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コロナ不況下のネットカフェ生活に聞きました 続き

昨日のAさんに会ってお話を伺いました。

T:昨日もネットカフェに泊まったんですよね。利用者の皆さんはどんな様子ですか?


A:特に変わったことはなかったです。
でも、もうコロナウイルスの感染が広がっていると思いますよ。
ネカフェで咳をしている人がたくさん居るんです。
マスクもない人が多い。
ちょっとくらい症状があっても、病院なんか行けないですよ。病院に行くと1日かかるでしょ。仕事に行けないとその分だけ収入がなくなりますから。


T:今夜出る緊急事態宣言で、ネットカフェやマンガ喫茶も都の休業要請対象になっています。昨夜泊まったネットカフェではなにか変化がありますか?


A:昨日泊まったネットカフェでは何の予告もなかったんです。
今日電話してみたら「今日は営業してます。明日はわかりません」と言ってました。

T:そうですか。もしネットカフェが閉まったらどうしますか?

A:完全にお手上げです。
ネットカフェしか泊まるところがないですから。
普通のホテルは一晩6000円とかでしょ。とても泊まれない。


T:では、どうします?


A:ネットカフェから出されたら、最後は段ボールで家を作るしかない。
公園で段ボールで寝るというのは違法なんですか?


T:違法ではないです。
警備員が来れば注意されるでしょうけど「他に泊まるところがないんです。朝まで寝かせて下さい」と主張したら、実力で排除されるようないはずです。


by tenohasi | 2020-04-07 21:58

4月2日朝日新聞夕刊1面の記事にTENOHASIのコメント


新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環で、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を表明した。スーパーなどでの品薄は依然解消されず、政府が頭を悩ますマスク不足への対策だが、ネット上だけでなく政府・与党内でも賛否が飛び交っている。

 ツイッターでは、アベノミクスをもじった「#アベノマスク」というハッシュタグがトレンドランキングの1位に。「洗えば何度でも使える」「もらえるだけありがたい」といった感謝の投稿だけでなく、「#マスク2枚でごまかすな」もトレンド入りして、「マスクよりも休業補償を」などの声も広がる。

 7人家族で都内に住むパートの女性(44)は「我が家に2枚あっても……」と困り顔だ。「家族分までとは主張しないけど、一律同じ数というのはおかしい気がする」と話す。

 日本郵政の仕組みを使って配るとされるが、東京で生活困窮者らを支援するNPO法人「TENOHASI」の清野賢司事務局長は、路上生活者やネットカフェで暮らす人たちが対象にならないと心配する。「マスクがないだけでなく、そもそも『家にいる』ことができない環境にある」

 日雇い労働者の街・大阪市西成区のあいりん地区(通称・釜ケ崎)には、ゲストハウスや民泊などに暮らし、定まった住所がない人が多い。その人たちを支援する団体で活動する男性(49)は「そもそも国民一人ひとりにマスクが行き渡らない施策で、安倍首相のパフォーマンスにしか見えない」と憤る。確実に個人の手元に届くような配給の仕組みを考えるべきだと主張し、「1世帯に2枚という理屈は理解できない。場当たり的で情けない」と話した。

 東京都港区の浄土宗の寺院「日新窟(にっしんくつ)」には、失踪したベトナム人元技能実習生や留学生らも助けを求めてくる。支援団体代表の吉水里枝さん(50)は「どうやって失踪者に届けるつもりなのか。一度日本に受け入れた以上、責任をもって平等に支援してほしい」。

 感染者が増えた北海道北見市では3月、日本郵便の配達員が各戸にマスク7枚を入れた封筒を配った。住民票に基づく全世帯への配布ではなく、戸建てやマンションの郵便受けに届ける形。市には「届かない」「2世帯なのに1世帯分しか届かない」などの苦情が1カ月で約250件寄せられた。宛名が書かれていないため、下宿先の学生に届かなかったり、高齢者施設1棟に7枚しか届かなかったりしたという。

 市によると、日本郵便のスタッフが通常の態勢では足りず、区域に詳しくない人が応援に回ったという。


by tenohasi | 2020-04-05 16:55

4月2日毎日新聞夕刊1面の記事でTENOHASIの炊き出し


新型コロナウイルス感染拡大の長期化は路上生活者らへの支援にも影響を及ぼしている。集まった人がクラスター(感染者集団)になることを懸念して炊き出しを中止したり、配布するマスクの数を制限したりするなど、支援団体が対応に苦慮している。【滝川大貴】

「嫌だけど…」拾ったマスク着ける

 陽気に包まれ桜の開花が一気に進んだ3月下旬の夜、東京・隅田川近くの高架下にしゃがみ込む男性がマスクを着けて歩く花見客を眺めていた=写真。生活物資などを詰め込んだカートの横で、自らも口と鼻をマスクで覆う。現在持っている2枚は、いずれも路上で拾ったものだ。知人からうわさを聞き、新型コロナウイルスへの感染が怖くなって着け始めた。「落ちていたマスクを着けるのは嫌だけど、ウイルスにかかるのも嫌だ」――。

 東京都豊島区周辺で路上生活者や生活困窮者を支援するNPO法人「TENOHASI」と国際NGO「世界の医療団」は、週1回の夜の巡回や月2回の炊き出しに合わせて3月14日からマスクを配布し始めた。国内で感染者が確認される前から冬季には希望者に配ってきたが、感染拡大を防ぐため、支援者からの寄付や昨年までに購入してあった3000枚超の備蓄の中から1人につき3枚配布。マスク以外にもハンドソープや消毒用のアルコール、独自にまとめた感染防止のガイドラインも配る。

 炊き出しでは、集団感染につながらないよう集まった人に事前にマスクを配布。100人以上が間隔を空けて1列に並ぶ。支援を受けた男性(67)は「マスクは1日おきに洗って使うようにしているが、無いよりもずっとありがたい」と話した。

 しかし、国内の新型コロナウイルス感染が収束せず長期化するなか、TENOHASIは配布から1週間で1人当たりに配るマスクを1枚に減らした。炊き出しの際に医療相談を実施する世界の医療団の武石晶子さん(41)は、「路上生活をしている人たちは、普段から野宿生活でほこりや粉じんを吸い込むことが多く、免疫力が低下したり基礎疾患のあったりする人も多い。万が一、新型コロナウイルスによる肺炎にかかった場合、重症化する恐れもあり、感染拡大を防ぐためにもマスクの着用が必要だ」と話す。

 また、都内の支援団体の中には集団感染を懸念して炊き出しを中止する団体もある。炊き出しがなくなった地域の路上生活者が他の地域の炊き出しに参加し、配布する食料が不足している団体もあるという。JR池袋駅近くの公園で28日夜に行われた炊き出しで弁当を受け取った路上生活者の60代男性は、「炊き出しもマスクの配布も無くなったら他の所に行くしかないが、困る」と話し、感染予防のため足早に公園を立ち去った。

 TENOHASIの清野(せいの)賢司(けんじ)事務局長(58)は「感染拡大は避けなければいけないが、炊き出しの中止は、路上生活者一人一人にとってはその日当てにしていた食事が失われることにつながる。最善の方法を模索したい」と話す。

 東京都福祉保健局によると、国は2月下旬、▽手洗いや「せきエチケット」の励行▽体調不良を訴える路上生活者に医療機関の受診を促す――などを路上生活者らに指導するよう行政機関に対して通達を出した。同局の担当者は「店頭でマスクを購入するのも難しい状況ということもあり、手洗いなど基本的なケアを行う指導を優先している」と話す



by tenohasi | 2020-04-05 16:42

2/22(土)炊き出しボランティア日記

今回炊き出しボランティアに参加した理由は寮生活の中での休日などの暇な時間を有意義に使いたいと思った事と、日本にいる多くのホームレスの人達に少しでも多くの笑顔が見られるようになったら良いなと思って参加しました。

今回作ったものは肉野菜スープのぶっかけで参加者は28人だったので28人で洗い、米研ぎ、野菜の調理、火の番、この5つに役割分担して行った。僕は火の番としてこの一日がんばった。主な仕事としては、コーヒーとお茶用のお湯を沸かしてポットに入れる、洗ってもらったお米を水につけて炊き上げるまでの仕事をした。お昼はまかない飯に焼きそばやカレーなど、他にもいろんな方からの差し入れがあってとても美味しかった。今回は通常よりも人数が多かったらしく仕事は早く終わり1530分には終了した。

今回このボランティアに参加する前、自分なりにいろいろ想像してみた。ボランティアをする人は一体どんな人達なんだろう?雰囲気はどんな感じなんだろう?自分は仕事についていけるのだろうか等々。しかし、実際に参加したところ年齢幅は広く、いろんな人が僕に話しかけてくれたり、最近の出来事を話したりして楽しかった。ボランティアなので強制されることもなく自分なりに考えて行動しやすい環境だった。多くの事は寮でやっている自炊とほぼ変わらなかったのでスムーズに仕事を覚えることができた。配食まではできなかったが次回は配食班や夜回りにも参加したい。

今後は学校の多くの生徒にも少しずつ関心を持ってもらい参加できる人は参加できれば良いなと思っている。さらには自由学園からボランティア組織を立ち上げ多くの地域で活動できるともっと良いと思っている。今回は炊き出しボランティアに参加させていただきありがとうございました。


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↑炊き上がったご飯をクーラーボックスへ

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↑感染リスク軽減のため、マスク着用・消毒を徹底しました。




by tenohasi | 2020-03-07 13:58

2/8(土)炊き出しボランティア日記

炊き出し調理3回目の参加です。
内田と申します。
自分なりのご報告致しますので、主観多めですが、ご容赦ください。

まず、集合場所についたら、参加者15人くらいで輪になり、自己紹介をしました。
このときは・・・
「豊島区から来ました。普段はIT企業でプログラマーしてます。初参加ですが、よろしくお願いいします。
 電車でくしゃみしたら、みんなに見られて恥ずかしかったです。」
初参加が7人くらい、3人がIT系とのことでIT率高めでした。
この時は丁度コロナウィルスでマスクが完売が続出して間もないころでしたので、マスクの話題で、
「花粉症でコロナとは別な理由で手に入れるのが大変です。」
とか、どこにあるだとか、またマスクの話題か(一同笑う)と・・・
笑いを交えながらでした。
この笑いを交えての雰囲気が私にはちょうど良くて、いつも誰が来ても入りやすいウェルカムなムードだな~と思っています。
今日のメニューは別団体がカレーとチャイを振舞ってくれるため、
(イスラム教やインドの団体は、自国でも民間でこのような慈善活動が活発だそうです。)
・野菜サラダ
・ごはん
・コーヒー
・まかないの焼きそば(なんとボランティアにもごはんが出るのです!)
を作るという今日の流れの説明もここでしました。

つぎは、野菜を切る人・炊飯チームなどに分かれて、作業を開始します。
分け方は、
「炊飯チーム、今日はカレーを別団体が作ってくれるので、どうしようかな。」
「この前きた人数でいうと150~200人くるかな?この前6窯で20~30人分足りなかったから、6.5窯に増やしましょうか。」
「じゃあ、4人炊飯チームやる人(手をあげる熟練メンバー)」
「はい!(私)」
「はい!」
「はい!」
と、その場で、情報を共有し、すぐに決まる。このテンポも心地よくて活動しやすいです。

野菜カットの班では、皮むきが終わると5人くらいが、トントントンとニンジンを切る軽快な音がします。
「どこが地元なの?」
「私は福島です。」
「良いところだよね。」
と話をしながら、手元は動かしながら。
「できたのはこの机の穴に落とせば、下のボールに落ちるから。手袋は必ずしてね。」
何回も参加している方に引っ張ってもらいながら作業は進みます。
「キャベツの芯は、歯が弱い・ない人は固くて食べられないから。不評なの。細かく刻むか、除いてね。」
食べる人のことを考えて作ります。
健康には野菜中心と言われていますよね、お家がないと中々野菜料理は食べられませんので、ここでは野菜をたくさん使ったメニューを作っているそうです。
そういう視点がとても優しいな~と思います。

そして、だいたい作業の終わりが見えてきたころ。。。12時です。
みんなでまかないごはんを食べます!!!
普段は一人暮らしだったり、家族と・・・ですが、ここでは15人で食べるので、学校の給食みたいな賑やかさがあります。

まかないメニュー
・野菜たっぷり焼きそば
・大きな窯で炊いた白ご飯
・生卵
・納豆
・お菓子

前回と前々回では・お汁粉・野菜スープ(白菜・ニンジン・かぶ・玉ねぎ・大根他)も出ました。とってもおいしかったです。

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↑野菜たっぷり焼きそば調理中♪

昼食しながら、作業報告もします。
事務局長さんが、「どうですか?進捗状況は。」と聞くと。
炊飯チーム「ごはん、6窯炊けて、あと0.5窯です。」
野菜チーム「野菜ももう、搾るだけよね。芯が硬いから覗かないとね。」
買い物チーム「容器がなくなりそうなので、新しいの買いました。前より安いけど、形は同じようなの。」
事務局長「昔は器を洗って使いまわしてたんだけど、そのために要員と容器をタクシーで運んでたら、時間と労力とお金がかかったので、今は申し訳ないけど使い捨て容器つかってます。」
などなど、この団体の情報がオープンに話されます。この情報の透明性も私は好きです。何か自分でも手伝えることがあれば、気づいて手伝える環境があるのです。
以前にも「衣料品で1つずつだけど、靴もってきてるの。靴ってサイズが合わないと無いからね。需要あるから。」
1つずつでも困らないんだ~!と気づくことができ、父と兄がいる私は、少しずつ実家からまだ履けるくつを持ってこようと思いつきました。
作業報告と情報共有はすぐ終わり、個々人で好きに話がはじまります。
私は去年山梨から東京に出てきたばかりなので、東京のいろんな場所の話も聞けますし、母や祖母くらいの年の方と料理の話をして家族と話したような気になります。
東京だけではなく、新潟や島根などの遠方からくる方もいるので、ご当地の話を聞いたり、
大学の講師や、元都庁職員、旅行好きの方、中小企業診断士などさまざまな方からお仕事の話を聞くのも面白いです。
ゆっくり食べて、午後の作業に戻ります。
炊けたごはんをビニール袋を敷いたクーラーボックスに大きなしゃもじで入れていきます。白い湯気がブワ~っと上がります。
野菜サラダは塩もみをして、水気を手でギュ~っと絞ります。手の大きい男の子が大活躍でした。
クーラーボックスに同じように詰めて・・・トラックへ。

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終わった人から、洗い場に行き、使った容器・器具を洗い、干し、だいたい乾いたらしまいます。
調理場を清掃して、終了。
帰れるようになった人から
「お疲れさまでした~!!!」
と声を掛けて帰っていきます。
だいたい15:00だったかな。
このあとは、公園で配食・衣類配布がありますが、私はその夜山梨に旅立つため、ここで帰りました。
再来週も参加したいと思います。一緒にやるメンバーからいつも元気を貰えるので♪

by tenohasi | 2020-02-21 18:09

1/5(日)越冬活動4日目&総括

2018年の年末から定期的に炊き出しの調理場のお手伝いに参加しています。今回はTENOHASI越年越冬活動で1230日から15日までの4日間、調理場に通いました。公園の配食には行きませんでしたが、調理の釜場の湯気を通して見た事感じた事をご報告します。

今年の年末年始は民間企業、自治体・官公庁などの多くが9連休となりました。多くの人にとっては楽しい休日となります。しかしTENOHASIが支援する住むところを失ったり生活に困窮している人たちにとってはとても厳しい期間となります。日払いの賃金が得られず、公的な支援を求めるにも行政の窓口が閉ざされる事になります。例年は1230日から2日までの4日間連続でしたが、9連休の今年は途切れなく支援できるように305日まで1日おきの炊き出しとなりました。定例の活動日である28日も含めると短期間に5日間の活動となりますから、食材やボランティアの人手も分散されます。ベテランのボランティアの方もご家族と過ごされるので、人手は足りなくなる筈。私はこんな時こそ出来るだけ多く参加してお手伝いしようと決めていました。


しかし蓋を開けてみると意外にもたくさんの方が調理場に参加されました。大学の先生の指導で。友人や家族に連れられて。たまたま知ったなど近くの方もいれば遠方から来られる方など年齢も地域も動機も実に様々な皆さんです。最終日の5日を除いて常に20人を超え、一番多い日は30名もの人で狭い調理場は活気にあふれていました。作業に入る前のミーティングでは「初めてなので足を引っ張らないようにがんばります」と挨拶される方が何人も。初めての方が緊張するのは当たり前ですが、先輩ボランティアと一緒に楽しみながらすぐに作業に慣れていました。私自身は火を使う釜場と呼ばれる作業についてはようやく慣れてきたのですが、気持ちだけは常に初心者のように緊張感と謙虚さを忘れないようにしたいとも思っています。

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鍋に小さな虹が……………



さて、公園に集まって食べる方も実に様々。歯が悪くて固い物が食べられなかったり、辛い物が苦手など。それでも一番のごちそうは温かくてバランスよく栄養があるもの。そして年末年始は何か特別なものを食べていただきたいとメニューや調理の方法にも工夫を凝らします。30日は鶏塩鍋、1日はお雑煮、3日は鮭の酒粕汁、最終の5日は中華丼。普段作ることの多い鶏肉野菜のスープと違い、調味料の量やお雑煮なら調理場から離れた場所にある公園で食べる時に最適な状態になるようにお餅はいつどのように投入すればよいか。鮭は無駄なく食べやすいように骨や固い皮の部分は圧力釜で柔らかくし、では酒粕はどれくらいを入れるかなどなど、実験や試行錯誤をしながらの調理でした。とにかく量が多い。汁物が120リットル、ご飯が8リットル炊きで4釜から6釜。家庭で料理する経験値がそのままでは使えません。


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お雑煮にお餅。さていつ投入するか?!……………



期間中の炊き出しに集まった方は定例の時よりも多くて180人から200人くらいだとお聞きしました。最近の越年越冬では経験のないくらい多い参加者であったようです。いわゆる「ホームレス」の状態にある方はここ数年で徐々に減っている筈なのですがなぜか多かった。用意したご飯の量もその都度検討して増やしたり調整をしていました。

調理場で作った料理は大きなクーラーボックスに詰め替え、トラックに載せて公園に。その時料理だけではなく、寄付でいただいた大量の服も運びます。公園で食事を配るのは18時から。その前に服を配るのですが、あまりにも大量にあるので前もって上着やズボン、下着などの分別が必要です。調理場の横で料理が出来上がるのを待ちながらこういった分別の作業も行われています。


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酒粕をこねて溶かして……………



最終の5日。既に暗闇が迫る中、中華丼に最後に入れる片栗粉の量とタイミングに神経を使いながら仲間と一緒に鍋をかき混ぜ、熱々ごはんと中華丼を満載したクーラーボックスを載せたトラックの赤いテールランプを見送りながらようやくほっとしていました。体力がなくて配食の公園までは行けなかったのですが、こうして年末年始を調理をする現場でお手伝いする機会をいただいたことがありがたく、また清々しさを感じていました。と同時にこれを食べてくれる皆さんの事、こうした活動がいつか無くなる事があるのだろうかという思いも沸き上がります。


年末年始の貴重な時間を調理のために集まってくださった多くの皆さんは、多分それぞれの色々な事情を乗り越えて集まっていただいた方達。初めての方は自信がなくて不安を感じながらも、しっかりとこの活動の担い手となっておられました。

定例の第2第4土曜日がまた来ます。次の活動日は11日。あまりのんびりする間もありません。しかし休みたい時には休み、無理なく参加する事が長く続けるためには大切。これからも出来るだけ淡々と参加させていただきたいと思っています。


(担当:JN)



by tenohasi | 2020-01-29 13:46

1/3(金) 越冬活動3日目

13日(木)調理班参加感想

約半年ぶりに調理班に参加しました。

参加者30名ほどで初めて参加の方が約半数ほどだったそうですが、調理場には変わらずいつもと同じガヤガヤ楽しい時間が流れていました。

継続は力なりという言葉はボランティア活動に欠かせないと思います。

しかし、諸事情により継続が難しい時もあります。

しばらくご無沙汰してしまったので今更顔を出してもよいのかなとも思いましたが、テノハシは変わらずにいてくれました。

今年は継続的にテノハシに参加したいと思います。

山崎


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↑余った大根とにんじんで作ったきんぴら。大人気でした!!


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↑本日のメニューは鮭入りの粕汁



by tenohasi | 2020-01-21 14:17

1/1(水)越冬活動2日目

10数年ぶりの新人ボランティア


20201月1日元日、かなり久々に越冬ボランティアに参加し、調理班としてお雑煮をみんなで準備し、新年のスタートを切ることができました。今の調理体制で参加するのは初めてだったので、新人ボランティアのつもりで参加させていただきました。当時は東池袋公園で調理、配食すべてをしていたので、今とは準備の仕方が違いますが、野菜スープのぶっかけ飯というのは変わらず、懐かしい味がしました。


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↑この日用意したお餅は360個


自分が最初に越冬ボランティアに参加したのは大学生の時で2005-06年のこと、それから大学卒業まで3年位、ほっとも(ほっと友の会)や会報誌編集を中心にボランティアをしていました。14年前という月日を考えると、時の流れの速さを感じると同時に、てのはしがずっと炊き出しを続けてきたという確かな足跡も感じます。

なんで当時ボランティアを続けていたのだろうかと考えた時に、みんなで炊き出しの準備を和気あいあいと、いい意味でゆるーく、できていたから居心地が良くて居着いてしまったのだと思います。だって自分も3年も続けるなんて最初は思っていませんでしたから()

この文章を書きながら、「料理長と一緒に炊き出しの準備したなー」とか、「医療班の○○さんと寒空の中でおしゃべりしてたなー」とか、当時ボランティアしていた時の風景やスタッフの顔や声が思い浮かんできています。


大学卒業してからずっと離れてしまっていましたが、Facebookで炊き出しの様子を見る度にまた参加したいなと思っていて、ようやく戻ってくることができました。今は東京を離れてしまっているので参加機会は限られてしまいますが、自分のペースでまたボランティアに参加したいと思います。頑張りすぎることよりも、自分ができることや時間を持ち寄って、細く長く続けていくことの大切さも感じます。炊き出しなどを通じて、寒空の中で路上生活をしている方々に対して、気に掛ける人たちが増えると、より社会がやさしくなるのかなと思います。


(T.O)

by tenohasi | 2020-01-18 12:28

12/30(月)越冬活動1日目

今回の年末年始は、12月28日(土)から1月5日(日)までの9日間、役所等が休みになってしまうため、例年のスケジュール(12月30日~1月2日の4日間)を変更し、

12月28日 通常炊き出し
12月30日 越冬活動1日目
1月1日  越冬活動2日目
1月3日  越冬活動3日目
1月5日  越冬活動4日目

という1日おきのスケジュールになりました。

越冬活動1日目のメニューは「鶏塩スープ」
12月7日に開催予定だったビッグスリープアウトで参加者の皆様に振る舞う予定だったメニューを作ることにしました。

通常の炊き出しでは使用したことのない「鶏がらスープ・日本酒・にんにく・しょうが」をふんだんに使用。新作メニューなのでどうなることかと思いましたが、初めてにしてはまずまず上手く出来たのではないでしょうか。余ったニンニクをトッピング用にしてみましたが、こちらも大人気でした!!

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今日で2019年の炊き出しは終了。台風で炊き出しが中止になった日もありましたが、皆さまのおかげで2019年の炊き出しも無事終えること出来ました。

先日、アフガニスタンでお亡くなりになられた中村医師のお言葉・・・

「人の幸せとは3度のご飯が食べられて、家族が一緒に穏やかに暮らせること」

この言葉がいつも胸の中にあります。日本にも3度のご飯を食べることができない方々が沢山いるという現実をしっかりと受け止め、2020年も活動を続けていければと思います。

(ぐんじ)



by tenohasi | 2020-01-18 12:11

12/28(土)炊き出しボランティア日記

今回は、立教大学からご参加いただいた学生4名に感想を書いて頂きました。
是非、ご一読ください!!


私は公園での配食は半年ぶり、調理が初の参加でした。また、1~2人で来たことはあったのですが、ゼミの友人たちと集団で来たのも初でした。そこで、以下の2つについて書きたいと思います。

1.調理ボランティアで考えたこと

 自分はこれまでの炊き出しで、あまり調理は誰がしているのか等は考えていませんでした。今回の参加で公園のある地域とは関係のない地域の人が場所を提供してくれていることや、調理ボランティアのベテランとして、メニューの考案に関わる人がいること、食材を提供してくれるところがあることなど、目には見えていないけど1人の人に丼を渡すのに、配食のボランティアだけでなく、調理ボランティア、さらには場所や材料を提供してくれる人たちの協力があるということを実感しました。調理場、公園それぞれの関係性もあると思いますし、それぞれの場で得られることも変わってくると思うので、炊き出しが単に食事の提供ではなく、関わっている人同士の生活の支え合いの場になっていると感じました。

2.知っている人と参加するということ

 自分は今回ゼミの友人たちと参加して、2つくらいの良かったことがありました。

 1つ目は「知ってもらえてよかった」ことです。配食は個人で何回か参加したこともあったので、これまでも人を誘うことはあったのですが、興味がないということで断られてしまうこともありました。そのため、興味の有無に関わらず、ゼミやレポートなどのきっかけを通して自分が知ってきたことを共有できたことは良かったと思いました。

 2つ目は「知れてよかった」ことです。普段の授業や会話の中では気づくことが少ない、友人たちの強みを他の人との交流や作業を通して知ることができたと思います。例えになってしまうのですが、調理の予約の連絡でリーダーシップを発揮してくれたり、昼食づくりで最後までベテランさんと一緒に作ってくれていたり、初めて炊き出しにくる人もいたのですが、物おじせずにコーヒーを渡していたり、通常の関りでは見れない姿が見れたのは嬉しかったです。




1228日の炊き出しボランティアに参加させていただきました。配食には参加したことがあったのですが、一度1日を通して活動に参加してみたいと思ったことが今回の参加の理由です。

 最初の調理の時間には、ひたすら人参をスライスしたり、キャベツを切ったりしていました。その作業の中で、固い部分は小さく切るようにと指示を受けました。これは食べる人のことを考えているのと同時に、野菜の固い部分なども工夫してできるだけ捨てないようにすることで、食材を寄付してくださった方の思いも大切にしているからだと思いました。また、この炊き出しに何度も参加されているボランティアの方が「ゆっくりでいいからね」や「同じ作業を続けて飽きていない?」など気にかけてくださったので初めて参加した調理でしたが楽しめました。

 お昼ご飯をいただいた後、TENOHASIさんの活動についてセミナーがありました。ハウジングファーストという言葉について学び、現状の「まずは集団生活をし、自立できると判断された人から宿泊所を出られる」という支援がニーズを反映できておらず改善の必要があると分かりました。また、ホームレスの方の中には一度部屋を得ても路上生活に戻ってしまう人がいて、その理由も様々であると聴き、継続的で個別的な支援を行うことが必要なのだと分かりました。

 池袋の公園に移動してから、配食の前にコーヒーを配りました。ここがみなさんの会話の場になっていて、ベテランボランティアの方は顔見知りのホームレスの方に体調を気にかけて言葉を掛けていました。

 配食では、おかわりの列に並んだ方からご飯の器を受け取って盛り付けるのを担当しました。器を受け取る時と渡す時には声をかけるようにし、ご飯の量もご本人に確認しながらよそいました。最後に残った分はお弁当にして配り、午前中に大量に用意したはずのご飯がすべて無くなりました。ここで、それだけ多くの人が炊き出しを必要としていることを実感しました。

 一日を通してほとんど屋外にいる状態だったため、身体が冷えましたが自分の身をもってこの活動は人が行ってこそ温かみがあって意味のある支援なのだろうと気付くことができました。年末のとても寒い時期に自分の部屋がない生活がどれだけ厳しいかを想像して、「自分の部屋があること」のありがたさに改めて気付かされる1日になりました。



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↑人参・キャベツ・きゅうりの浅漬け(カレートッピング用)



私は、炊き出しのボランティアは初参加で、調理と、コーヒーの配布までを手伝わせていただきました。

調理では、人参やキュウリなどの野菜を切る作業をしましたが、みんなが切り終えた野菜を大きなボウルにまとめると、今までに見たことのないくらいたくさんの量になっていて驚きました。また、その量の野菜を目にして、たくさんの人が炊き出しを必要としているのだということを実感しました。私が調理をしていた中で特に印象的だったのは、ベテランのボランティアさんが、「食べやすいように薄く切ってね」とおっしゃっていたことでした。それを聞いて私は、炊き出しは、たくさんの量の料理をただ作るのではなくて、食べる人のことをしっかりと思いやって作るということが大切であるということを学びました。また、今回、ベテランのボランティアの方々が新メニューの試作をしていましたが、そのようなところからも、食べる人への思いやりを感じました。

配食では、コーヒーの配布を手伝わせていただきました。温かいコーヒーを渡すと、たくさんの方が「ありがとう」と言ってくださり、心が温まりました。そして、人と関わることや『居場所』の大切さを感じました。




私が今回参加させていただいたのは炊き出しの調理ボランティアでした。

炊き出しは初めてであったため緊張しましたが、ほかのボランティアの方々の助けもあり楽しく活動することができました。

この調理ボランティアの最大の特徴は「強要されないこと」だと思います。例えば私はあまり料理をしたことがなく、包丁の使い方に自信がなかったのですが、その旨をスタッフの方に話したところ、ピーラーでニンジンを剃る作業を任せていただきとても安心したことがあります。

またその時やっている作業が終わり、手が空いたとしても、直ぐに別の作業を強要されることはなく「ゆっくり休む」という選択肢をいただけます。この強要しないスタンスが、ボランティアの人々が楽しく和気藹々と作業できる秘訣なのではないかと感じました。たとえ料理が苦手な人であったとしても自分の出来ない作業を無理してやる必要がないので、自分の調理スキルに不安を感じている方にもオススメできるボランティアです。

またその後のコーヒー配りにも参加させていただきました。私はポットに入ったホットコーヒーを紙コップに入れ配る作業をやらせてもらったのですが、訪れたホームレスの方々が自分の淹れたコーヒーを「温かい」と喜びながら飲んでくださった姿がとても印象的で、嬉しく思いました。

当事者の方々はコーヒーを飲みながら、ボランティアの人と親しげに話していました。その様子を見ていると、この人たちはちゃんと親身になってくれ、自分たちの話を受け止めてくれる人がいるのだと感じさせられました。この炊き出しが、ホームレスの人々にとって重要な居場所であると深くわかりました。たとえ家がなかったても、帰る場所はあるのだと思います。

TENOHASIは食料や衣類といった物資による支援をすることのみならず、ホームレスの方々の居場所になる役割も担っているのだと思いました。

今回のボランティアは途中までしか参加できませんでしたが、大勢の人の温かさに触れることができ、とても充実した体験になりました。これからも自分にできる支援とは何か考えていきたいです。




by tenohasi | 2020-01-02 14:25