越冬活動4日目&総括

2018年の年末から定期的に炊き出しの調理場のお手伝いに参加しています。今回はTENOHASI越年越冬活動で1230日から15日までの4日間、調理場に通いました。公園の配食には行きませんでしたが、調理の釜場の湯気を通して見た事感じた事をご報告します。

今年の年末年始は民間企業、自治体・官公庁などの多くが9連休となりました。多くの人にとっては楽しい休日となります。しかしTENOHASIが支援する住むところを失ったり生活に困窮している人たちにとってはとても厳しい期間となります。日払いの賃金が得られず、公的な支援を求めるにも行政の窓口が閉ざされる事になります。例年は1230日から2日までの4日間連続でしたが、9連休の今年は途切れなく支援できるように305日まで1日おきの炊き出しとなりました。定例の活動日である28日も含めると短期間に5日間の活動となりますから、食材やボランティアの人手も分散されます。ベテランのボランティアの方もご家族と過ごされるので、人手は足りなくなる筈。私はこんな時こそ出来るだけ多く参加してお手伝いしようと決めていました。


しかし蓋を開けてみると意外にもたくさんの方が調理場に参加されました。大学の先生の指導で。友人や家族に連れられて。たまたま知ったなど近くの方もいれば遠方から来られる方など年齢も地域も動機も実に様々な皆さんです。最終日の5日を除いて常に20人を超え、一番多い日は30名もの人で狭い調理場は活気にあふれていました。作業に入る前のミーティングでは「初めてなので足を引っ張らないようにがんばります」と挨拶される方が何人も。初めての方が緊張するのは当たり前ですが、先輩ボランティアと一緒に楽しみながらすぐに作業に慣れていました。私自身は火を使う釜場と呼ばれる作業についてはようやく慣れてきたのですが、気持ちだけは常に初心者のように緊張感と謙虚さを忘れないようにしたいとも思っています。

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鍋に小さな虹が……………



さて、公園に集まって食べる方も実に様々。歯が悪くて固い物が食べられなかったり、辛い物が苦手など。それでも一番のごちそうは温かくてバランスよく栄養があるもの。そして年末年始は何か特別なものを食べていただきたいとメニューや調理の方法にも工夫を凝らします。30日は鶏塩鍋、1日はお雑煮、3日は鮭の酒粕汁、最終の5日は中華丼。普段作ることの多い鶏肉野菜のスープと違い、調味料の量やお雑煮なら調理場から離れた場所にある公園で食べる時に最適な状態になるようにお餅はいつどのように投入すればよいか。鮭は無駄なく食べやすいように骨や固い皮の部分は圧力釜で柔らかくし、では酒粕はどれくらいを入れるかなどなど、実験や試行錯誤をしながらの調理でした。とにかく量が多い。汁物が120リットル、ご飯が8リットル炊きで4釜から6釜。家庭で料理する経験値がそのままでは使えません。


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お雑煮にお餅。さていつ投入するか?!……………



期間中の炊き出しに集まった方は定例の時よりも多くて180人から200人くらいだとお聞きしました。最近の越年越冬では経験のないくらい多い参加者であったようです。いわゆる「ホームレス」の状態にある方はここ数年で徐々に減っている筈なのですがなぜか多かった。用意したご飯の量もその都度検討して増やしたり調整をしていました。

調理場で作った料理は大きなクーラーボックスに詰め替え、トラックに載せて公園に。その時料理だけではなく、寄付でいただいた大量の服も運びます。公園で食事を配るのは18時から。その前に服を配るのですが、あまりにも大量にあるので前もって上着やズボン、下着などの分別が必要です。調理場の横で料理が出来上がるのを待ちながらこういった分別の作業も行われています。


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酒粕をこねて溶かして……………



最終の5日。既に暗闇が迫る中、中華丼に最後に入れる片栗粉の量とタイミングに神経を使いながら仲間と一緒に鍋をかき混ぜ、熱々ごはんと中華丼を満載したクーラーボックスを載せたトラックの赤いテールランプを見送りながらようやくほっとしていました。体力がなくて配食の公園までは行けなかったのですが、こうして年末年始を調理をする現場でお手伝いする機会をいただいたことがありがたく、また清々しさを感じていました。と同時にこれを食べてくれる皆さんの事、こうした活動がいつか無くなる事があるのだろうかという思いも沸き上がります。


年末年始の貴重な時間を調理のために集まってくださった多くの皆さんは、多分それぞれの色々な事情を乗り越えて集まっていただいた方達。初めての方は自信がなくて不安を感じながらも、しっかりとこの活動の担い手となっておられました。

定例の第2第4土曜日がまた来ます。次の活動日は11日。あまりのんびりする間もありません。しかし休みたい時には休み、無理なく参加する事が長く続けるためには大切。これからも出来るだけ淡々と参加させていただきたいと思っています。


(担当:JN)



by tenohasi | 2020-01-29 13:46

1/3(金) 越冬活動3日目

13日(木)調理班参加感想

約半年ぶりに調理班に参加しました。

参加者30名ほどで初めて参加の方が約半数ほどだったそうですが、調理場には変わらずいつもと同じガヤガヤ楽しい時間が流れていました。

継続は力なりという言葉はボランティア活動に欠かせないと思います。

しかし、諸事情により継続が難しい時もあります。

しばらくご無沙汰してしまったので今更顔を出してもよいのかなとも思いましたが、テノハシは変わらずにいてくれました。

今年は継続的にテノハシに参加したいと思います。

山崎


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↑余った大根とにんじんで作ったきんぴら。大人気でした!!


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↑本日のメニューは鮭入りの粕汁



by tenohasi | 2020-01-21 14:17

1/1(水)越冬活動2日目

10数年ぶりの新人ボランティア


20201月1日元日、かなり久々に越冬ボランティアに参加し、調理班としてお雑煮をみんなで準備し、新年のスタートを切ることができました。今の調理体制で参加するのは初めてだったので、新人ボランティアのつもりで参加させていただきました。当時は東池袋公園で調理、配食すべてをしていたので、今とは準備の仕方が違いますが、野菜スープのぶっかけ飯というのは変わらず、懐かしい味がしました。


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↑この日用意したお餅は360個


自分が最初に越冬ボランティアに参加したのは大学生の時で2005-06年のこと、それから大学卒業まで3年位、ほっとも(ほっと友の会)や会報誌編集を中心にボランティアをしていました。14年前という月日を考えると、時の流れの速さを感じると同時に、てのはしがずっと炊き出しを続けてきたという確かな足跡も感じます。

なんで当時ボランティアを続けていたのだろうかと考えた時に、みんなで炊き出しの準備を和気あいあいと、いい意味でゆるーく、できていたから居心地が良くて居着いてしまったのだと思います。だって自分も3年も続けるなんて最初は思っていませんでしたから()

この文章を書きながら、「料理長と一緒に炊き出しの準備したなー」とか、「医療班の○○さんと寒空の中でおしゃべりしてたなー」とか、当時ボランティアしていた時の風景やスタッフの顔や声が思い浮かんできています。


大学卒業してからずっと離れてしまっていましたが、Facebookで炊き出しの様子を見る度にまた参加したいなと思っていて、ようやく戻ってくることができました。今は東京を離れてしまっているので参加機会は限られてしまいますが、自分のペースでまたボランティアに参加したいと思います。頑張りすぎることよりも、自分ができることや時間を持ち寄って、細く長く続けていくことの大切さも感じます。炊き出しなどを通じて、寒空の中で路上生活をしている方々に対して、気に掛ける人たちが増えると、より社会がやさしくなるのかなと思います。


(T.O)

by tenohasi | 2020-01-18 12:28

12/30(月)越冬活動1日目

今回の年末年始は、12月28日(土)から1月5日(日)までの9日間、役所等が休みになってしまうため、例年のスケジュール(12月30日~1月2日の4日間)を変更し、

12月28日 通常炊き出し
12月30日 越冬活動1日目
1月1日  越冬活動2日目
1月3日  越冬活動3日目
1月5日  越冬活動4日目

という1日おきのスケジュールになりました。

越冬活動1日目のメニューは「鶏塩スープ」
12月7日に開催予定だったビッグスリープアウトで参加者の皆様に振る舞う予定だったメニューを作ることにしました。

通常の炊き出しでは使用したことのない「鶏がらスープ・日本酒・にんにく・しょうが」をふんだんに使用。新作メニューなのでどうなることかと思いましたが、初めてにしてはまずまず上手く出来たのではないでしょうか。余ったニンニクをトッピング用にしてみましたが、こちらも大人気でした!!

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今日で2019年の炊き出しは終了。台風で炊き出しが中止になった日もありましたが、皆さまのおかげで2019年の炊き出しも無事終えること出来ました。

先日、アフガニスタンでお亡くなりになられた中村医師のお言葉・・・

「人の幸せとは3度のご飯が食べられて、家族が一緒に穏やかに暮らせること」

この言葉がいつも胸の中にあります。日本にも3度のご飯を食べることができない方々が沢山いるという現実をしっかりと受け止め、2020年も活動を続けていければと思います。

(ぐんじ)



by tenohasi | 2020-01-18 12:11

12/28(土)炊き出しボランティア日記

今回は、立教大学からご参加いただいた学生4名に感想を書いて頂きました。
是非、ご一読ください!!


私は公園での配食は半年ぶり、調理が初の参加でした。また、1~2人で来たことはあったのですが、ゼミの友人たちと集団で来たのも初でした。そこで、以下の2つについて書きたいと思います。

1.調理ボランティアで考えたこと

 自分はこれまでの炊き出しで、あまり調理は誰がしているのか等は考えていませんでした。今回の参加で公園のある地域とは関係のない地域の人が場所を提供してくれていることや、調理ボランティアのベテランとして、メニューの考案に関わる人がいること、食材を提供してくれるところがあることなど、目には見えていないけど1人の人に丼を渡すのに、配食のボランティアだけでなく、調理ボランティア、さらには場所や材料を提供してくれる人たちの協力があるということを実感しました。調理場、公園それぞれの関係性もあると思いますし、それぞれの場で得られることも変わってくると思うので、炊き出しが単に食事の提供ではなく、関わっている人同士の生活の支え合いの場になっていると感じました。

2.知っている人と参加するということ

 自分は今回ゼミの友人たちと参加して、2つくらいの良かったことがありました。

 1つ目は「知ってもらえてよかった」ことです。配食は個人で何回か参加したこともあったので、これまでも人を誘うことはあったのですが、興味がないということで断られてしまうこともありました。そのため、興味の有無に関わらず、ゼミやレポートなどのきっかけを通して自分が知ってきたことを共有できたことは良かったと思いました。

 2つ目は「知れてよかった」ことです。普段の授業や会話の中では気づくことが少ない、友人たちの強みを他の人との交流や作業を通して知ることができたと思います。例えになってしまうのですが、調理の予約の連絡でリーダーシップを発揮してくれたり、昼食づくりで最後までベテランさんと一緒に作ってくれていたり、初めて炊き出しにくる人もいたのですが、物おじせずにコーヒーを渡していたり、通常の関りでは見れない姿が見れたのは嬉しかったです。




1228日の炊き出しボランティアに参加させていただきました。配食には参加したことがあったのですが、一度1日を通して活動に参加してみたいと思ったことが今回の参加の理由です。

 最初の調理の時間には、ひたすら人参をスライスしたり、キャベツを切ったりしていました。その作業の中で、固い部分は小さく切るようにと指示を受けました。これは食べる人のことを考えているのと同時に、野菜の固い部分なども工夫してできるだけ捨てないようにすることで、食材を寄付してくださった方の思いも大切にしているからだと思いました。また、この炊き出しに何度も参加されているボランティアの方が「ゆっくりでいいからね」や「同じ作業を続けて飽きていない?」など気にかけてくださったので初めて参加した調理でしたが楽しめました。

 お昼ご飯をいただいた後、TENOHASIさんの活動についてセミナーがありました。ハウジングファーストという言葉について学び、現状の「まずは集団生活をし、自立できると判断された人から宿泊所を出られる」という支援がニーズを反映できておらず改善の必要があると分かりました。また、ホームレスの方の中には一度部屋を得ても路上生活に戻ってしまう人がいて、その理由も様々であると聴き、継続的で個別的な支援を行うことが必要なのだと分かりました。

 池袋の公園に移動してから、配食の前にコーヒーを配りました。ここがみなさんの会話の場になっていて、ベテランボランティアの方は顔見知りのホームレスの方に体調を気にかけて言葉を掛けていました。

 配食では、おかわりの列に並んだ方からご飯の器を受け取って盛り付けるのを担当しました。器を受け取る時と渡す時には声をかけるようにし、ご飯の量もご本人に確認しながらよそいました。最後に残った分はお弁当にして配り、午前中に大量に用意したはずのご飯がすべて無くなりました。ここで、それだけ多くの人が炊き出しを必要としていることを実感しました。

 一日を通してほとんど屋外にいる状態だったため、身体が冷えましたが自分の身をもってこの活動は人が行ってこそ温かみがあって意味のある支援なのだろうと気付くことができました。年末のとても寒い時期に自分の部屋がない生活がどれだけ厳しいかを想像して、「自分の部屋があること」のありがたさに改めて気付かされる1日になりました。



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↑人参・キャベツ・きゅうりの浅漬け(カレートッピング用)



私は、炊き出しのボランティアは初参加で、調理と、コーヒーの配布までを手伝わせていただきました。

調理では、人参やキュウリなどの野菜を切る作業をしましたが、みんなが切り終えた野菜を大きなボウルにまとめると、今までに見たことのないくらいたくさんの量になっていて驚きました。また、その量の野菜を目にして、たくさんの人が炊き出しを必要としているのだということを実感しました。私が調理をしていた中で特に印象的だったのは、ベテランのボランティアさんが、「食べやすいように薄く切ってね」とおっしゃっていたことでした。それを聞いて私は、炊き出しは、たくさんの量の料理をただ作るのではなくて、食べる人のことをしっかりと思いやって作るということが大切であるということを学びました。また、今回、ベテランのボランティアの方々が新メニューの試作をしていましたが、そのようなところからも、食べる人への思いやりを感じました。

配食では、コーヒーの配布を手伝わせていただきました。温かいコーヒーを渡すと、たくさんの方が「ありがとう」と言ってくださり、心が温まりました。そして、人と関わることや『居場所』の大切さを感じました。




私が今回参加させていただいたのは炊き出しの調理ボランティアでした。

炊き出しは初めてであったため緊張しましたが、ほかのボランティアの方々の助けもあり楽しく活動することができました。

この調理ボランティアの最大の特徴は「強要されないこと」だと思います。例えば私はあまり料理をしたことがなく、包丁の使い方に自信がなかったのですが、その旨をスタッフの方に話したところ、ピーラーでニンジンを剃る作業を任せていただきとても安心したことがあります。

またその時やっている作業が終わり、手が空いたとしても、直ぐに別の作業を強要されることはなく「ゆっくり休む」という選択肢をいただけます。この強要しないスタンスが、ボランティアの人々が楽しく和気藹々と作業できる秘訣なのではないかと感じました。たとえ料理が苦手な人であったとしても自分の出来ない作業を無理してやる必要がないので、自分の調理スキルに不安を感じている方にもオススメできるボランティアです。

またその後のコーヒー配りにも参加させていただきました。私はポットに入ったホットコーヒーを紙コップに入れ配る作業をやらせてもらったのですが、訪れたホームレスの方々が自分の淹れたコーヒーを「温かい」と喜びながら飲んでくださった姿がとても印象的で、嬉しく思いました。

当事者の方々はコーヒーを飲みながら、ボランティアの人と親しげに話していました。その様子を見ていると、この人たちはちゃんと親身になってくれ、自分たちの話を受け止めてくれる人がいるのだと感じさせられました。この炊き出しが、ホームレスの人々にとって重要な居場所であると深くわかりました。たとえ家がなかったても、帰る場所はあるのだと思います。

TENOHASIは食料や衣類といった物資による支援をすることのみならず、ホームレスの方々の居場所になる役割も担っているのだと思いました。

今回のボランティアは途中までしか参加できませんでしたが、大勢の人の温かさに触れることができ、とても充実した体験になりました。これからも自分にできる支援とは何か考えていきたいです。




by tenohasi | 2020-01-02 14:25

12/14(土)炊き出しボランティア日記

先日、東京池袋で『 TENOHASI てのはし』の活動に参加してきました。


『てのはし』は 2003年から16年間池袋を中心に、孤立無援の路上生活の方々を、多くのボランティアの方々による炊き出しと夜回り 医療生活相談 等で 路上生活の方々とのコミュニケーションをはかり 路上脱出 そして社会復帰へと 繋げてきました。


ピアノの生徒のジローさんは 2011年の大震災から頻繁に東北へ出掛けて てのはしへのボランティア活動も その年の暮からはじまったと


ジローさんの案内で2年程前 世田谷教会での東北支援のイベントに参加しました。そこは なんて言ったらよいのか極めて 美しい気配が淡々と流れていました。世田谷教会の佇まいもステキだったけれどボラ活動の皆さんの心の在り方が 何より清々しいからだと感じました。その時から ボラ活動に興味が湧いたのだと思います。


そして つい先日のコトてのはしに参加して ボランティアの皆さんは 中学生から 団塊の世代あたりまで幅広く参加なさっていました。

ジローさんのボラ仲間 オキクハン、カッパさん、カッパさんの奥さんてのはし代表の清野さん、淡々と 無駄のない動きで お喋りもありつつ どこか愉しげに次々と 野菜を切り 巨大なお釜でご飯を炊き 寸胴鍋で野菜スープを作っていました。私は初めてのコトで ただただ夢中で 手足を動かしていました。


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↑炊飯の準備中


そして 夕方から池袋の公園に移動して 熱々の具沢山の丼を 集った大勢の路上生活の皆さんに 配りました。清野さんが仰っていた通り皆さん 綺麗な身なりで その辺を歩いていても 他の方と区別出来ず全く路上生活とは 気付かない風情 知的な雰囲気のステキな方も一瞬の印象ですが 多く見かけました。


気付けば午前11時前からずっと 暗くなるまで ほぼ 立ちっぱなしでした。あー もっと着込んで来るんだったそしてある種言葉にならない複雑な想いと感動と寒さに震えながら 解放されたのが夜7時半頃暗い公園から 大通りに出れば ソコは大都会の別世界でした。どちらが現世なのか…足早に歩きつつ目眩がしそうでした。


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他人のために身体を使い 時間を使うヒトを 世田谷教会の時以来 大勢目の当たりにして日本を動かしている輩達の 腐敗し切ったニュースが当たり前のように続く中、その世界のなんと美しいコトか‥色々思い出せば 胸がまた熱くなります。


なんの関係もない他人のために 静かに黙って身体を 貴重な時間を使うヒトを 私は圧倒的に敬い愛します。


先日 中村哲さんが亡くなられてとてもショックでした。中村さんはボランティア精神の極まったところに独りでおられたと思います。10年程前だと思うのですがその活動を知った時感動と同時に現場で亡くなられてしまうのではと 何故か強く感じたことを覚えています。その通りになってしまったコトがとてもショックで‥


ボランティア活動をするヒトは きっと自分より他人を尊重する性癖です。私はそこまで到底出来ないけれど そうしてしまうコトがわかる気がするのです


今後 ジローさんやお仲間に色々教えていただきながらてのはしさんに また時間を見つけて参加したいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。


(Arico)



by tenohasi | 2019-12-31 17:49

11/23(土)炊き出しボランティア日記

1123()の炊き出しボランティアに参加させてもらって、昼間はご飯を作り、夜は雨の降る池袋の公園で温かい食事と衣服をホームレスの方に手渡してきました。

この日記では、以下の3点について体験を振り返ろうと思う。

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1.ボランティアは気軽に参加できる

2.必要なのは住む場所の支援

3.公園に集まったホームレスの方々は何を思っていたのだろうか

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1.ボランティアは気軽に参加できる


「ねぇ、炊き出しのボランティアをしてみようよ」そう誘われて参加したボランティア。

 最初はどんな人が参加しているのだろうかと不安でしたが、来てみると意外にも若い人、というか学生さんが多かったです。若者が支度をしている部屋の奥では、見るからにベテランと思われる方々が、既に準備を終えて料理の開始を待ち構えていました。

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 ベテランさんたちの指示に従いながら、野菜を切り刻みました。求められているのは美味しく作る技術というより、大量の野菜をひたすら切ること。それもただ切るだけでなく、食べやすく切ることでした。「歯が強くない人もいるからね、キャベツなんかは芯の方ほど薄く切ってね」そう教えてくれたベテランのボランティアさん。聞けばもともと福祉の仕事をしていたわけでもなく、普通の専業主婦をされていたらしいです。「今まで家事しかしてこなかった自分でも、何か世のため人のために役に立てるのだろうかと。そう考えて、炊き出しをやってみようと思いました。」そうして最初のボランティアからほぼ毎回参加されて、すっかりベテランとして活躍されているとのこと。専門職のようなスキルがなくたって、こうして多くの人の命を支えることができるのだなと思いました。

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 料理だけが炊き出しボランティアではありません。この日は寄付で集めた衣服をホームレスさんに配る日でもありました。大量に積まれた段ボールの中から、防寒着として使えるものを選別する作業もありました。「寒いから、暖かい服を持ってきてくれ、と頼まれてね」と代表。それで集められるのが凄いです。他にも大量のご飯を炊いたり、コーヒーを作ったり。寒い冬にはこういう暖かいものが求められるんだろうなと思いました。別部隊がカレーを作り、準備が整いました。


2.必要なのは住む場所の支援


 初参加のボランティアはお昼休憩の前に集められ、レクチャーの時間を貰いました。ホームレスとはどんな人たちなのか。ホームレスを取り巻く現状はどうなっているのか。何が課題なのか。TENOHASIはどんな活動をしているのか。などなど。

 教えてもらったことの中で、最も印象的だったのは、「家が足りない」ということでした。

 家を失った方々にとって、最も必要なものは住むところ。安心して過ごせる拠点が無ければ、何をするのも困難です。しかし、路上で生活する人々はなかなか自分の住居をもつことができない。なぜか。ホームレスはお金がないから、ではありません。生活保護を受ければ家賃は払えます。それではなぜ、家に住めないのか。

 理由は僕が思うに2つあります。一つ目は、そもそも生活保護を受ける難しさにあります。二つ目は、貧困ビジネスの存在です。詳しくは実際にレクチャーを受けてみてください。要は、社会からホームレスを体裁よく排除する仕組みができてしまっているのだと思います。実態はちゃんと調べなければ分かりませんが、レクチャーで聞いた限りではそうだと思いました。

 日本には空き家が大量に余っていて、オリンピックに投じる巨額の税金はあっても、社会で困っている人たちに分け与える家やお金はないということなのですね。ただ、仕組み的にこうなっているのなら、逆にちょっと枠組みを変えれば何とかなりそうな気もしなくはありません。


3.公園に集まったホームレスの方々は何を思っていたのだろうか


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 準備が終わると、荷物をトラックに積んでボランティア参加者はバスや電車で池袋の公園に向かいました。日が暮れてふとテントの向こうに目をやれば、配布一時間前ぐらいの時間でもホームレスの方々が既に大勢並んでいました。

 配布が始まると、次々にホームレスの方々が食事を受け取りに流れてきました。

 途中から気が付いたのですが、ホームレスと一言に言っても、色々な人がいました。「ありがとう」と言って食事を受け取る人、黙って下を向きながら受け取る人、「少ないな」とつぶやいて受け取る人。実に様々でした。

 自分はどんな態度での場にいるべきなのか、迷いました。正直感謝をしてもらえたらうれしいし、逆に文句を言われたら悲しくなります。支援をしている、なんて思うのはおこがましいです。そうではなく、まあそれに近いのかもしれないけれど、食べ物やお茶を配り続けていて思ったのは、「社会はあなたを見捨てていない」、というメッセージを受け取ってもらえたらいいな、ということでした。

 ホームレスの方々の中には、望まずにホームレスになった人、現状を受け入れていない人、受け入れた人、逆に楽しんでいる人、など、いろんな方がいると思います。それぞれ、炊き出しに対して思うことは異なるのかもしれません。ただ、どんな状況の人であれ、「自分は社会に見捨てられた」とは思ってほしくないと感じました。社会は確かに冷たいかもしれない。けれど、この炊き出しの場のように、持ち物を分けてくれる人もたくさんいる。そんな社会との繋がりとしての炊き出しボランティアに、少しでも希望を持ってくれていたらいいなと思いました。

これから寒くなるこの季節。あの日出会った方々が、無事に過ごされていることを願うばかりです。


(M)






by tenohasi | 2019-12-13 18:33

TENOHASI会報誌40号発送しました。

いつもご支援ありがとうございます。
昨日、TENOHASIの会報誌40号をヤマトDM便で約1500人の方に発送しました。

TENOHASI会報誌40号発送しました。_f0021370_19240781.jpg
今回はTENOHASI初の28ページ。数日中にはお手元に届くと思います。
内容は
・12月7日開始予定のクラウドファンディング
・台風19号の時の避難所問題 
・当事者インタビューは、真面目で不器用すぎたYさんの物語
・活動報告
・台風19号の被災地ボランティア報告と提案
など、盛りだくさんです。
準備でき次第サイトにweb版もアップしますのでチェックしてください。
よろしくお願いします。
TENOHASI事務局



by tenohasi | 2019-12-04 19:25

11/9(土)炊き出しボランティア日記

119日の炊き出しボランティアに参加しました.今回は調理と配食両方に参加したほか,夜回りセミナーも受講しました.

ここがポイント!①【ボランティア保険】

ボランティアに参加するにあたり,ボランティア保険への加入が推奨されています.できるだけ入っておいたほうが良いでしょう.ボランティア保険は,各自治体にある社会福祉協議会で申し込むことができます.社会福祉協議会で手数料が無料となる振込用紙がもらえますが,特にそれを利用しないのであれば,1度出向けば手続きが終わります.私のときは,保険料は最も安いプランで1年間300円でした.代表者が出向いて複数名分の申し込みも可能です.ちなみに,災害発生時には,オンライン申込ができるようになるそうです.

晴れだけどやや肌寒い当日.公共職業訓練校調理科つながりの友人と二人で,調理の集合場所へ向かいます.二人とも調理ボランティアは初めてです.ドキドキしながら建物に入ると,すでに何名かいらっしゃいました.いつもよりボランティアの方の数が少ないらしく,後から何人か来るとのことでしたが,10人もいない状態で調理開始となりました.これはしょっぱなから厳しい日に来てしまいましたね(笑).

「あまりがんばろうとする必要はなく,やれることを自分のペースでやっていただけたらそれでいいですよ」との主旨のことを言われてすいぶん気が楽になりました.今日はご飯の量が8リットルの釜6つ分(6釜)だそうです.そして野菜などの食材を切っていくわけですが,さすがに量がかなりあります.これを時間をかけて人海戦術で切っていきます.

ちなみに,たとえ調理の経験がほとんどしたことが無かったとしても,なんらかのお仕事はあるようですし,調理師やベテランのボランティアの方がサポートしたりいろいろと丁寧に教えてくださいますので,むしろ調理に興味があるけれどなかなかやってみる機会がない,という方にも調理ボランティアはぴったりなのではないかと思いました.ただし,ケガや事故には十分ご注意を.

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ここがポイント!②【包丁作業用テーブル】

包丁作業をするテーブルには穴が開いており,その下にボウルや箱をセットして,切った食材を穴に放り込みます.また,床に裏返しになったお茶碗の上にテーブルの脚が乗っていますが,このわずかな高さの調整で包丁作業がぜんぜん楽になるのだそうです.

ここがポイント!③【キャベツを真っ二つ】

キャベツなどを真っ二つに包丁で切るときは,まずキャベツを芯の部分が上になるように安定させてまな板の上に置き,芯の部分の上からまな板へ突き刺すように包丁を入れ,そのまま包丁を手前に倒すように手前半分だけ切り込みを入れ,その後反対側を同じ要領で切ると比較的安全に切ることができます.

まかないは焼きそばとごはんに納豆.納豆は卵入りのと,ベジタリアンの方用に卵を入れていない納豆も用意されていました.単に味の好みというわけではなく,ベジタリアンの方用に,というご説明があったことに,いろいろな方々を受け入れて一緒に仕事をしていくという志を感じました.

夜回りセミナーを受講する人は途中でセミナーを受けます.現場の最前線でご活躍されているTENOHASI事務局長清野(せいの)氏出演のNHKの録画番組を観ながら,ご本人と一緒にご説明付きで観れるというのはとても貴重なありがたい機会だとも思いました.番組前後の裏話やその後のエピソードもお聞きすることができました.

このセミナーを通して,支援や協力において

「ご本人のご意志を尊重することこそ最も大切」

ということをはっきりと認識し実感を持つことができました.なんだか胸にいろいろな思いや考えが去来して,自分の生き方というか人生をも見直す機会にもなったような気がしました.

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ここがポイント!④【寸胴鍋の調理】

写真を見ると,寸胴鍋一杯に水と食材が入っていますが,実は水はほとんど入れておらず,8割くらいが食材の野菜から出た水分です.だから家庭ではちょっとなかなかできない,おいしい汁になります.ちなみに,味付けは調味料の分量をだいたいで入れるので,複数ある寸胴鍋それぞれで微妙に味が違うということが起こり得ます.そこで,完成した汁をクーラーボックスに移す際,複数ある寸胴鍋それぞれから等分量をクーラーボックスに入れて混ぜます.ここでも工夫がありますね.

ここがポイント!⑤【寸胴鍋の混ぜ方】

寸胴鍋の中をかき混ぜるとき,鍋底から上へかき混ぜないと,ニンジンなどの重い食材が鍋の底のほうに溜まった状態になってしまいます.なので私は鍋底からしっかりかき混ぜたのですが,後から思えば裏目に出てしまったかもと思いました.というのも,汁をクーラーボックスに移した後に配食していく際にも,底に重い食材が溜まりがちになるからです.重い食材が底に溜まった状態で寸胴鍋からクーラーボックスに汁を移すのであれば,結果的に重い食材がクーラーボックスの上のほうに溜まることになります.そのほうが,偏りなく配食しやすいのではないかとも思いました.とはいえ底からかき混ぜたほうが味は均一になりやすいはずなので,どうやればいいかはぜひ皆さん試してご報告をお願いします!(笑)

できた料理をクーラーボックスに詰めてトラックに積んだら,配食場所となる東池袋中央公園へと向かいます.そしていよいよ配食です.寒い中,配食を待っておられる方々が,何人かづつのグループに分かれて来られます.中には遠くから何時間もかけて来られている方もおられるとのことでした.

ここがポイント!⑥【配食時の保温】

保温のために,配食直前まで食事をクーラーボックスから出さない状態にしておきます.特にこれから寒くなるので,少しでも暖かい食事を食べていただくのはとても大切です.

配食中,いろんな方が感謝を伝えてきてくださって,とても心が暖かくなりました.特に,配食をおかわりに来られた方からの

「めちゃくちゃ旨い.身に染みるように旨い」

とのお言葉がとても印象に残っています.ちなみに,まかないとして私も食べさせていただきましたが,充実感を感じていたせいもあったのか,お野菜の出汁が効いているせいなのか,正直,これまで食べたどんな料理よりも旨かったです.

配食終了してから撤収後,最後に国境なき医師団の方を含むボランティア全体で集まってミーティングです.今回は何回かのおかわりやお弁当を含む延べ人数として311食分提供とのことでした.ここで解散ですが,私は調理場の後片付けにも参加することにしたので,調理場へ戻って後片付けもしました.

すべて終わったのは夜10時頃.お疲れさまでした! 

(HATA)


by tenohasi | 2019-11-27 13:49