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2月1日22時からのNHK『クローズアップ現代+』で、高齢者の住宅立ち退き問題の特集が放映

元「自立生活サポートセンターもやい」理事長で、今は連携団体「つくろい東京ファンド」代表の稲庭さんが明日のNHKで高齢者立ち退き問題を語るそうです。ぜひご覧下さい。
ちなみに今発売中のアエラにも出ているとか。
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 平山洋介先生と私がスタジオゲストで生出演をする予定です。
 ぜひご覧ください。
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稲葉 剛 INABA Tsuyoshi  
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by tenohasi | 2018-01-31 17:23 | お知らせ

連携団体 訪問看護ステーションKAZOCが毎日新聞に

TENOHASIと共に池袋を拠点に元ホームレスの人たちを支援している
訪問看護ステーションKAZOCの活動が昨日の毎日新聞に掲載されました。
ネットニュースでは写真付き(渡辺さんと田屋さん)で紹介されています。
以下、毎日新聞より・・・・・・・・・・・・・
<Stand・by・you!そばにいるよ>
相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

尊厳回復を重視 訪問看護ステーション代表・渡辺乾さん

東京都内の4カ所に拠点を持つ訪問看護ステーション「KAZOC(かぞっく)」。精神障害があっても地域で暮らす「新しい家族の形になれるように」という思いを、名前に込めた。
都内の精神科病院に作業療法士として勤めていた時に東日本大震災が起き、被災地をたびたび訪れた。原発事故で精神科病棟が閉鎖された地域には、病院がなくても患者が地域で暮らせるよう尽力する人たちがいた。
日本の精神科医療は長期入院の傾向が強いと指摘され、自身も疑問を感じていた。「自分がやるべきことは一体何か」。2013年、29歳でKAZOCを設立した。
訪問看護で大切にしているのは「自分の人生の主人公になること」。人生で失ったものや機会を奪われたことと精神障害は関係があると捉え、尊厳や権利の回復を重視する。そのため訪問先では服薬管理や健康状態の確認に加え、利用者のニーズを最優先した対応を心掛ける。人間関係の相談や部屋の片付け、行政手続きなど活動は幅広い。
生活困窮者を支えるさまざまな民間団体などと常に連携し、昨年末も路上生活者に暖かい場所で年越しできる環境の提供を手伝った。「拠点を増やしてアウトリーチ(直接支援)の範囲を広げたい」と使命感に駆られている。【谷本仁美】

*相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

https://mainichi.jp/ch170150894i/%EF%BC%B3%EF%BD%94%EF%BD%81%EF%BD%8E%EF%BD%84%E3%83%BB%EF%BD%82%EF%BD%99%E3%83%BB%EF%BD%99%EF%BD%8F%EF%BD%95%EF%BC%81%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%88

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by tenohasi | 2018-01-25 15:01 | 日々の活動

1/13(土)炊き出しボランティア日記

越冬活動も無事終了し、今日は新年最初の通常炊き出しでした。今日のメニューは、野菜スープ(みそ味)のぶっかけご飯です。

初めてのブログ担当ということで、何を書こうか悩んだのですが、炊き出しでは主に釜場(野菜スープの煮込みや炊飯など)を担当しているので、今回は炊飯のお話を。

TENOHASIの1回の炊き出しで必要なご飯の量は、56リットルから64リットル。
(合に換算すると、311合から356合・・・凄い量ですね。)
一つの釜で8リットルのご飯が炊けますので、7釜から8釜のご飯を炊くこととなります。

米研ぎが終わったら、しばらく水に浸し炊飯器にセット。
(一釜8リットルの米を研ぐのは結構な力仕事です。)
“何事もなければ”約20分でご飯が炊きあがります。

何事もなければ・・・
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使用しているガス炊飯器はご飯が炊きあがると自動的に火が止まるようになっているのですが、機嫌が悪いと稀にお粥や香ばしいおこげが出来上がることも。なので、いつも「何事もなく無事美味しいご飯が炊きあがりますように」と祈りながら作業をしています。

炊飯器の火が止まりドキドキしながら釜のフタを開けると、ふわっと炊きたての良い香りが広がり、湯気の中からふっくら炊きあがったご飯が目に入ってきます。
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これで美味しいご飯を届けることができる・・・ほっとする瞬間です。

今日は無事、56リットルの美味しいご飯が炊きあがり、温かい食事を届けることができました。温かい食事を届けることにより路上で苦しんでいる方々と心が繋がり、その繋がりを通じてより多くの方が路上から脱出できるように。そんな想いを込めて、今後もご飯を炊いていければと思います。(ぐんじ)

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by tenohasi | 2018-01-20 10:07

世界の医療団の報告会

連携団体でハウジングファースト東京プロジェクトのコーディネートをしている世界の医療団の報告会。
ハウジングファースト東京プロジェクトからは西岡医師が登場です。
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報告会では、医療ボランティアやプロジェクトコーディネーターが、2017年の活動を振り返り活動報告をするとともに感じたこと、現地の今後などについて、お話しいたします。
活動の現場からの声をお届けします。ぜひご参加ください。 
皆さまのご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
◆2017年活動実施状況についてのご報告
‐ロヒンギャ緊急医療支援
‐福島そうそうプロジェクト
‐スマイル作戦
‐ハウジングファースト東京プロジェクト
‐ラオス小児医療強化プロジェクト
(順不同)
◆質疑応答
【詳細】
日時:
2018年1月23日(火)18時30分~20時30分(18時15分開場)
場所:
BNPパリバ証券株式会社 セミナーホール(JR東京駅より直結)
東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー42F
(17Fにて受付ください。)
*世界の医療団の活動をご支援いただいているBNPパリバ証券株式会社様のご厚意により、本年度も会場をご提供いただけることになりました。
参加費:無料
お申込はこちらから:


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by tenohasi | 2018-01-11 23:25 | お知らせ

【2018冬東京ストリートカウント ご協力のお願い】

行政による調査では把握できない深夜のホームレス人口を市民によって調査し、また多くの市民とともにホームレス問題や自分たちが住む街について考える「東京ストリートカウント」がこの冬も行われます。
ぜひご参加下さい。
TENOHASI事務局長 清野賢司
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【2018冬東京ストリートカウント ご協力のお願い】
ホームレス支援に関わる団体のみなさま・ホームレス問題に関心を持つ市民のみなさま
こんにちは、ARCH共同代表の北畠拓也です。
ARCHは2020オリパラに向け、東京がホームレス問題に本気で向き合い包摂する優しい都市となることを目指し、東京工業大の研究者や学生を中心に研究・アドボカシー(政策提言)を行っています。
この度は2018年1月より実施するホームレス人口調査「東京ストリートカウント」へのご参加をお願いしたくご連絡差し上げました。
行政による調査では把握できない深夜のホームレス人口を市民によって調査し、また多くの市民とともにホームレス問題や自分たちが住む街について考える機会として、みなさまのご参加をお待ちしております。
以下、詳細を着して有りますので、ご参加くださる方はフォームよりご登録ください。
◆2018冬東京ストリートカウント
1月20日(土)深夜(21日未明):新宿区、渋谷区、千代田区、中央区 100名程度募集
2月16日(金)深夜(17日未明):豊島区、文京区、台東区、墨田区、江戸川区 100名程度募集
3月9日(金)昼〜深夜(2部制):多摩川沿い、大田区、ほか 50名程度募集
・参加エントリーはこちら:
・特設サイト(こちらからもエントリーいただけます):
また、この取り組みを更に多くの方に知ってもらい、広げるために、ぜひ周囲のご友人・お知り合いの方に告知をお願いいたします。

◆2018夏ストリートカウント
今冬に続いて2018年夏には、8月3日~5日に東京都内・周辺都市にて1000人規模のストリートカウントの実施を目指します。多くの市民がストリートカウントに参加する優しい風景が、そして街を見守る市民のネットワークが東京に広がり、市民発のレガシーとなることを目指していきますので、こちらもどうぞ手帳にメモをお願いします!
※ARCHとは?
ARCH(Advocacy and Research Centre for Homelessness)は東京オリンピック・パラリンピックに向け、2015年10月に設立した市民団体です。ホームレス問題についてのアドボカシー(政策提言)と研究を行うチームで、研究者や学生、支援団体の現場ワーカー、法律家などのプロボノワーカーがメンバーとなっています。
私たちは、人が人を大切にし、支え合う営みが、人と場所を結びつけ、柔軟な強さを地域に与える、そんな地域がたくさんある柔軟で強く優しい都市を目指しています。そして2020年の東京が、華やかな大規模イベントの裏で社会的・経済的に弱い立場にある人々を周縁に追いやるのではなく、多様な人々が共に暮らし支え合う営みをレガシーとして後の社会に遺せるよう、働きかけていきます。
※ストリートカウントとは?
東京ストリートカウントは、2016年1月にARCHが東京で初めて実施した市民参加型の深夜路上ホームレス人口調査です。これまで市民ボランティア399名にご参加いただき、計10晩4期に渡って都内11区を調査しました。深夜調査の結果として、東京都が昼間に行う調査の約2.5〜2.8倍の人が野宿状態にあるという実態が明らかになりました。こうした一連の結果は既存の政策の根本を問い直すものであり、行政や議会への政策提言・メディアでの報道へとつながっています。また、このように市民参加で調査を実施することは、自分たちの住む街に存在するホームレス問題に気付き直す契機になると考えています。ARCHでは東京ストリートカウント参加者限定の報告会やオフ-ストリートカフェ等、多様な市民がホームレス問題について考え対話する場も設けています。
ARCH事務局
(Advocacy and Research Centre for Homelessness)
Email: arch.cd.office@gmail.com



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by tenohasi | 2018-01-11 23:24 | お知らせ

まいにち子ども食堂に応援をお願いします

TENOHASIで古くから活動している六郷さんが新たにつくろうとしている「まいにち子ども食堂」。
クラウドファンディングの目標額100万円に対して、現時点で80万円余りがよせられました。
募集期限は1月いっぱい。100万円に達しないと受け取れない仕組みです。
TENOHASIへの寄付も大募集中ですが、こちらにも、ぜひ。
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みなさま初めまして。NPO法人ワンダフルキッズの六郷伸司と申します。我が子どもを塾に通わせることができなかったことをきっかけに、6年前に無料学習塾を立ち上げ、その後、学習以前に食べることができていない子どもたちのために、子ども食堂を運営していきました。
地域のボランティアスタッフの方たちと一緒にこれまで40回 1,000人以上の子どもたちに食事を提供してきました。しかし、現在開催できても月に2回。もっとご飯を提供しなくてはいけない子どもたちはたくさんいます。そこで、まいにち子ども食堂と題して、2018年2月中旬に東京の板橋区高島平に子ども食堂を開設することを決めました。
食べることすらできない子どもたちがたくさんいました。
私には4人の子どもたちがいます。4人とも成人になり、それぞれの道を歩んでいますが、子どもたちが学生の頃、私は個人事業主として生計を立てていました。なかなか売り上げも伸びず、妻も仕事をしていたのですが、家計は火の車でした。
そんな時、3番目の息子が高校受験を控え、友達と同じように塾へ行きたいと言ってきました。しかし塾代は安くなく、通わせてあげることができませんでした。
そこで、荒川区に無料学習塾があるという事を聞き、そこに通わせていただきました。しかし翌年もう一人受験をする4番目がいたので、他にもいろいろ調べましたが、結局住んでいる地域の板橋区には無料学習塾はありませんでした。
そこで考えました。
自分のように困っている家庭は絶対いるはずだ。
無いのなら自分で作ってみよう。
それから仕事をしながら無料塾を作るための準備を始めました。人脈が厚い友人に一緒に行なってくれる仲間を集めてもらい、2011年5月に板橋の無料学習支援塾「ワンダフルキッズ」を立ち上げました。
子どもは社会の宝物。
一人ひとりの尊厳を大切にしてきました。
2011年から5年間これまで230人の子どもたちの学習支援をしてきました。そして私たちが大切にしてきたのは、単なる学習支援だけを行なうのではなく、子ども達にとって”居場所”になること。寝たい時は寝ていい、遊びたい時が遊べばいい。
子どもはこれからの未来を背負っていく社会の宝物です。
そんな居場所としても機能できるように活動してきたのですが、改めて見えてきた問題がありました。それは学習以前に、食べられない子どもたちが多くいるということです。
さらに経済的貧困だけではなく、社会的貧困も多く存在していたのです。つまりワンダフルキッズへ来る子どもたちは、引きこもりが多く、社会と繋がれていなかったのです。ひとり親家庭で満足に食べられない子も…。
そんな子どもたちに居場所と食事を与えたい。
そこで私たちは2016年から月2回の子ども食堂を始めました。
スタッフの皆さんが愛情込めて作る食事は本当に美味しいです。
もっと美味しく楽しく元気になってもらいたい!
そんな思いを形にします。
現在板橋区前野町をメインに月に2回、地域のボランティアスタッフの方々と子ども食堂を開いています。スタッフの方々は元教員の方もいらっしゃり、子どもたちの気持ちもよく理解してくれています。これまで活動を続けてこれたのもそんな心あるスタッフの皆さんのおかげです。
そして何より嬉しいこと、それは子どもたちや親御さんたちの間で仲良くなったりする姿を見れたことです。中には「新しい兄弟ができたみたいで嬉しい。また来たい!」元気にそういってくれる子どももいました。
しかし、月にたった2回の開催。
本来食べることは1日3食必要なのに本当に月2回だけで問題改善になっているのか。
私はワンダフルキッズの活動を見直しました。
そして今回、知的障がい者グループホームのユーオン高島平さんとご協力し、まいにち子ども食堂を運営するプロジェクトの計画を始めることになったのです。
子ども若者たちが来たい時、
おなかがすいたときにいつでもふらっと来れる場所を作りたい。
【まいにち子ども食堂】
月曜:[朝] 7:00-8:00 [昼] 12:00-13:00  
火曜:[朝] 7:00-8:00 [昼] 12:00-13:00 [夕] 18:00-20:00
水曜:[朝] 7:00-8:00 [昼] 12:00-13:00
木曜:[朝] 7:00-8:00 [昼] 12:00-13:00 [夕] 18:00-20:00
金曜:[朝] 7:00-8:00 [昼] 12:00-13:00
土曜:[朝] 7:00-8:00 [夕] 18:00-20:00 
日曜:[朝] 7:00-8:00
■居場所支援
月曜:7:00-17:00 
火曜:7:00-20:00
水曜:7:00-17:00
木曜:7:00-20:00
金曜:7:00-17:00
土曜:休み 
日曜:13:30-16:00(いたばし総合ボランティアセンター)
■住所:東京都板橋区高島平7-47-10
子ども若者に自分らしく、そして安心できる場所を。
子ども若者たちに、自分らしい生き方をしてもらい自信を持ってもらいたいです。先ほども述べましたが、子どもたちは社会の宝です。その子たちが自信を持てたのなら、社会が変わると言っても過言ではありません。
そしてそれは難しいことではないんです。
おなか一杯にご飯を食べてもらい笑顔でいてもらう。たったそれだけでいいと思うんです。その体験が子どもたちに希望を与え、人生と豊かにすると思うんです。
そしてそんな子どもたちの笑顔を見た大人たちも笑顔になる。そんな笑顔の連鎖を望んでいます。子どもたちが大人になった時、あの時の居場所、あの時のご飯が支えになってほしい。そう心から願っています。
そのためにはみなさまのお力が必要です。どうか皆様のご支援をお願いいたします。

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by tenohasi | 2018-01-08 11:55

越冬活動2日目1/2(火)炊き出しボランティア日記<鮭の粕汁>

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年越し越冬活動4日目の最終日、今日の炊き出しは『鮭の粕汁』です。

調理の場には20名ほどのボランティアの方々が集まりました。お話しさせて頂いた中には、練馬区職員労働組合の方々や学生さん、大阪のあいりん地区の炊き出しに従事している方などが参加されており、多くの方々に支えられている活動なのだとあらためて実感しました。

作業のほうは、洗い場、野菜などを切る場、煮炊きの釜場などに分かれてそれぞれ進んでいきました。最終工程の釜場では、身を切った大きな鮭の頭も圧力鍋で柔らかく煮て鍋の中へ入れ、お味噌をベースにトロトロにした酒粕を加えて調整をしていったとのことでした。

公園では立教大学の学生の方々が甘酒を配っておられました。毎年の恒例になっているそうです。
お正月の雰囲気と共に身体もほっこり温まりますね。今日は153名の方が並ばれ、全部で390食が配られました。そして、調理や配食その他合わせて、ボランティアの方々は57名でした。

30日の親子丼、31日の年越しそば、元旦のお雑煮、そして今日の鮭の粕汁路上で生活される方が少なくなる事を望みつつも、必要な方の手には、なるべく多くの方々に温かな食事が届くことを願い最終日が終わりました
満月がほんとうに大きかったですね🌕 (かよ)

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by tenohasi | 2018-01-06 09:06

越冬活動3日目1/1(月)炊き出しボランティア日記<雑煮>

越年越冬も3日目、そして2018年最初の炊き出しです。「あけましておめでとうございます」と挨拶を交わし、調理がスタートしました。この日のメニューはお雑煮風野菜スープ。お餅が入りました! 包丁班は小松菜、ネギ、肉とサクサク切っていきます。いただいた大きな鮭だけは誰も手をつけたがらないので、仕方なく事務局長がさばいていました。ほかの人の手際の良さにみとれながら、ピーラーであくせくサトイモの皮をむいていた私……。今年はもっと料理の腕を上げたいものです。

 釜場では「釜じい」ことUさんと、ベテランのGさんを中心に男性陣がてきぱき動いていました。

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 私は一足早く公園に向かい、はり灸テントの組み立てを手伝いました。炊き出しと同じ公園の中で行っているはり灸治療。越年炊き出しの4日間も実施していました。普段は10人を超える患者さんも、この期間は多くて6人程度で、ほとんどが常連さんでした。ボランティアで続けているこの治療、最近は受付も鍼灸師も、続けて参加してくれる人が足りていない状況です。治療時間を短縮しようという話も出ており、このままだと近いうちに存続の危機ということにもなりかねません。少しでも関心を持ってくださった方、この情報を広めるだけでもいいのでお力を貸していただけるとありがたいです

募集詳細はhttp://tenohasi.org/volunteer/information/#bosyu15からご確認ください。

 この日は医療・生活相談はお休みでしたが、配食の列には多くの人が並んでいました。毎度のことですが、「もちが入っているので気をつけてくださいね」という声かけも忘れませんでした。いつも本当にあたたかい雰囲気の中で炊き出しが行われていますが、この時期の寒さはとても厳しく、いくら着込んでいても寒いものは寒い。それでも、このスープを口にした一瞬だけでも温まってもらえたらいいな、としみじみ思いました。

 大学進学のために上京したのが2015年の春。炊き出しに参加して過ごす正月も三度目です。「今年は帰省しようかな」と思いつつ、結局は池袋に足が向いてしまうのです。(さかな)


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by tenohasi | 2018-01-04 21:12

越冬活動2日目12/31(日)炊き出しボランティア日記<年越しそば>

※「年越しそばの柚子はこうして手に入りました」という前振り付きの炊き出しボランティア日記です。


 柚子ゆずってくださ〜い!

 

 確か2年前(2015年)の大晦日だったと思う。

 最初の打ち合わせの中で、清野さんが「今夜のメニューは年越しそばなんだけど、薬味は何がいいかな。」と参加者に尋ねた。「ねぎ」「わかめ」「かまぼこ」…色々出て、誰かが「ゆず」と言った。調理作業中に、買い出しから戻った清野さんが「ゆず高かった〜」と、2個づめパックをいくつか示した。値段は忘れたが、いくら年末食材の高値のもとでも、高すぎ。

 私は奥多摩山中の集落に住む。だいたい各家に柚子の木はある(我が家のはまだ小さくて実がならない)ので、つい「うちの近くに柚子の木たくさんあるんで、来年は(ゆずって)もらって来ましょう」なんて言ってしまったものだから…。

                    *

 翌年の暮れ、大晦日直前になって、慌てて二軒隣のKさん宅に出かけた。山麓の我が家からはたくさんの実をつけた木が見下ろせる。「大晦日の"ホームレス"支援の炊き出しに使いたくて、柚子ゆずっていただけませんか?」と。「なに、綿貫さんそんなことまでやってんのかい? いい実はもう採ってあって、あとは鳥に食わせようと思って残してんだよ…」と、使い込まれた高枝切りハサミを持ち、一緒に柚子の木の下に。樹齢50年という。少しだけ若い私が、はしごで木の途中まで登り、良さそうな柚子を切った。

 ご存知の方もおいででしょうが、柚子の木の棘はすごい。下手したら長靴を通して足にも穴が開くほど。体を支える手の置き場にも、背後の枝にも棘が。侮れない。すでに何度も霜が降りていたこともあり、皮がブヨブヨ状態の実がほとんどで、まだ固そうな実を10個ほどいただいて持ち帰り、炊き出し調理の場へ。

                    *

 昨年暮れは、事前に伝えておこうと考えていたのに、年末の慌ただしさでKさん宅に伺えたのは、仕事休日の12月21日。「今年もお願いします。」と頼みこんだ。「なんだ、今年もだったの?ならもう少し早くに言って欲しかったな。冬至(22日)の前で、良いやつはみんなあげちゃったよ。残ってるかなぁ」と。この冬は特段に寒さが厳しく、12月中旬から氷点下5〜8度の朝が続いていたので、すでに何度も霜が降りている。いい実が残っているかは怪しく。それでも大小さまざま20個ほどゲットした。

 やはり氷点下ギリギリまでになる自宅の玄関内に保存していたが、大晦日直前に確認したら、いくつかすでに皮が柔らかくなっていた。急遽、坂下の集落に降りHさんのところでも、いただいてきた。今回持参した柚の実15個ほどは、何度もチェックして選りすぐったもの。

 薬味用の皮が剥がされた実は、いったんポリ袋に入れられ「生ゴミ」扱いにされた。そばで、茹で上がった蕎麦を水で締める作業をしながら、あれ〜もったいないと呟いていた。少したって袋を取りにこられ、果汁を絞って「なます」にかけるというお話。グットアイデア。配食前に味見したが、柚子のすっきりした酸味で美味しかった。

 大晦日の配食メニューは、薬味たくさんトッピングの「年越し(月見)そば」と、アルファ米の炊き込みご飯の上に、この「なます」のせ。瞬く間に、おかわりを求める列ができていた。181人の方々に、「年越し」の香りとして喜んでいただけて何より。

 自宅周辺には、持ち主が亡くなり、実がたわわに実りながら、放置された柚子の木もある。来年こそは、もっと計画的に柚子をゲットしておこう、と決意した次第。(綿貫公平)


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by tenohasi | 2018-01-03 19:34