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4/13(土)炊き出しボランティア日記

 そろそろ桜の時季も過ぎようとしている今日の炊き出し調理メニューは、野菜たっぷりの汁です。

 

 役割分担の箇所は大きく4つあり、主にご飯を炊いたり、汁物をつくったりする釜場の作業と、野菜やお肉などを切る作業、米を(今日は)7釜分研ぐ作業、外で洗い物をする作業に、各々希望して分かれていきます。


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↑1釜8リットルのお米を研ぐのはかなりの力仕事です。

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↑牛乳パックを利用して鶏肉を切っていきます。


 今回の日誌は、釜場新米の目線から報告します。

 

 釜場を熟知したスタッフ両名が不在の中スタートした11時すぎ。お互いの不安を払拭するように、丁寧にひとつひとつの作業を確認し合いつつ責任も分かち合います。


 たとえば、ガスボンベからガスを出し、大きなコンロに種火を点火する時も、約4升のお米が入った炊飯釜にお水を入れる時も、みんなの眼差しは、ネズミ一匹見逃さないほどの真剣さです。こういう時に、お米の水量が測れるオリジナルの便利グッズがあることに安堵したり。


 給水時間をとった炊飯釜に点火し、15分おきに次の釜に火を入れます。合計3つある大きなコンロを順繰りに7回、7釜焚きあげるのですが、途中、公園で配るコーヒーを作りはじめたり、炊き上がったご飯をコンテナに入れるのを横目にしながら、昼休憩に入る頃には、すっかり釜場の時間配分についていけなくなっていました。体認するにはまだまだ時間がかかりそうです。


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↑今日もふっくら炊き上がりました!!



 そして午後作業、70リットルの寸胴に、少量の水を最初に入れるのみで、あとは野菜からの水分で次第になみなみとなる野菜スープは、見るたびになんだか圧巻で、いろいろな野菜が大量に入っていることに気付かされます。


 最後はいよいよ味付けです。

 前回、配食にも参加された釜場スタッフが、公園でご飯にかけた状態では、やや薄く感じたとのことで、釜場ではやや濃く感じるくらいがよいのだという話は、なるほどと感じ入りました。


 さらに、今日は使いかけの調味料から先に使用するとのことで、目の前で慣れたようすで調味料を入れるようすを、頭の中で自分が調味している姿に置きかえ妄想しつつ、次第に遠い目になりながら眺めていました。


 遠い目になったままでしたが、しっかりと味見をさせてもらい、お互いに味の感想を言い合っていると、こういうちょっとした意見交換の積み重ねも含め、公園で食される方々を思いながら調理をするテノハシの味へと、日々更新されていくのだろうなと、なんとなくそう感じられました。


 今日は、ボランティア20名ほどの参加者の中に、中学生の方々もおり、積極的に作業に参加されている姿、写真を撮るようすなどとても印象的でした。


かよ


by tenohasi | 2019-04-25 18:23

3/23(土)炊き出しボランティア日記

 「TENOHASI」 以前から名前は知っていたものの、ホームレスという言葉になんだか憂鬱さを感じて尻込みしていましたが、今年に入ってから友人に誘われて参加するようになり、今回で3回目となりました。

 

 前回まで、11時からの調理(洗いもの班)、東池袋中央公園での17時からの配食(ゴミ箱班)そして配食後調理場に戻っての洗い物、と参加させていただきましたが、今回経験したかったことは、50キロにも及ぶ炊飯と、大寸胴3つ(180リットル)もの野菜を煮炊きする事。私は3.11以後災害ボランティアも始めましたが、東北で炊き出しをしようとネットで一升炊きの炊飯器を買ったのはいいものの水加減が分からず、お米をダメにしていまった苦い思い出があります。そんな訳で前回から大量にご飯を炊き上げる技が気になってしょうが無かったのです。というわけで、当日はちょっと遅刻をしてしまい既にボランティアさんの役割分担が決まっていましたが、無理を言って炊飯組に入れてもらいました。


 今回の炊き出しメニューも、ご飯にたっぷりの野菜汁をかけるいつもの「ぶっかけ飯」。18リットルの炊飯と大量の野菜を煮込みつつ、ボランティアのまかないまでを仕切るのはこの道10年となるベテランのUさん。興味津々の私にUさんは、ガスの元栓の開け方から火の付け方、炊飯の水加減、炊飯時間等を丁寧に教えてくれながらも手際よく作業していきます。今回の炊飯もお米は8リットルを7釜。ググってみると1ℓ0.55升。ということは…18ℓ4.4升。7釜で30升。1合が150g2人前として一升20人前×30600人前。(計算あってます?)うーん。すごい量。。Uさんは正確な時間を図るために3つの炊飯釜に15分おきに火を入れていきます。そして待つ事20分。Uさんから「ほれ。」と渡された第1号の炊きたてのご飯をつまんでみるとしゃきっとツヤツヤな炊き上がり。しかも鍋の底にはお焦げ一つありません。うーん。すごい。流石です。

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↑1釜20分ほどで炊き上がります。


 一方釜場の隣の部屋では初参加の方からベテランの方まで15人ほどでこれまたとんでもない量のキャベツ、白菜、人参、玉ねぎ等の野菜を刻んでおり、それらが衣装ケースに入れられて次々と運ばれてきます。大量の野菜は、80ℓは入りそうな大きな寸胴で煮こみますが、お湯を入れて沸かすのは1つにつき30ℓだけ。そこに寸胴の上まで野菜を入れますが、まだまだ横には衣装ケースに野菜の山。

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↑今日の野菜は、人参・大根・玉ねぎ・キャベツ・白菜・シイタケ・エノキなど

 思わず「これ全部入るんですか?」と聞くと、Uさんは「大丈夫」と一言。ほんまかいなと思っていると次第に野菜が自分の水分でぐつぐつ言い出し、嘘のように鍋に吸い込まれていきます。これにはまたぴっくり。びっくりしっぱなしでウロウロしているだけの私でしたが、いつのまにかUさんは、今日のまかないメニューのうどんも作りあげていましたまかないはボランティアの方は2階でいただきますが、2階でみんなが食べている間もUさんは1階で鍋を見張りながら。私も見習いとして今回は釜場でいただきました。


 そうこうしているうちに、8リットルのお釜7つ分のご飯と3つの寸胴の野菜汁が出来上がりました。最後に味噌と醤油での味付け。若い女性スタッフらみんなで味見をしご飯と野菜汁は完成です。炊きあがったご飯と野菜汁は合計7個の大きなクーラーBOXに入れられ、トラックに載せられます。トラックの荷台の奥には、寄付された衣類がダンボールに詰められ山積みになっており、ベテランのAさんが荷物を降ろす順番を考えながら荷物の整理をしていました。

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↑公園では火が使えないので、保温して運びます。

 実は、今回から新たに決意したのが、このトラックのドライバーをすること。10年運転をされてきたOさんがお仕事の都合でなかなか来れなくなると聞き、それならばと志願させていただきました。今回は同じように運転を志願されて初参加のTさん、ベテランであるAさんと3人で向かう事になりました。Uさんや、調理を終えて帰宅される方、電車で公園に移動される方に挨拶をし、トラックの出発です。行きの運転はTさん。後ろに積まれたクーラーBOXが揺れないよう慎重に運転しています。道が分からないのでgooglemap君に頼りながら行こうとすると、Tさんは、この辺の地理に明るいとのこと。良かった頼もしい。


 ほどなく東池袋中央公園に到着。トラックが到着すると公園では待ち構えていたボランティアの皆さんがすぐに荷物をおろし、まずホームレスのおじさん達にコーヒーの提供をします。そして他の団体も含めて、スタッフは、歌を一緒に歌うチーム、鍼灸のテントチーム、そして生活相談、医療相談のテント、配食前に洋服を配るチーム、初参加の方にTENOHASIの活動を説明しながらの公園ツアーをするベテランスタッフ等、それぞれが動きだし、公園が次第に活気づいていくのが分かります。横ではすでに50人ほどのおじさん達が列を作って待っています。暖かくなってきたせいか、前回より多い。ボランティアさんの数も高校生や大学生など40人はいるでしょうか。たくさんの若いボランティアが参加しているのは頼もしく思えると同時に、列に並んでいるおじさん達を見ると私と同じ位や、私より若いような方も。1人のサラリーマンとして思わず明日は我が身と感じてしまいちょっとブルーになります。

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↑炊き出しの隣では、生活相談や医療相談なども行っています!!

 あたりが暗くなりガソリン発電機が灯りを灯す中、午後6時からは、いよいよ配食です。このころになるとおじさん達の列は200人はいるでしょうか。サンシャインのビルの光の下、東京でこのような列が出来ることは、ちょっと衝撃的な光景です。ボランティアは容器にご飯をよそう人、おじさん達にご飯を手渡す人、それに野菜汁をかけてあげる人、ゴミ箱を整理する人等に分かれます。おじさん達は順番にご飯の器を受け取り、野菜汁をご飯にかけられ、それを食べながらまた最後尾に並び直します。そして列で食べながらおかわりのために先頭を目指すのです。これには前回同様ちょっと泣きそうになりました。3回目のおかわりの列が終わり、残ったご飯でのふりかけ弁当を配り終えるとみんなで片付け。公園内もゴミを残さないように掃除し最後にボランティアが円陣を組んだところで、清野事務局長からの配食数の発表。今日は200人、475食、生活相談36人とのこと。すごい数です。

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↑本日は並ばれた方は200名。
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↑今日はみそ味の野菜汁でした!!

 配食組はここで解散。我々は残った衣類、クーラーBOX等をトラックに積み込み、調理場に戻ります。私達の他に洗い物のために4人程タクシーで移動。調理場のご厚意によりお湯が提供されます。炊事のお水や場所の提供もそうですが本当に有難いことです。居残り組みんなで7個のクーラーBOXを洗いおわると午後8時を過ぎていました。午前中から夜までフルに参加したのは2回目でしたが、全て通しでやるとやはり疲れます。でもそれなりに達成感はあります。


 TENOHASIは月に2回の炊き出しの他にも、毎週水曜日夜に池袋の夜回りも行なっているそうです。このような活動を10年も。本当に頭がさがります。清野事務局長は「炊き出しが目的ではなく、炊き出しはホームレスの方がそこから抜け出すための支援の入り口に過ぎない」とおっしゃっていました。なかなか事務局長やベテランスタッフの皆さんのようには出来ませんが、私も微力ながらこれからもTENOHASIに関わっていこうと思います。


TO


by tenohasi | 2019-04-10 14:59

NHK Eテレ「ハウジングファースト」の予告が公開されました


4月9日(火)20時オンエアのNHK Eテレ・ハートネットTVの「ハウジングファースト」の予告がネットで公開されました。
TENOHASIの完全個室型シェルターの活動は前半に登場する予定だそうです。
皆さんぜひご覧下さい。

by tenohasi | 2019-04-03 15:22

4月2日放送「明らかになる東京”ホームレス”の実態」のテキスト


昨日のハートネットTVはご覧になりましたか?某無料低額宿泊所の中に初めてテレビカメラが入り、豊島区の課長が取材に応じるなど、私たちにもかなり衝撃的な内容でした。ナレーション・発言のほぼすべてがネットで公開されましたので、見逃した方はぜひどうぞ。

by tenohasi | 2019-04-03 15:12 | お知らせ

'No one wants to be homeless' The Japan Times

ジャパンタイムズが日本のホームレス問題を特集する記事を出してくれました。TENOHASIのボランティアスタッフなべさん・亀田さん、つくろい東京ファンドの稲葉さんや私が登場します。英文ですがネット上で和訳するとだいたいの内容は読み取れますのでご利用ください。




*記事は3月2日に公開されたものですが今まで報告を忘れていましたm(._.)m。


by tenohasi | 2019-04-01 12:55 | お知らせ

TENOHASIの活動紹介がネットに2本公開されました!

TENOHASIの活動が、ハウスコム(不動産会社)のサイトで紹介されました。
とてもいい文にまとめてくださったので、ちょっと長いけれど飽きないと思います。ぜひお読みください。

さらにもう一つ、TENOHASIの活動紹介が、済生会の「ソーシャルインクルージョン」というサイトにアップされました。
こちらはTENOHASIのボランティアスタッフの紹介もあります。合わせて読んで頂けるとTENOHASIの今の活動をよく理解出来ると思いますので、ぜひ。
TENOHASI事務局 



by tenohasi | 2019-04-01 12:33 | お知らせ