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1月8日(第2土曜日)
先週までの越冬6日連続炊き出しから間隔が開いていないせいか、 毎日炊き出しをしているようかの錯覚(3週間で延べ8回)を覚えます。 越冬中では、イベントなど色々な出来事がありましたが、 今回は平穏に淡々と進んでいきます。 という訳で、 ブログに書くネタがありません! いえいえ、我々はマスコミではないので、平穏無事が何よりです。 出来上がった食材は、無事に炊き出しの場所へ運ばれていきました。 ![]() 寒い中ボランティアにご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。 またの参加をお待ちしています。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 今回、参加してくださったボランティアの方は、65名。 そのうち、新規の方は11名でした。 今後の炊き出し日程(全て土曜):1月22日、2月12日、2月26日 ★ ★ ★ ボランティアに興味を持って頂けた方は、以下の形でご参加ください。 一回だけでもOK、出来る時間でOKです! ◆炊き出しボランティア 調理班◆ 炊き出しボランティアは調理班と公園班に分かれています。 調理班は、調理道具の洗いものや、お米をといだり野菜を切ったりします。 男手が必要な作業も多数ありますので男性の方も臆せずにご参加ください。 調理は11時開始となっていますが、途中からの参加、途中抜けでも歓迎です! ご参加いただける方は、【tenohasi ホームページ】のお問い合わせフォームから、 前日までにご連絡ください。折り返し場所等の詳細をお送りいたします。 なお、調理場所はご厚意でお借りしているため、ネット上での公開はしておりません。 ◆ 炊き出しボランティア 公園班◆ 衣類配布や配食などのお手伝いをしていただける方は、 16時~18時ごろに東池袋中央公園に直接お越しください。 こちらはアポなしOKです! 衣類配布があれば17時ごろから配布、配食は19時からです。 なお、「調理も配食もやりたい!」というバイタリティ溢れる方もご安心ください。 調理が終わり次第、スタッフと一緒に公園に移動して頂けます。 ◆夜回りボランティア◆ 毎週水曜日、池袋駅前公園でお弁当を配布した後、池袋駅構内や 周辺をまわって、路上生活している方の安否確認をしています。 途中で帰ってもOKです。 夜回りで配るお弁当づくりも、夕方から行っています。 詳細は、【tenohasi ホームページ】のお問い合わせフォームをご利用ください。 ◆その他、各種ボランティア、カンパなど◆ 役所や病院などへ同行をする生活福祉相談ボランティア、資金や物資のカンパなどは、 【tenohasi ホームページ】の「募集中」ページをご覧ください。 よろしくお願いいたします! tenohasi運営事務局 ★ ★ ★ 過去のボランティア日記: 【炊き出しボランティア日記一覧】 ■
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by tenohasi
| 2011-01-22 07:27
| 炊き出しボランティア
みなさま
今日は、そんなエピソードをご紹介します。 某市で、駅でしゃがみこんでいら高齢男性に声をかけたことがありました。 最初は、非常に警戒をされていて、いい、いらん、ムシという感じでした。 駅員さんに相談したところ、駅員さんも声はかけていたようで、「言ってもどいてくれない」ということでした。 いや、どいてくれない、ということじゃなくて。。。 しかたないので、帽子を誉めてみたり、かっこいい時計ですねと雑談1時間半 ちょっと話をしてくれたかと思うとまた無視 私もこころが折れますねえ ひとまず、遠いけれども、池袋の炊き出しに来てもらって、支援仲間とも一緒に相談するしかないのかなと思い、炊き出しの案内を渡して、また、お会いしましょうと立ち去ろうとしたところ、 「もういっちゃうの?」と、初めて目があいました。 えっ、さんざん無視されたような気もしていたので、その目を見て核心しました。迷子だ。 そういうわけで、もう30分間雑談をした後で、家を聞いてみると、わからない。連絡先もなし。しかし、何駅に行かなきゃいけないという単語は知っていた。 どうやら、どちらのホームに降りたらいいのかわからなくなっていたようでした。 駅は複雑ですねえ 駅までつくと、自分の家の住所の〇〇町は何とかわかるようで、家のそばに行けば道案内ができるということなので、タクシーの運転手さんに相談して家まで同行。運転手さんもやる気になっていましたね。 家に着いたら なんと、3日間失踪していたということでした。 こうして野宿化している人、きっといるよなと思いました。 別の日は、80を超えた女性高齢者 もちろん最初は、警戒されるのですが、警戒されても人助け、とあれ以来覚悟が決まったので、「いい」、「大丈夫」、「迎えに来るから」と言われても、本当にそうなのかが確認できるまでは、しつこく情報を聞きます。こころなど絶対に折れるものか!。勘違いだったとしても、助けられなくて死んじゃうよりはずっといい!と。折れているこころに鞭をうち。 この人を死なせないということが目標なので、本人の「大丈夫」は信じません。私たちが大丈夫と思えるかどうか。 「わるいから」「人に迷惑をかけたくないから」との言葉。 ますます何かある。にちがいない。 ということで、突然親切を押し売る怪しさいっぱいの私たちは、私たちが怪しくないことを一生懸命アピールすべく、雑談を交えながら話をしました。マスマス怪しい。。。 そうすると、どうやら、千葉~某市へ帰る途中。生活保護受給、単身高齢者ということがわかりました。家族なし。しかし、お金を全部落とした。 警察に届けたかときくと、「今は、警察はお金を貸してくれない」とのこと。 それで、放っておくと、受給日まで9日間、お金なし。 どうも、今晩は歩いて夜を過ごす予定だったそうです。 おなかがすいてふらふらしていまいsた。 顔を見ると、大きな痣が。夜道を歩いてぶつかったそうです。 かばんの中からいろいろなものを見つけ出し、連絡先の入った紙。そこに電話をしたところ、何かの関係で助けてくれる人のようでした。 某駅まで行ければ、しばらく家で面倒を見てくれるそうで。 おお、よかった。。。 ということで、お金をお貸しして、さようならと思いましたが、ここは80代。某駅まで行けるという言葉を信じることをやめて、どうやって行きますか?と聞くと、わからない、とのこと。。。 夜中の12時近く。 ということで、某駅まで約40分お供致しました。 新宿乗り換えだったのですが、乗り換えが難しい。。。 これは帰れんわあ。と思いました。 この方「むずかしい、むずかしい」と連呼していました。 それにしても小さなからだで頑張っている姿、うちのばあちゃんにしようかと思いましたが、そんな小さな体の、単身高齢者。雑念を捨てて目的地へ。 某市にお連れしたところ、援助をしている方と改札で出会えまして、お別れしました。 ああ、 他にも。。。。いろいろな方のエピソードが。 私たちの支援は、こんなこともそんなに少なくないです。 認知症→野宿→福祉事務所へ行くと「なぜ失踪したの!」とお怒りモード→ご本人は、うん、はい、、申しません。それで詳しく聞くと、前にどこにいたか覚えていない。。。 しかし、私たちの社会は、どこへ向かっていくのでしょうねえ。 あ、でも、だから、こうした方は支援の輪を広げて、そこにお金を投じて、その範囲内で生活をというのは、どうかなと思います。 「警察が最近はお金を貸してくれない」と言っていたけれども、そういう社会になると、高齢者はますます家に閉じこもってしまう。 新宿駅はものすごく難しく、社会そのものが複雑すぎるからだなあと しかし、そんな社会の中でも、安心して出歩けるためには、 困った時にすぐに助けが求められる、 困った人がいたら助ける人がたくさんいる、 そういう社会だったとしたら、 安心して、家に閉じこもらなくてもいいのだろうなと思いました。 新宿の駅、もう少し、気軽に迷子になれる仕組み、相談員さんがわかりやすいところにいるとか、になるといいかもなあ。 私たちのような活動が特別なのではなく、こうした特別な支援活動など必要のない、こうした助け合える社会にならないかなあと。 どうなったらいいでしょうか 森川すいめい ■
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by tenohasi
| 2011-01-20 11:06
| 日々の活動
毎年恒例の越年越冬活動が12月29日から1月3日まで、
6日連続で行われました。まるで越冬を狙ったかのような寒波で、 食事を配る側も受け取る側もこごえる中行われましたが、 なんとか凍死者を出すことなく終わることが出来ました。 昼・夕の配食や夜回りに参加されたボランティアの皆様の 温かい気持ちを更に感じられた6日間でした。誠にありがとうございました。 31日の年越しそば、1日の餅つき、3日の甘酒は、楽しみにされていた方が多く、 特に餅つきは、「俺にもつかせろ!」という餅つき名人続出のため、 プロ野球並みの約4時間(!)に渡る大イベントになりました(^-^) また、夜回りでは、このままでは路上生活が困難と思われる方を緊急収容する活動を 行い、後日、福祉班による受診や生活保護申請の同行活動が行われました。 残念ながら今の日本では、文化的と呼べず、最低限度にも達していない 生活を余儀なくされている、あるいは、それすらも感じることなく生活を送っている人が、 知られることなく、しかし、少なからず、しかも、確実に存在しています。 TENOHASIは、派遣村が開けるような大きな組織ではありません。 越冬の度にヒィヒィ言ってようやく年を越すのが現状です。 ですが、一人でも多く「文化的最低限度な生活」を再び送ることが出来るよう、 そして、支援する側も消耗するのではなく、持続的なサポート体制を取れるよう、 研究と活動を進めていきたいと思います。 という訳で毎度のお願い事につながるのですが、それに関しては、 元日に投稿した当代表森川のコメントをお読みください。 (先生!後は頼みました!) 今年も一人でも多くの方の善意がつながっていくことを願っています。 ※餅つきでの1コマ ![]() ■
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| 2011-01-10 11:49
12月25日(第4土曜日)はれ
この日、世間は商業モード全開(!?)でしたが、皆様はどのように過ごされましたか? お米を研ぐ時の釜の冷え具合に少しためらいを感じる今日この頃です。 最近は大々的な衣類配布が出来ていなかったのですが、久しぶりに 配布祭りをすることが出来ました。 ![]() 衣類のほか、毛布や靴もまとまった数の提供が出来ました。 提供してくださった皆様、本当にありがとうございます。 そして今回は、年2回しかないカレーの提供です。 1回目は8月の夏祭り、2回目がこのクリスマス時です。 「別にカレーなんて難しい料理じゃないからもっと作ればいいじゃん」 という声もあるかもしれません。確かに調理自体は難しくありません。 ほぼ、しょうゆ味をカレー味にするだけなので(^-^) 問題はその後なのです。その後… 基本的に器(発泡スチロール)は可能な限り洗ってリサイクルするのですが、 カレーの時は時間と手間の都合上それが出来ません。 「終電なくなっちゃうよぅ!(;_;)」 になってしまうので。つまり、ごみの量が尋常じゃない状態まで膨れてしまうのです。 ゆえに年2回のお楽しみ行事になっているのです。 ![]() ちなみに、今回もおはしで食していただきました(^~^) そして、ケーキ部隊によるクリスマスケーキの提供も行われました。 ちなみに、多めに作るため必ず余り、その分はボランティアに配るのですが、 受け取りを辞退する男性が続出しました。(嫁とか彼女に横流しすればいいのにね) そして数日後に迫った「越冬!激闘!6連投!」の越冬活動に向けて重い足を引きずって レギュラースタッフは家路に着いたのでした。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 今回、参加してくださったボランティアの方は、85名。 そのうち、新規の方は19名でした。 次回炊き出しは1月8日です。 ★ ★ ★ ボランティアに興味を持って頂けた方は、以下の形でご参加ください。 一回だけでもOK、出来る時間でOKです! ◆炊き出しボランティア 調理班◆ 炊き出しボランティアは調理班と公園班に分かれています。 調理班は、調理道具の洗いものや、お米をといだり野菜を切ったりします。 男手が必要な作業も多数ありますので男性の方も臆せずにご参加ください。 調理は11時開始となっていますが、途中からの参加、途中抜けでも歓迎です! ご参加いただける方は、【tenohasi ホームページ】のお問い合わせフォームから、 前日までにご連絡ください。折り返し場所等の詳細をお送りいたします。 なお、調理場所はご厚意でお借りしているため、ネット上での公開はしておりません。 ◆ 炊き出しボランティア 公園班◆ 衣類配布や配食などのお手伝いをしていただける方は、 16時~18時ごろに東池袋中央公園に直接お越しください。 こちらはアポなしOKです! 衣類配布があれば17時ごろから配布、配食は19時からです。 なお、「調理も配食もやりたい!」というバイタリティ溢れる方もご安心ください。 調理が終わり次第、スタッフと一緒に公園に移動して頂けます。 ◆夜回りボランティア◆ 毎週水曜日、池袋駅前公園でお弁当を配布した後、池袋駅構内や 周辺をまわって、路上生活している方の安否確認をしています。 途中で帰ってもOKです。 夜回りで配るお弁当づくりも、夕方から行っています。 詳細は、【tenohasi ホームページ】のお問い合わせフォームをご利用ください。 ◆その他、各種ボランティア、カンパなど◆ 役所や病院などへ同行をする生活福祉相談ボランティア、資金や物資のカンパなどは、 【tenohasi ホームページ】の「募集中」ページをご覧ください。 よろしくお願いいたします! tenohasi運営事務局 ★ ★ ★ 過去のボランティア日記: 【炊き出しボランティア日記一覧】 ■
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| 2011-01-06 12:55
| 炊き出しボランティア
みなさま
現在、28日~4日までの越冬越年ボランティア活動中です。ぜひ、池袋での活動支援をお願いいたします! この活動を通して、たくさんの人の笑顔が回復しています。 また、ここで、一つお願いがございます。 越冬期の支援の状況としまして、 現在19名の方を直接保護しました。 区役所が閉まっておりますため、助成金と皆様のご寄附を使わせていただき、こうした方々に宿を提供させていただきました。 おそらく明日、明後日も増えます。 その中には、 何をして無理なのだと、死ぬことを決めていたという方もおられました。 言葉がまったく話すことができない中等度以上の知的障がいの方もおられました。 こうした方々が一人で福祉事務所の門を叩くのは、いろいろな意味でとてもハードルの高いことです。 そこで私たちTENOHASIは、 1月4日以降に、福祉事務所に一緒に付き添う支援活動を行います。障がいを抱えた方の場合は、病院への同行や次の行き先を探す支援も行います。 私たちが同行することで、一人一人は勇気をもって路上生活から脱することができることがあります。残念ながら同行がなければ路上生活から脱することができない方が多いのも事実であります。 1月4日以降に、同行支援を行うのですが、現在、その同行者の人数が圧倒的に不足しています。 ただ一緒にいるだけで脱するための勇気と元気が2倍になるという支援活動です。 ただいま、同行支援のメンバーになってくださる方を大募集しております。 もし、生活福祉課への同行のお手伝いをくださる方がおられましたら、 1月3日13時より、町内会館にて http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi0319329110101233036 ボランティア講座を行いますので、こちらにご参加いただけましたら幸いです。 中身は、1月4日以降に支援する人たちがどういう方たちで、 どういう支援が必要かという話を中心に行います。 ※1月4日は無理だけれども、今後、こうしたボランティア活動を行ってみたいという方もどうぞご参加いただけましたら幸いです。 とっても人手不足にて、お手伝いくださる方が一人でも多くいらっしゃいましたら、本当に助かります。専門的知識はほんの少しで大丈夫です。ボランティア講座でお伝えします。 年始のお忙しい時期と存じますが、もしお時間のタイミングが合う方がおられましたら、どうぞご支援の程よろしくお願いいたします。 新年早々、長文失礼いたしました 本年もどうぞよろしくお願いいたします TENOHASI代表 森川すいめい ■
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| 2011-01-02 00:07
みなさま
新年あけましておめでとうございます 昨年は皆様にとりましてはいかがな年でしたでしょうか 28日の準備よりはじまりました越冬越年活動は半ばを迎えました。 例年に比べると並ばれる方は大変少ない状況ですが、まだまだ困っておられる方が多くおられます。 29日からの3日間で、何名かの当事者の方の涙もありました。 TENOHASIは一人一人丁寧にお話を聞かせていただいて、適切な支援ができるよう努力しています。「まさか自分が助けてもらえるなんて」と涙されるかたもおられました。 本来は、誰もがご飯も食べられないほどにそんなつらい思いをしなくてもいいようにあるべき、涙を流さなければならないことそのものがおかしいのですが、この国は、まだまだ苦しい状態です。 こうした出会いは、行動を起こしたからこそ生まれるということもあります。そして、行動を起こすことができているのも、多くのみなさまのご支援があってこそと思いました。 一人でも多くの方が、困難で苦しい状況から抜けられますよう、スタッフ一同これからもがんばっていきます。 どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。 TENOHASIの31日の最後の活動は、夜回り西口班が発見した、言葉を話すことができない知的障碍の方への支援でした。 何を聞いても同じ図しか書かず、靴を履いておらず、言葉を発せず、寒い冬の中を震えておられました。名前も聞き出せませんでした。60歳くらいに見えます。 おそらく、どこかの施設から出てしまって、迷子になったのか、そういう様子に見えました。 急性の脳の出血等の病気であることを心配し、救急車を呼びました。 救急隊は丁寧に考えてくださり、脳の病院に行きました。 CTでは異常はありませんでした。 よって、入院はできません。 歩くのもおぼつかず、言葉も話せず、野宿で、放っておけば確実に凍死するように思われました。 名前を聞いても答えられないために、まったくわからず、完全に身元不明です。 警察保護の可能性も考えましたが、かつて代々木公園に捨てられてなくなった高齢者が思い出され、警察でもどうしたらいいか困ることだろうと想像できました。もちろん、精神病ではないので、精神科病院も受けられません。 どうすべきか。。。 TENOHASIは、昨年1年で大きく変わりました。 誰も責任を取れないならば、責任を取っていこうと。 TENOHASI専用のシェルターを持ったために、どこにも行き先がない方を一時的に滞在していただくことができることになりました。 救急隊はタクシーまで送ってくださり、タクシーで、TENOHASIのシェルターに着きました。 そこには、もと当事者の方が2名と、スタッフのBさん、現在当事者の方がいました。スタッフ以外は全員障がい者の手帳を持っています。 そして、テキパキといろいろと手伝ってくれました。 部屋に入った時に「あけましておめでとうございます」と声をかけてくださいました。どうやらTENOHASIの活動は、年をまたいだようでした。昨年1年間の活動の象徴的な活動で終わり、今年の1年も、みなとともに生きるのだなと感慨深く思いました。 「きつい仕事だねえ」と(無給ですが)と、最後は笑いながらBさんと部屋を出ていきました。 ガタガタ震えていたおじさんは、安心したのか、布団の中で寝ています。それがとてもうれしく。 悲しみや苦しさをなくす、ということよりも、TENOHASIは昨年は、楽しいことを作っていくことを目指しました。苦しいことはなくらないかもしれないけれども、ひとつでも多くの笑顔を作りたい。 こうした活動は、 調理、配食、福祉の手伝い、医療、日常生活支援、事務仕事、鍼灸、お茶会、夜回り、物資支援、パンをくださる活動など多くのTENOHASIの活動があってはじめて実行できるものです。これを、現場で支えてくださるボランティアのみなさまも、また金銭的に支えてくださる多くの皆様のおかげであります。 本当にこころより感謝申し上げます。 いま、みなさまにいくつかお願いがいくつかあります。本年の目標でもあります。 1、本日保護致しました方は、手話が少しできそうです。手話のできる方がブログをみてくださいましたら、通訳をお願いいたします 2、日常の生活支援をスタッフが足りません。無償ボランティアなのですが、お手伝いいただける方がありましたら、ご連絡いただけましたら幸いです。 3、通常活動支援も人手不足ですが、それにも加え、本年も、どうぞたくさんの野宿の方と出会ってくだされば幸いです。一人一人が出会っていくことでよいことがきっと生まれます。 4、わたしたちTENOHASIにグループホームをやらせてください。どこにも行き場所がない障がいを抱えた方の生きる場所を作らせてください。部屋を貸してくださる場所の情報をください。資金援助もお願いいたします 5、できたら、有給スタッフを雇える団体になりたいです。私たちがもっとちゃんと責任を背負えるために、有給スタッフを雇える程の資金援助をしてくださる方がありましたらどうかお願いいたします。 お願いばかりで申し訳ありません。 今年も、スタッフ一同精一杯がんばっていきたいと思います。 応援、よろしくお願いいたします! ありがとうございます みなさまにとりまして、本年もよい年でありますよう TENOHASI代表 森川すいめい PS;厚労省の方も越冬期間何度も視察に訪れてくださっています。各地を視察に行かれているようです。何とかしたいと仰っておりました。行政も民間もこれからは協力しながら、誰が正しいかというのではなく、何が正しいことなのか、何が事実なのかを真剣に探していきながら、少しでもよい形を作り続けることができればいいなと思います ■
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by tenohasi
| 2011-01-01 01:31
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